年末年始キャンプと同じところに行ってきた。
あれから2ヶ月。だいぶ春めいてきた。
今回はそんなキャンプについて。
午後からでかける
先週の土曜日、午前中はパソコンボランティア。
残念ながら受講者はゼロ。
代わりに講師予定だった方から「暦」のレクチャーが行われた。
アメリカではユリウス暦からグレゴリオ暦に移行した時期が、州によって異なるとか。
グレゴリオ暦は、4で割り切れる年はうるう年としている。ただし、100で割り切れて400で割り切れない年はうるう年とはしない、のだそうだ。
そこでエクセル。
エクセルの基準日は1900年1月1日。この年は400で割り切れない平年であるにもかかわらず、2月29日がある。
などの話を聞いた(このバグの理由は諸説あってはっきりとはわからない)。
講座が終わり外へ出ると曇り空。出かける時は良い天気だったのに。
一旦うちへ帰って昼食。前の晩に作ったスープカレーを温めて食べる。
さあ、キャンプに出かけるぞ。
雨の中でタープを張る
家を出る前に天気予報を見る。
するとなんと雪❄︎マーク。ただ明日は晴れの予報だ。
それならカッパを着なくても大丈夫かな。
じつは焚き火用に買ったワークマンのジャケットが大きすぎて、その上からはカッパが着られないのである。
幸い家を出る時は曇りのままだった。
荷物をスーパーカブに積んでしっかりとゴムロープで留める。前回よりも若干荷物を少なくしたので、極端な運転姿勢にならずにすんだ。
20分ほど走ったところでパラパラと雨が降り出す。雪ではなかった。
幸い雨はそれほどでもなく、その状態で中津川のキャンプ場に到着。
前回は川から離れた道路側に設営したが、今回は空いていた川側にバイクを停めた。
少し前に相模川の河原で試し張りをしたタープとテントで、最終的にこれだ、という組み合わせで設営をする予定だ。
これだ、というのは前方は2.5メートル、後方を1.5メートルの高さのポールでペンタゴンタープを張り、その下にフライなしでモンベルの旧型ムーンライトⅡテントを張る。
こうするとモンベル旧Ⅱ型の尻つぼみの形状がピタッと収まる。
ただ、コンビニで水とおつまみを買いに行かなければならないので、まずはタープのみを張る。
ここで風が起こり始め、雨は少し強くなってきた。
そういえば雑巾を忘れてきたので雨で濡れたものを拭き取る雑巾も買いに行かなくちゃ。
タープを広げると風で飛んでいってしまいそうだ。タープの上に荷物を置いておく。
地面が硬くて何度か場所を変えながらペグを打ち付ける。そうやってタープを立ち上げると、ポールのあいだに垂れ下がっているタープが風で横に流される。
2箇所のポールをロープでしっかり固定したら、風上側のウイングにロープを結んで、その先をペグに引っ掛けてしっかり張る。
つづいて後ろ側を直にペグダウンする。
風下側も同じようにして設営完了。
それからタープの下にレジャーシートを敷き、その上に荷物を移動する。
これでようやく雨に濡れなくなった。
さて、暗くなる前にコンピニに買い出しだ。雨が強くならないうちに出かけよう。
だが幸いにもそれ以上雨足は強くはならなかった。
コンビニで必要なものを買って河原に戻る。
これでもう雨がもう少し降っても大丈夫。ただ、あまり強いとシームテープが剥がれて布地の防水性もだいぶ落ちているこのオールドタープではちょっと不安がある。
しまった。傘を持ってきてない。トイレに行くときだけは濡れていくしかない。
テントを張って夕食
まずはタープの下でテントを張る。
ムーンライトテントは設営が簡単だ。張るときのスペースも、ポールを長く伸ばす必要がないのでテントの大きさより人が一周できるくらいあれば良い。
なお、このテントは黄緑色なのでタープと同じ色であるところもなかなか良いのである。
続いて焚き火の準備をする。
焚き火の位置は、タープの庇ギリギリのところにする。こうすると自分は濡れないし、火床も雨が多少かかるくらいですみ、タープに火の粉が飛ぶこともないと思われる。
椅子を設置し、ここで一休み。買ってきた柿の種でウイスキーをいっぱいやる。
ウイスキーはダイソーのスキットルに入れてきた。このスキットル、とても330円には思えないような良い作りをしている。なかなかと気分があがる代物だ。
一服したところでランタンにオイルを入れてポールに吊り下げる。火をつけるのはもっと暗くなってから。
そういえば、いつの間にか風が弱くなっている。雨も小降りに変わっていた。
さて、いよいよ焚き火開始だ。
焚き付けはキャンドゥで買った割り箸のような端材。だいたい7、8本で火が起こせる。今回もうまくいった。
薪に火が回ったところで夕食作りに取り掛かる。
今夜のメニューは豚汁。食材はあらかじめ切ってきている。
アルミテーブルの上でご飯を炊く。トランギアのメスティン。自作のアルコールストーブを使う。明日の朝の分も含めて玄米を1.5合用意してきた。
ご飯を炊きながら焚き火で豚汁を作る。
ごま油を引き、豚肉を炒める。少ししたらこんにゃくを入れる。
だいたい火が通ったら、持ってきただし汁を入れ、これに水を少々足す。
野菜は大根、にんじん、そして刻んだしょうがである。
大根が柔らかくなったら味噌を入れて出来上がり。
ご飯の方は、火が消えたところで保温ランチバッグに入れて蒸らしておいた。
豚汁をシェラカップによそい、七味唐辛子をかけて食べた。うまい。
豚汁は2食分作ったので半分残し、明日の朝は豚汁雑炊にするつもり。
食後、ふたたびウイスキーでいっぱい。つまみは裂けるチーズ。
こうして焚き火を楽しみながら至福のひと時を過ごす。
こうした時に座る椅子は重要だ。
Amazonで買ったLUHANAのTAORENというチェア、これの特徴はゆったり座ることができること。
焚き火でもちょうどいい高さなので使い勝手がいいが、さらに良いのは、言葉は悪いがふんぞり返って座るときである。
これで頭をもたせかけられたら120点だ。
この椅子の良いところはまた別に書くことにしよう。
この夜、前回の時よりも冷え込まず、焚き火の火がそれほど大きくなくても寒くなかった。
最後にインスタントコーヒーを飲んでごちそうさま。
雨は止んでいた。
おやすみなさい
そろそろ寝る準備だ。
シートゥーサミットのエアマットを膨らまし。その上にシュラフカバーを広げ、最後にモンベルのシュラフをシュラフカバーの中に突っ込んでいく。
海外通販Webtogsでアウトドアグッズを購入する 【スリーピングマットの購入】 - Hakuto-日記
足先は冷えていたのでカイロを足元に一つ入れた。
歯磨きをしてからトイレを済ませ、上着とオーバーパンツを脱いでシュラフの中に入る。
お隣の片方は小学生くらいの子供を連れた家族連れなのでもう静かになっている。
ただ、反対側は夫婦連れでいつまでもずっと話をしている。うるさいなあと思っているうちに眠ってしまった。
途中目覚めることもなく、朝までぐっすり眠った。外に出てみると草の部分が霜で真っ白になっていた。
スーパーカブもウインドスクリーンが真っ白だった。
焚き火を起こそうかとも考えたが、片付けが面倒なので、アルコールストーブで昨夜の豚汁を温める。
五徳は、焚き火台の脚をひっくり返したらちょうど良い高さになった。
こうして温めた鍋に残りご飯を入れて少し煮たら豚汁おじやの完成。
おじやにした3/4合のご飯は食べでがあった。
最後に
翌日は快晴。朝日が眩しい。
撤収は少しずつ行った。
少し片付けては休み、少し片付けては休みを繰り返した。
ペグは、ワークマンの鍛造スチールペグでかなり丈夫な作りをしているが、抜いてみたらかなりの数が微妙に曲がっていた。
ちょっとはっきりと曲がっているものは叩いて直しておいた。
叩いて直るくらいなのだから、硬い地面で曲がってもおかしくない。
逆に言えば、曲がってくれたから最後まで打ち込めたのかもしれない。
でも、ワークマンで新しく出たというチタンペグもあったらいいな。
10時半、キャンプ場を後にする。
では、このへんで
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