数日前、やっと重い腰を上げた。
その前日、タイヤに空気を入れる。
さて出発と思ったらメーターの電池切れ。
電池を入れ直していざ出発。
ところがセンサーが感知してくれない。
またか。
本当にストレスの溜まるメーターだ。
さらに・・・
なんと10ヶ月ぶり
前回ロードバイクに乗ったのは、なんと昨年4月。
実に10ヶ月ぶりとなる。
そんなことはとうに忘れていたのでブログで確認した。
トンビにパンをさらわれる 【江ノ島までポタリング】 - Hakuto-日記
ああ、あのときも江ノ島か。
そう、今回も江ノ島だった。
まあ、足慣らしにはちょうどいい。
走り出してメーターが感知しないので、何度かスイッチを切り替えたりして頑張ったが、とうとう反応しないまま諦めた。
このキャットアイのメーター、これまでもなんどもこうした不具合が発生している。
買い替えたいのだが、いいお値段なので我慢して使い続けている。
代わりにスマホのサイクルナビを起動して記録を取ることにした。
相模川の土手道を下流に向かって南下していく。
どうも雲行きがあやしい。いまにも降ってきそうな天気である。
それに、腰の右側が痛い。
昨年は冬に腰を痛めて春になってようやく痛みが軽くなった。
その間、整体に通ってなんどもマッサージを受けている。
あれは、冬の寒い日にバイクで登山に出かけ、冷え切った体でいきなり登り始めたのがいけなかった。
ともかく、あの登山の後から痛くなったのだ。
ほかにも仕事で腰を屈めていることが多かったことも原因のひとつではあると思う。
あの腰痛が治ったのは、前屈みにならないように、できるだけ姿勢を良くするようこころがけたからだと思われる。
だから、すこしでも腰が辛くなると、すぐに姿勢を正すようにしている。
フラットで若干下っている土手道を進みながら、腰の力を抜いて、マッサージをするように軽く捻りながらペダルを回していたら、腰の痛みが軽くなってきた。
国道1号線手前の馬入ふれあい公園脇の昔の渡し場跡で少し休む。
ここで、持ってきた焼き八ツ橋でエネルギーを補給する。
さて、雨はまだ降り出していない。もうちょっと走ろう。
ところが、休憩したら今度はスマホの方が反応しない。スピードが時速0キロで動かないのだ。
初めて通る場所でもないし、まあ、いいか。
一杯のコーヒー
1号線に入って少し走り、右折して湘南海岸沿いの国道134号線に向かう。
その時にとうとう雨が降り出した。
だが、空はそれほど暗くない。小雨の中をそのまま走り続ける。
134号線に入って走るとスピードを上げたくなる。ほぼ直線で、なだらかな起伏が続いていて気持ちが良い。
腰の痛みも感じなくなり、久々に体を動かす快感を味わう。
134号線は、左側を走り続けていると、そのまま左に曲がってしまう箇所がある。ここはどうやって直進したら良いのだろう。
正しいかどうかはわからないが、左に曲がるぎりぎりのところで左折車がなくなったところで道路を横断して直進レーンに合流する。
そして勢いよく横断したら赤信号だった。
あわててブレーキをかける。するとタイヤがずるっと滑った。
危ないところだった。
タイヤはバイクを買った時のままのがついていてスリックタイヤなのである。
気をつけなきゃ。
雨はずっと小降りのままだった。
トイレ休憩でモスカフェに入る。
残念ながらバイクスタンドはない。駐輪場はあるのだけど。
平日の午後、店内は広々としていて清潔で気持ちが良く、人はまばら。
コーヒーを注文し、窓際の席に座る。
そこで思い出した。「あ、鍵をかけるの忘れた」
鍵をかけて戻りゆっくりコーヒーを味わう。
残念ながら海は見えない。かわりに空を見上げる。こんな天気の日の光は弱くずっと眺めていられる。
ああ、至福のひととき。
江ノ島の手前で引き返す
外に出ると、雨は相変わらず小雨のままだった。
サドルに雨粒がついている。そういえば皮のサドルだからできるだけ濡らさない方がいいんだった。
そこからすこし江ノ島方面に向かったところで海岸に出た。
江ノ島までは目と鼻の先だがここから引き返すことにする。雨が強くなったらおおごとだ。
湘南海岸公園の海側を引き返していく。
多くのサーファーが波乗りを楽しんでいる。
海岸沿いの道にはサーフボードを取り付けた自転車が行き交っているのでぶつからないように気をつけて走る。
そういえば、ずっと小雨の中を走っていても中まで濡れてきていない。
モンベルの冬用のジャケットを着ているのだけど、小雨程度の雨はちゃんと弾いてくれている。ありがたい。
134号に出たら来た時と同じ道を戻っていく。
スピードに乗る。やっぱり気持ちが良い。
いつも寄るコンピニがまだあることを確認し、今回は寄らずに帰ってきた。
最後に
一度こうやって乗り出せば、次のハードルが低くなって出かけやすくなる。
今回乗ってやっぱり感じたことは、ハンドルに手を置く定位置が少し遠いということ。
うーん、2センチくらい近い方がいいかな。
変えてから合わないと困るしなあ。
では、このへんで
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