3月下旬から忙しさも相まって調子が悪い。
もう2度も風邪をひいてしまった。
そんなことで少し遅くなりましたが嬉しいものが届いたのでその紹介です。
オンリーフード
だいぶ前から欲しかったものがある。
すごく高いという訳ではないけれど、これだけのものがこんなにするの? って思わなくもない。
それは何かというと、オンリーフードというウインドブレーカーのフードだけというもの。
この山と道のオンリーフード、ユニクロのウインドブレーカーよりも高い。
そう思うとすぐに買う気にはなれなかった。
それよりもなによりも、フードというものは雨の日に着るレインウェアでかぶること以外にはあまり着けたことがない。
たしかに寒い時に被ると暖かい。けれどそれ以外では蒸れて暑く感じることの方が多い気がする。
それに着け心地を悪くしているのが、首が固定されているので突っ張ることである。
さらに言えば、目の上の部分が下に下がって視界を塞ぐことも気になる。ただこちらはツバのある帽子をかぶることによって対策できる。
だが、帽子をかぶってもツッパリ感はやっぱり拭えない。
そこで、オンリーフード。
登山系ユーチューバーの動画を見ていると、このオンリーフードを絶賛している人が多い。
まずはためしに手持ちの取り外しのできるフード(昔の製品でピステヤッケというもの)を使ってみた。
それは昨年12月の伯耆大山でのことだ。
昨年は雪が早く、12月初旬にも関わらずチェーンスパイクではちょっときついという雪深さだった。
悪天候の中を登頂。下山を始めると天候が回復してきた。6合目のある避難小屋で昼食を食べ、その後下山する際にピステヤッケのフードのみを使ってみた。
このフードはゴアテックスの裏地付き。言わば3層構造というものなので保温性は抜群。単にかぶるものだと風で吹き飛ばされてしまうが、これは前をベルクロで止められるようになっているので安心。
これがなかなかいい。ツッパリ感がない上、首を回した時にちゃんとついてきてくれる。これは単体だからこその技である。
これで、フード単体で使うとすこぶる調子がいいことがわかった。
では、このピステヤッケのフードを使えば良いかというと、少し問題がある。
それは生地が厚いので本当に寒い時でないと暑く感じてしまうこと、それに口の前をベルクロ留めしているので暑い時の対応ができないことである。
ベルクロを外してしまうと頭に乗せているだけになるので風が吹くと飛んでいってしまう。
そうなるとやっぱり薄手のオンリーフードが欲しい。
ところが調べるとこれが品切れ中。入荷未定となっていた。
入荷したらメールをもらえるように登録して待つことにした。
メールが来た
そうしたら思ったよりも早く4月上旬に通知が来た。
連絡のあったウェブサイトを見ると、欲しかった色はすでに売り切れ。
まあ、色なんてなんでもいいや。
それでもいくつか選択肢はあった。
先のピステヤッケが赤だったので、Brick Red という色を選んだ。
パイピングはブルーだ。
数日後、商品が届く。
ちゃんとした箱に入っていた。
開けてみると赤茶色といった感じ。
早速かぶってみると、きつくもなくブカブカでもなくちょうど良く頭にフィットする。
横を向いてもずれたりしない。
よかった。期待通りだ。
実は2月に熊野古道へいく時、柳行李にしまってあったサウナスーツみたいなやつをもう着ることはないのでそいつのフードをハサミでちょんぎって自作のオンリーフードを作って持って行った。
生地は薄いのだが張りのある生地なのでどうもしっくりこなかった。ようするに失敗である。
ああ、それに比べるとなんと付け心地が良いのだろう。
はやく山で試したいなあ。
では、このへんで
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