12月31日から1月1日にかけて年越キャンプに行ってきた。
目的は焚き火とお雑煮を作って食べること。
そのために必要なものはこの1ヶ月で準備してきた。
さらにあったらいいなというものを前日の30日にダイソーで見つけて買ってきた。
こうした細々としたものをコンテナボックスと防水バックに詰め、さらにリュックサックを背負って愛車のスーパーカブ110で出かけた。
焚き火キャンプ
先日の天城山登山の際に伊豆高原でキャンプ。
天気の良い日に登りたい 【天城山】その1 - Hakuto-日記
そのときにCan★Doのミニ焚き火台で焚き火をした。
一緒に買った焚き付けの木材はあっという間に燃え尽きた。
しかし「焚き火は楽しい」
そのことに気づいてしまった。
冬シーズンになって日本百名山はしばらくお休みすることとしたので、その間、どうやって焚き火キャンプを楽しもうかとこの1か月ずっと考えてきた。
今回のキャンプスタイルがベストだとは思っていない。実際にキャンプしてみて、いろいろと気づいたことがあるので、それを書き留めておくためにこのブログを書いている。
今回のキャンプスタイルをまず、ご紹介しておこう。
まず、焚き火台。コンパクトで大きな薪を焚べられるピコグリル398、と思ったが高すぎるのでパチモンの安物。
本物はこちら
この下に焚き火シートを敷き、風防兼リフレクターを設置。
以上は、すべて新しく購入。リフレクターはできるだけ長いものが良いというだれかのコメントがあったが、バイク用防水バックに入れることを考えて50㎝とした。使用感については後述。
つづいてタープ。これは昔買ったもので「アウベルクラフト」という岡崎のメーカーのペンタタープ。このメーカー、今はコーヒーの焙煎キットや石窯キット、スモークキットなど手作りするためのユニークなキットを販売している。
アウベルクラフトのサイト紹介(初めてのお客様へ):手作りキットのアウベルクラフト
このタープは30年ほど前のものなので、シームテープが剥がれ、生地自体もコーティングが剥がれ始めているので防水性は期待できない。
当時はモスのテントやタープが流行りだした頃で、たんに機能だけでなく、デザインの美しさも備えた今では当たり前になっている「張って美しいタープ」の走りがモスのデザインだった。
ただし、値段が莫迦高かった。今調べてみると、まだあるブランドで当時の復刻版タープ、パラウイング12Ftが66,000円(税込)であった。
PARAWING 12ft.【2022 限定生産 vol.11】 – MOSS®TENTS ONLINE
今回このタープを張るために5本つなぎのアルミポール2本を購入。
このペンタータープの下にダンロップの山岳用テント(2人用)を配置した。
このテントは40年ぶりくらいに使った。
自転車日本一周に出かける前に、使えるかどうかをチェックするために一度このテントを立ててみた。アルミポールのショックコードが伸びていたことなどからそのときは使用を断念した。今回このショックコードを自分で交換して持ってきた。
そのほかは、多少ゴムが伸びてはいるが、なんとか使用可能。生地は厚手で丈夫である。これだけ丈夫なものを2キロちょっとで作ったことに感動。まだ使えそうだ。
ただし、防水処理はしておいた方がよさそう。
そうそう、焚き火をするにあたり、座面の低い椅子も購入。
Amazonで調べていて見つけた日本のブランドで、変な名前がついている。
Amazonには次のように紹介されている。
倒れにくいのでタオレンなんだそう。細かい紹介はいずれ機会があればしたいと思う。
あとは薪割り台と薪バッグを購入。薪割りは昔買った鉈があるのでそれを使用。
30日にダイソーで買ったのはランタンハンガー(28ミリポール対応のものはほかの100均では見つけられなかった)、ランタン掛けポール(1100円)、ステンレスプレート(330円)など。
ざっとこんな具合。
キャンプ場の様子
今回のキャンプ場は河原を無料で使わせてくれているところ。トイレは近くの公園のトイレが使える。
昼の12時過ぎに到着してみると、空き地の縁辺は八割がた埋まっていた。中心部は六割くらいか。
最近は冬キャンプにも人気があるようだ。
ざっと見回して気がついたのは、半分くらいが1本ポールのティピー型テントだということ。そのほかも色はアースカラーのベージュやカーキなどで統一されている。
すごいのになると、屋根型テントを連結したでっかくて細長いテントやモンゴル草原に立っているゲルみたいなテントがあったりして、まるでテントの博覧会。
よくみると、たいてい煙突が飛び出している。つまりストーブ付きのテントだ。これなら冬にしかできないキャンプだ。
ちょっと前までよく見かけたスノーピークもアースカラーでうまく溶け込んでいる。ちょっと派手目な色の前室付きのテントはロゴスで、なんと色違いで隣同士並んでいた。
ただ、ロゴスも最近のものはアースカラーが多いようなので、最近始めたキャンパーではないのだろう。
そんな中にも小さなドーム型テントが最近の流行りになんて負けないぞとばかりに自己主張していた。
無料のキャンプ場だが、道路から降りたところの広場の中心あたりになんと薪やさんが出店していた。最初はこんなところにまで来て商売熱心なことだなと思っていたが、よく考えてみると薪を持って来なくても済むということはなんとキャンパー思いの方なんだろうと考えを改めた。感謝である。
実際、薪はよく売れていたし、ぼくも薪が足らなくなる不安から解消されるために1束買ってきた。できるだけ燃やして持って帰らずに済むようにしたかったが、持ってきた量よりほんの少しだけ少なくなったというくらいでまた持って帰ってくることになったのだが。
だけど、売られていた薪は広葉樹のいい薪で、パッと燃え上がらずにじっくり燃えた。
ぼくが設営したのは、ティピーテントとティピーテントの間で、ちょうどいい具合に空いていた場所だ。
たまたま外で焚き火をしていた家族にことわってから設営に取り掛かった。ちなみに撤収の時に「ストーブいいですね」といったら「今年から導入しました」ということだった。
ポールは、買った時のまま全て持ってきていたが、前は5本、後は3本繋ぎとしたので2本のパーツが余った。高さは250㎝と150㎝になる。
ペグはワークマンで買ってきた25㎝のスチール製の鍛造ペグ。これをダイソーミニハンマーで打ち込む。先っちょに小さなゴムのようなプラのカバーが付けられていたが、外すのを忘れて打ち込んでしまった。
これは家に帰ってからカッターで取り除いた。手では外せないくらい真ん中あたりにへばりついていた。
そして、1本の先が少し曲がっていた。どうやら固い石を避けて食い込んで行ったらしい。あのときはかなり力を入れて打ち込んだ記憶がある。
このように、ダイソーミニハンマーはかなり使えるハンマーである。
ただし、ペグ抜きに使うには少々心細い。ロープを引っ掛けるフックまで地面に打ち込んでしまうと、地面を掘らないとペグが抜けない。ミニハンマーの反対側は釘抜きなので、ペグに引っ掛けるところがこのフックの下しかないためだ。
もちろん、あとから4ミリロープを輪っかにして通しているので、これで引っ張るにはやはり掘る必要があるし、単に引っ張っても抜けなかった。テコの原理が必要なのだった。
結論として、やっぱり専用品には叶わないと思われる(専用品を使ったことがないので断定はできない)。それでもこのミニハンマーでなんとか抜くことができたので、まったく使えないわけじゃない。
この動画で紹介されてます。
ダイソーのミニハンマーがキャンプでのペグ打ちに最適!? - YouTube
ちなみにそっくりなやつがAmazonで980円でした。
31日の天気は快晴でほぼ無風。ただしこの日は寒かった。厚木市の道路脇にある気温表示は7度だった。
この日のためにワークマンで防寒具を買ってきた。これも焚き火のためだとも言える。薄手のダウンだけでは寒くなったこともあるが、焚き火の火の粉で穴の開かないように表地が綿で作られている。また、防寒防風のジャケットなのでバイクに打ってつけだと思った。
実際着てみるとあったかい。しかし、バイクに乗ると冷たい風がじわじわと伝わってきた。中綿入りにはかなわないようなのである。このジャケットは裏ボア仕様なのである。
午後3時頃、太陽が山の影に隠れた途端に寒くなってきた。夜、寝る前の気温はマイナス1度だった。
この寒さで大活躍だったのは、もちろん焚き火である。
これに風避け兼反射板を置いた。いちおうウインドスクリーンとしておく。このウインドスクリーンを使ってみての効用について、感じたことを2つご紹介したい。
一つ目は、煙が直接こちらに向かってこないと言うことである。とりあえず、ウインドスクリーンの高さまでは煙は上に上がる。そのあと風向きによってはこちらに向かってくるという具合だ。
だから、煙を避ける時間が稼げるし、こちらからあおいで風向きを変えることができる場合もある。
この煙の流れをみていることもわりと楽しい。
2つ目は、ウインドスクリーンのパネルの一つひとつに遠赤外線の炎が反射して、それが美しく、また心を和ませてくれる。
ぼくは、こちらの効果の方が大きいと感じている。まさに癒しなのである。
さらに、そこで空間が仕切られたことにより、そこに焚き火の炎の空間が出来上がる。この安心感のようなものはなんとも言い難い心地よさなのである。
焚き火はもちろんだが、もうひとつ活躍してくれたものがある。それは椅子に腰掛けた時に使ったウールの膝掛けである。
これは寝る時にも使った。外を歩く足音や車の音でときどき目が覚めたが、寒さで目覚めることなく十分に睡眠できた。
元日の朝
さて、目覚めると今日もいい天気だ。
まずはトイレに行って帰りに辺りを見回すと、すでに煙突から煙が出ているテントがあったり、焚き火を始めているところもある。
それに既に帰ってしまって、ぽっかりと空間があったりもする。
テントに戻るとまずは火起こし。昨日、消防署の車で乾燥しているので火事に注意するよう拡声器で呼びかけていたくらいなので、簡単に火がついた。
キャンプをしていると、料理をしたり食べたりする他に焚き火をするくらいしかやることがない。少しの間本を読んだが、焚き火に当たりながらでないと寒いし、本を読んでいるといつの間にか火が消えそうになっていたりするのでなかなか落ち着かない。
そこで次はキャンプ飯についてである。
31日の昼は、だいぶ遅くなってから持って行ったおでんを食べた。しかし、焚き火の準備ができていなかったので、アルコールストーブでご飯を炊き、冷たいままおでんを食べた。
半分おでんを残しておいて、焚き火をしてから温めてビールを飲みながらいただいた。やっぱりおでんは熱い方がうまい。
夜は、無印のレトルトカレーにスーパーで買った帆立と海老をボイルしてからカレーに入れた。鶏肉はダイソーステンレスプレートにアルミホイルを貼り付けて、その上で焼いてカレーに入れた。
本当は、カレーフォンデューにしたかったのだが、串を忘れてきた。これがうっかりぽかの一つ目。
昼が遅かったので、水につけてもってきた米は炊くのをやめた。そのかわり、アルミを巻いてきたさつまいもを焚き火のオキにくべた。10分立って裏返してさらに10分。おいしい焚き火いもができた。
翌朝、元旦には雑煮を作ろうとスーパーで鶏肉と蒲鉾と椎茸、そして水菜を買ってきた。
ところが持ってきたのは鶏肉だけという始末。これがうっかりぽかの2つ目である。
その代わりとして、コンビニに水を買いに行った時(水汲み禁止だったため)、豚汁の具材が(水煮状態で)売られていたのを買ってきた。
これで雑煮を作る。
まずは昨日ボイルしたホタテと海老のだし汁に鶏肉を入れる。鶏肉の中まで煮えた頃に豚汁の具材を入れる。数分したらこれに久原のだし醤油を入れる。
これだけである。
ちなみに豚汁の具材は半分残ったので、家に帰ってから炊き込みご飯にした。
餅は、ダイソースレンレスプレートにやっぱりアルミ箔(くっつかないと言うやつ)を上に貼り付けてから焚き火のうえに乗せる。しかしこれがなかなか焼けない。火が弱すぎるようだ。せまい焚き火台の上で一度に2つの料理をするのは火加減が難しい。
なんとか薪の位置を調整して餅を焼いた。
この餅を鍋に入れたら完成。
水煮なので栄養は逃げてしまっているだろうが、味はなかなか良かった。思っていた雑煮とは違ったが、これも雑煮なのだ。
この日、気温がどんどん上がり、バイクに取り付けた温度計は、日向なので19度を示していた。帰り道、行きと同じ場所の気温計は16度だった。
荷物がいっぱいなので全てを着込んだら暑かったが、首のところを開けておいたら風が心地よかった。
いろいろ経験した年越し焚き火キャンプであった。
最後に
今回の経験から使わない荷物を少し減らしたいと思っている。
少々欲張った感がある。
帰りは多少食材が減ったりしたこともあり、また、荷物の積み方を少し変えたので多少改善したが、それでも窮屈で運転がしづらかった。
もっと快適に運転したいものである。
当然、安全にもつながる。
今後、荷物をできるだけ減らすと共にフロントキャリアやサイドバックなど荷物が分散できるよう考えたい。
荷物、とくに小物が多いとそれを入れておいた場所、出してからそれを置いた場所、使った後コンパクトに収納する方法など頭を使うことが多くなり、それで疲れてしまう。
それから、今度は本はオーディオブックにしてイヤホンで聞くようにしようかと思う。本は持ち運びに気を使うしキャンプで汚してしまうのを避けるためである。
では、このへんで
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