キャンプチェア。
ソロキャンスタイルに合うチェアのご紹介。
これからローチェアを買おうと思っている方の参考になったら幸いです。
ソロキャンスタイルに合うチェア
現在のぼくのキャンプスタイルは、タープの下に2人用テントを張ってタープの端で焚き火をするというもの。
ソロキャンである。
移動手段はスーパーカブ。
だから、荷物はなるべくコンパクトかつ快適に過ごせるというコンセプトでチョイスする。
タープとテント以外の小物でどうしても持って行きたいのは、焚き火台、オイルランタンとLEDライト、ミニテーブル、そして椅子だ。
この椅子の上でほとんどの時間を過ごす。だから、椅子はとても重要だ。
焚き火をするソロキャンスタイルで求められるのは、焚き火が苦にならない姿勢。ちょうど良い高さ。そして倒れにくいこと。
こうした前屈みの姿勢は料理を作る時も共通になる。
食事をするときは、姿勢をまっすぐにする。
そして、くつろぐ時には背もたれに体を預けてすこし上を向く姿勢になる。
こうしたそれぞれのパターンに合った椅子が欲しいと誰もが願うと思う。
これは、あくまでもぼくの主観であるが、ほぼ満点と思われる椅子がある。
これから紹介する椅子がそれである。
ただし、これまで普通の高さの椅子にはいろいろと座ってきたが、ローチェアについては今回たまたま買ってみたものが合格点以上だったということで、他にも優れものがあるかもしれないということをお断りしておく。
LUHANA TAOREN
以下、Amazonのページを元にした紹介です。
まず、LUHANAというブランドについて、
【LUHANA (ルハナ) 】は2021年に誕生。
ブランド名はハワイ語からの造語ということ。
くつろぎの時間「Luana (ルアナ) 」✖️ 家族、仲間「Ohana (オハナ) 」= LUHANA
【商品仕様】
○色:サンドベージュ
○サイズ:56D x 56W x 60H cm
○収納サイズ:10×10×43cm
○重量:975g(チェア本体) 950g(収納バッグ含む)
○耐荷重:120kg
○材質:A7075アルミ合金(フレーム)、リップストップ加工オックスフォード生地(座面側面生地)、ポリエステルメッシュ生地(座面背面)
○座面高さ:30cm
○セット内容:フレーム、座面シート、収納袋、日本語取扱説明書
○60日間のメーカー保証
【倒れないから’’TAOREN(タオレン)’’】ということで、他の同タイプの組み立て椅子とは異なったフレーム構造が特徴。
謳い文句では、「圧倒的な安定感。前後左右に倒れにくい設計。前屈みになって作業するバトニングや食事の時にその安定感が発揮されます。」とのことだが、確かに左右はかなり体を傾けても倒れない。
ただし、前には左右よりも倒れやすい。
【低すぎず高すぎないローチェア】となっているが、これは身長や好みが影響するので一概には言えない。しかし、身長171センチのぼくにはこの表現がぴったり当てはまる。
とくに、立ち上がる時が低すぎないので楽である。つまり、お年寄りに優しい。
使ってみての感想
まず、簡単には倒れないという安心感がある。背が低いせいで、座っていない時に多少の風くらいでは倒れないのもありがたい。
普通の高さの軽い椅子は、すぐに風で飛ばされてしまってそれが弱点だった。
前屈みでは倒れてくることもあるが、脚をついているのでそのまま前に突っ込んでしまうようなことはない。
それよりも、左右に倒れるのはちょっと怖い。その点、この椅子は左右に強い。椅子に座ったまま離れたものを取る時にたいへんありがたい。
座面の高さ(低さ)が座ったり立ち上がったりするのにぎりぎりのところを攻めている。
これより低いと座る時も立ち上がる時も足に力を入れなければならなくなる。
これ以上座面が高いと、背の低い焚き火台では使い勝手が悪くなってしまう。
そして、多くの背の高い焚き火台はコンパクトさに欠ける。
なにより一番気に入っているのは、これは寛ぎチェアであるということ。脚を伸ばしてふんぞり返って座る時が一番座り心地が良い。
収納サイズがコンパクトでバイクにも詰みやすい。
以上が、使ってみての感想である。
なお、普段は家の中で使っている。
まとめ
今回ご紹介した椅子についてまとめてみよう。
(お勧めする理由)
- 倒れにくいので、座る時や座っている時に安心感がある。
- 座ったり立ち上がったりする時の負担が少ないぎりぎりの高さ(低さ)である。
- くつろぐ体勢での座り心地がとても良い(個人の感想です)。
- 収納がコンパクトになる。
- 日本のブランドである。
- ヘリノックスよりも価格が安い(半額に近い)。
(欠点について)
- 素材が難燃性ではないので焚き火の火の粉には弱いので注意が必要。この点については、カバーをかけるなどの対策をしてもらいたい。
- 座面がメッシュなので冬に使うにはカバーなどが必要。
- ふんぞり返って座るときに頭を乗せる部分がないので、あまり傾きすぎると頭の重さを支えるのが大変になる。
- 初めて組み立てる時は、座面の布を骨組みの先端に差し込むのに少々力が必要になる。ただし、しばらく使えばそれほど力はいらなくなる。
- 色がサンドベージュ1色である。
- ほぼ店舗においていないため、試しに座ってみることができない。
これからローチェアを買おうと思っている方の参考になったでしょうか。
では、このへんで
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