Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

日本百名山

2023年初の日本百名山 【武尊山】その1

今年の春からずっと倦怠感が付きまとい、なかなか思うように山に行けなかった。 若い頃なら「来年もあるさ」とのんびり構えていただろう。 だけど、黄金の15年のうちすでに5年目に突入している。 黄金の15年とは多くの人が定年を迎える60歳から74歳までのこ…

天気の良い日に登りたい 【天城山】その2

天城山に登るため、前日に麓の伊東市内でキャンプをした。 最近は登山がメインで、テントで泊まるにしても食事は弁当かアフファ米などの簡単なもの。 一般的に野営を楽しむというのがいわゆる「キャンプ」だというイメージがあるが、登山がメインだとそれは…

天気の良い日に登りたい 【天城山】その1

日本百名山制覇に向けて動き始めたのは今年4月下旬。 今年も残すところあと1ヶ月ちょっとなった。 限られた期間にできるだけ沢山登りたい。 そう思ってこれから登れそうな山を調べた。

九州五山巡り 五山目 【開聞岳】

11月5日、開聞岳に登るため指宿にやって来た。 3年ぶりだ。 前回は大隅半島の根占からフェリーで山川港に入港した。 根占からみる夕日が開聞岳の方に沈む景色は今でも強く心に残る。 山川に着いてからは山川温泉の砂湯に行った。 そこからの開聞岳の存在感も…

九州五山巡り 四山目 【霧島山】

3日目は、えびの市のビジネスホテルに泊まった。 朝食がついていて6時から開始とのことなので、翌朝レストランに立ち寄ってから出発。 実はもっと早く出発しようかと考えていたため、前日に巻き寿司の弁当を買ってきていた。 消費期限があるため、これを食…

九州五山巡り 三山目 【祖母山】

暗いうちに起きて出発準備。 南阿蘇は6時でもまだ暗く、6時を回ると少しずつ周りが見えてくる。 そんな時間に高千穂の北谷に向かって車で走り出す。 白んできた空に浮かぶ阿蘇は美しく神々しい。 荒々しい火山ほど遠くから眺めると美しく見えるものだ。 通り…

九州五山巡り 二山目 【阿蘇山】

11月3日(木)、九重山を下山し11時5分前に牧ノ戸峠まで戻ってくる。 ここにある売店で5種類の具の入った山賊おにぎりと肉まんを買い、ベンチで昼食。 隣にダナーライトを履いている人がいたので声をかけようと思ったが、ぼくのよりボロボロな感じだったの…

九州五山巡り 一山目 【九重山】

11月3日は文化の日。 この日は晴れの特異日と言われ、九州での晴れの確率は高い。 そこでこの祝日と土日をつないで連休となるように休暇の希望を出したところ、うまく休みを取ることができた。 そうしたらその前日の2日も休みのシフトとなり、これで5連休が…

秋の午後を満喫する 【大菩薩嶺】

甲武信岳から降りてきたら、まだ10時半なのに腹ペコ。 幸い食堂が開いていたのでここで早い昼食。 元気が出たところで大菩薩嶺に向かう準備をする。 しかし、かなり疲れていたので次に向かうかどうかちょっと躊躇う。 それでも再び登りに来ることを考えると…

標高差1400メートルを登り下り 【甲武信岳】その2

槍ヶ岳のときの槍沢も長かったが、こちらも長い登りだ。 急坂になったりなだらかな登りになったり緩急をつけながら道が続く。 そして広葉樹主体の森から針葉樹主体の森に変わり、さまざまな姿を見せてくれる。 この奥深い秩父の森の中、甲武信岳はまだその姿…

標高差1400メートルを登り下り 【甲武信岳】その1

晩秋の奥秩父、甲武信岳に登る。 ルートは我が家から行きやすい西沢渓谷から登るルートを行く。 標高差は1400メートル近い。 果たして登れるのか。 さらに続けて大菩薩にも行こうというのだから年寄りにはちょっとハード。 ちょっと不安な気持ちでの出発。 …

姿よし眺めよし、そして歴史と霊験豊かな山 【筑波山】

バスの中から 9月の疲れが残っているため10月はゆっくりと始動。 それで思いついたのが電車で行ける日帰り登山。 週間予報は雨の日が多い中で10月19日は晴れ。 そしてこの日の仕事は休み。 筑波山。 調べてみると十分日帰り登山ができることがわかる。 日本…

那須野からの優美な姿と荒々しさ 【那須岳】その2

2022年9月26日、南会津と北関東登山の最終日である。 帽子はかぶっていたがキャップだったので耳の後ろが焼けた。 ここが焼けるとバイクのヘルメットの脱着時に擦れて痛い。 しかしそれだけ良いお天気だった。 かなり疲れていたが、無理せずゆっくり…

那須野からの優美な姿と荒々しさ 【那須岳】その1

那須ロープウェイのゴンドラの中から 燧ヶ岳から下山し、尾瀬御池から那須のゲストハウスへ向かう。 今晩は夕食もお願いしている。 夕食は6時からなので遅れるわけにはいかない。 途中、休憩なしでスーパーカブを走らせる。 いや、一度ガソリンスタンドに立…

水のあふれる山【燧ヶ岳】

檜枝岐のキャンプ場2日目の朝は冷え込んだ。 今日は晴れの予報。 ここから尾瀬御池までいき、燧ヶ岳に登る予定である。 下山後は那須まで130キロを移動する。 スーパーカブのガソリンはどこまで持つだろうか。

こぬか雨降る 【会津駒ヶ岳】その2

こぬか雨降る会津駒ヶ岳を登ると、たっぷりの水を含ませた湿原が現れた。 ほどよい靄があたりを幻想的にしてくれる。 ただ、足元は荒れていて下を見ていないと危険である。 ところどころに高山植物の花が咲いていた。

こぬか雨降る 【会津駒ヶ岳】その1

2022年9月23日秋分の日。 先週の八甲田山、岩木山の強行軍の疲れがまだ出てこないうちに続けて南会津の山に向かっている。 気持ちだけはそのつもりであったが、やはり日ごろ鍛えていない体には少々タフな日程だった。 しかし、3連休に続いて休みが入って4…

樹林帯と沢登りと岩登り 【岩木山】その2

岩木山登山。 百沢コースの樹林帯から大沢の沢登りと登ってきていよいよ山頂は目前だ。 昨夜は台風14号が九州に上陸し、「大型で猛烈な勢力」とテレビでは関連ニュースばかりだった。 弘前では快晴とはいかなかったが曇り空の中登山を開始。 午後になって山…

樹林帯と沢登りと岩登り 【岩木山】その1

八甲田山に登った後、おいらせ町の友人宅に泊めてもらう。 近くの居酒屋で大いに飲み食べた。そして大いに語り合った。 友人宅に帰ってから飲み直し、さらにしゃべった。 おかげで翌朝は声が掠れていた。 楽しい時間は過ぎ、今度は次の目標の岩木山を目指す。

再会した旧友と一緒に登山する 【八甲田山】その2

残念ながら友人と一緒に八甲田山登頂は果たせなかった。 しかしながら、前回歩けなかったところを歩くことができた。 そしてなによりも、友人と再会したくさん話ができた。 僕はふるさとというものを持たない。 生まれ故郷を愛する彼との再会はちょっぴり羨…

再会した旧友と一緒に登山する 【八甲田山】その1

自転車日本一周で青森の昔の友人と再会した。 日本一周を達成した報告をして、「次は日本百名山の制覇を目指そうかと思う」と話したとき、八甲田山にも登るのかと聞かれた。 実は一度登っているのだが、もちろん登ると答えた。 すると「ぜひ一緒に登りたい」…

登るにつれて山の頂が少しずつ顔を覗かせる 【仙丈ヶ岳】その2

前回は小仙丈ヶ岳の登頂を果たしたところまでだった。 いよいよ仙丈ヶ岳に登る。 天気は最高。そして見晴らしの良い天空の尾根道を歩いていく。 左手には北岳、右手には甲斐駒ヶ岳が聳え立つ。 なんとも贅沢な景色の中を進んでいく。

登るにつれて山の頂が少しずつ顔を覗かせる 【仙丈ヶ岳】その1

8月28日、甲斐駒ヶ岳に登ってベースキャンプとなる長衛小屋のテント場に戻ってきた。 朝方の雨も止み、天気は快方に向かっている。 1日歩いて体も馴染んできている。 さて、明日は仙丈ヶ岳に挑戦だ。

変化に富む登山道を行く 【甲斐駒ヶ岳】その2

前回は長衛小屋に到着し、翌日に駒津峰まで登ったところまでを書いた。 沢沿いの道から岩をぶちまけたような場所の裾野を通って仙水峠、そしてそこからの樹林帯の急登。 こうした変化に富んだ登山道を進んでいった。 あいにくの天気で眺めは良くなかったが、…

変化に富む登山道を行く 【甲斐駒ヶ岳】その1

2022年8月最後の週末から3泊4日で南アルプスに登ってきた。 現在、山梨県側からのコースは南アルプススーパー林道が通行止めになっている。 そのため、長野県の伊那市から南アルプスに分け入ることになった。 だいぶ通い慣れてきた国道20号をスーパー…

長い長い尾根道と稜線を行く 蝶ヶ岳から常念岳往復 その2

前回は上高地に着いて、徳沢から蝶ヶ岳に登った1日目を書いた。 今回は2日目と3日目、蝶ヶ岳から常念岳を往復して下山するまで行程の残りについてを書いていく。 雨には降られたが、いろいろと面白い出会いがあり、思い出に残る山行だった。

長い長い尾根道と稜線を行く 蝶ヶ岳から常念岳往復 その1

7月の槍ヶ岳登山に続いてさわやか信州号で上高地入りする。 1日目は上高地から蝶ヶ岳まで。 2日目は蝶ヶ岳から常念岳を往復し、蝶ヶ岳で2泊目。 最終日は蝶ヶ岳から上高地に下る。 台風が近づく中、中日は雨に降られたが、初日と最終日は多少雨に降られ…

思わず感謝の念が湧き起こる山 【男体山】その2

前回は八合目まで登ったところまでだった。 ともかく急な坂を真っ直ぐに登っていく登山道である。 樹林帯からガレ場、再び樹林帯からガレ場と続く。 急ながれ場ではストックは邪魔になる。 ストックを出したりしまったりとけっこう面倒臭い。 体がキツいので…

思わず感謝の念が湧き起こる山 【男体山】その1

奥白根山登山の後、ゲリラ豪雨の中を日光中禅寺湖に移動した。 菖蒲ヶ浜のキャンプ場では週末のキャンプを楽しむ人たちがタープの下で思い思いに過ごしている。 湯川の河口は茶色く濁っていたが、その霞んだ向こうに男体山が静かに横たわっていた。 明日はあ…

ピークはどこ? 【奥白根山】その2

前回は奥白根山に登頂したところまでだった。 実は山に登っているとその山の姿がわからないことが多い。 しかし、奥白根山は弥陀ヶ池まで登るとその山容を眺めることができる。 そこから見える姿はまるい穏やかな山である。 ところが、角度を変えて前白根山…