Hakuto-日記

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車のナビに従ったのが間違い 【大台ヶ原】

大台ヶ原の平らな道

大峰山の弥山にテント泊して、翌朝、弥山登山口まで降りてきた。

 

レンタカーを時間内に返却するには、予定より1時間早く出発しないと危ない。

流石に大阪、道が混んでいることを計算に入れていなかった。そう思って急いで準備をする。

 

問題は車のナビである。正確に打ち込まないと目的地が見つからないし、そうしても見つからないこともあっていつも手間取る。

ところが今度は割と早く目的地を設定できた。

だが、確か移動距離は37キロだったはず。

それなのに3時間半もかかるとナビが表示している。いったいどういうわけか?

 

カーナビの目的地設定に苦労する

大峰山下山中に朝日が昇る

毎度のことながら、カーナビに登りたい山の登山口を入力しても見つからないことが多い。

弥山登山口なんか結局設定できずに近くの場所を設定して走り出した。

だが、近くだと思っていた場所は結構離れていて、その先はスマホのGoogleマップを見ながら走ることになった。

 

8時20分、下山して車に戻り、急いで支度をしてカーナビを設定する。

今回の目的地は大台ヶ原。

ここは訪れる人が多いのだろう、すぐに見つかった。到着まで3時間程度かかるという。

 

おかしい。

計画したときの記憶では1時間程度で到着するはずだった。だが、早く到着して早く帰らないとという気持ちの焦りがあった。

この駐車場に来るのも計画よりも2倍の時間がかかった。だから、おかしいなと思いながらもそんなものなのかと一人合点し、ともかく急いで出発した。

 

それは来た時の道を戻るものだった。

そして、車の加速の悪さなど不満を抱きながらも慎重に狭い道を走っていった。

ようやく渓谷の狭い道を抜け出して、センターラインのある道に出た。

しかし坂道はDモードでは前の車についていけず、Sモードに切り替えてやっとついていけるという具合だ。

後ろを走るタクシーが車間距離を詰めてくる。

そんなとき、道の駅を見つけたのでそちらにハンドルを切る。ちょうどここで弁当が売っていた。お湯を沸かさずに済むので昼は弁当にすることにした。ついでに朝食としてパンをひとつ買った。

 

大台ヶ原に近づくと、道は山の稜線上を走るようになる。それがずっと繋がっている。あまりキョロキョロと周りを見てはいられないが、この道をドライブしているだけでもけっこう楽しい。

 

そしてけっこう頑張ったが、時間短縮はできず、11時半にようやく大台ヶ原駐車場に着いた。

 

 

大台ヶ原最高峰に登る

展望デッキからの景色

大台ヶ原では駐車場のあるビジターセンターを起点に一回りするコースがある。およそ4時間弱。けれどそれだと15時を過ぎてしまう。

レンタカーの返却は17時。とても間に合わない。

レンタカーの返却時間を伸ばすか、大台ヶ原のコースを変更するか。

頭では冷静にそう考えているのだが、体のほうは4時間も歩きたくないと言っていた。

 

疲れている・・・そもそも大阪までは夜行バス。しかも4人がけでほとんどリクライニングもできないというバスに乗ってしまった。これがいちばんの原因。そして大峰山の雪道をあるいたこと。

 

大台ヶ原最高峰は日出ヶ岳で1695メートルだ。それが片道40分で行ける。ちょうどいいじゃないか。

とりあえず、日出ヶ岳に登れればいい。そう思うことにした。

 

ビジターセンターからしばらくは上りも下りもない。始めは上高地みたいだと思った。だが、右側が谷になっていてその斜面の形に沿って道がつけられていた。上高地では梓川に沿って道がつけられているところが違っている。

 

やがて坂道になり出したが、それでも急坂ではなかった。これならスニーカーで十分歩ける。ああ、きょうは楽ちんだなと思う。

 

その急ではない坂を登っていくと稜線にでた。向こう側の少し下が展望台のデッキになっている。天気が良い日はここから海が見えるのだと書いてあった。今日は残念ながら天気ではあるが遠くが霞んでいる。

デッキ越しの景色

そのあたりから日出ヶ岳山頂までは階段がつけられていた。山頂には展望台がある。

12時8分、日出ヶ岳登頂。ひとまず展望台へ。

残念ながら近くの山は見えるのだが遠くの方は霞んで見えない。

それにしてもお手軽な百名山だった。

やはりここにはもう一度来て周囲を歩きたい。そう思った。

最後の登り

一応記念撮影

展望台から南を見る

これは西だったかな

これは東方面

昼食

日出ヶ岳を後にする

 

最後に

大阪の夜

13時少し過ぎに大台ヶ原駐車場を出発した。

良くも悪くもカーナビがないと目的地につけない。

大阪の高速は複雑で、カーナビの指示通りに走るのも大変だった。

そして料金所だらけ。ETCカードを持っていないので一般の料金所に入るのも車線変更などで気を使った。

それでもどうにか間違わずに大阪に戻って来た。

だが、渋滞のためあとどのくらいかかるかの時間が読めず、料金所の先でレンタカーのお店に「遅れそうだ」と電話をかけた。

本来は出口に行くところだったので本線に戻るのも大変だった。

そして最後の最後に出口を一つ早く降りてしまった。

カーナビはまだ高速の中を走っていることになっている。

あとは感で走る。

そして、周りの車には迷惑をかけたが、どうにかカーナビも一般道の表示になり、時間内に車を返却することができた。

この日の宿がある本町で地上に出たらイルミネーションが綺麗だった。

 

そうそう、後で確認をしたら、弥山駐車場から大台ヶ原まではやはり37キロ。それは行者還トンネルを抜けて、つまりカーナビで案内してくれたのとは逆方向に進むべきだったとわかった。

 

では、このへんで

 

 

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