善波峠
七国峠
最後に
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東京オリンピックが閉幕しました。
2020年に予定されていた開催が2021年に延期され、また、パンデミックにより開催の是非も問われましたが、7月23日(金)から8月8日(日)まで、東京を中心に(東京では無観客で)札幌や静岡など各地で開催されました。
今回はそのなかで、最近はあまり乗っていないけれど、自転車競技について振り返ってみたいと思います。
オリンピック東京2020大会 (出典:ウィキメディア・コモンズ)
今回の東京大会の個人ロードレース競技男子では、新城幸也選手が35位、増田成幸選手が84位でした。
過去最高は、64年に同じ東京で開催されたときの福原広次選手の19位です。
個人ロードレース女子では、与那嶺恵里選手が21位、金子裕美選手が43位でした。与那嶺選手は個人タイムトライアルでも22位と健闘しました。
ロサンゼルス大会以降の過去最高は、前回のリオでロードレース17位、個人タイムトライアル15位で、どちらも今回健闘した与那嶺選手です。
ロードレースのテレビ配信はなく、民放オリンピック公式動画配信サイトからのストリーミング配信によるものでした。
しかし、外出中でタイムリーに見ることができなかったので、あとから飛ばし飛ばししながら見ました。
自転車ロードレース ロード 男子個人ロードレース 決勝 | 東京2020オリンピック | NHK
オリンピックのロードレースは、他の大会と違い、必ずしもチーム戦でないところが面白い。情報に詳しい人もなかなか勝者を読めないみたいです。
男子ではポガチャルがツールドフランスの勢いのまま行くかと思われたところが、伏兵カラパスがしてやったりというところでしょうか。追いつかれそうになったとき、最後の坂でグングン加速して逃げ切りました。
2位集団は追いつけないとわかるとスプリント前の牽制に。最後は写真判定でないとわからないほどの僅差でメダルの色が決まりました。
結果は、エクアドルのリチャル・カラパスが優勝、2位はベルギーのワウト・ファン・アルト、3位がスベロニアのタディ・ポガチャルでした。
#自転車ロード 日本らしい美しいコース🇯🇵✨@Tokyo2020jp #オリンピック #Tokyo2020 pic.twitter.com/Z2Q1GdGM9l
— オリンピック (@gorin) 2021年7月25日
女子では、オーストリアから1人で出場しているアナ・キーゼンーホファー選手が、世界トップの選手で構成されるオランダチームを出し抜いたところが、判官贔屓ではないですが胸がすくように思いました。
オランダチームはゴールするまで1位であると思っていたようです。無線が使えないオリンピックならではの出来事ですね。
トラックレースでは、男子では個人スプリントの脇本雄太選手が9位、ケイリンでは7位と活躍しました。
その他、新田祐大選手が個人スプリント26位、ケイリン16位でした。橋本英也選手はオムニアム15位でした。
オムニアムといえば女子ですね。梶原悠未選手が銀メダルを獲得しました。梶原選手は中村妃智選手とのマディソンで13位でした。
小林優香選手は、個人スプリント14位、ケイリン16位と健闘しました。
トラックレースでの興味は、今回もイギリスが強さを見せるのかという点にありました。男子は団体追い抜き、チームスプリントいずれも北京大会から3連覇しています。
また、ケイリンでもイギリスが北京から3連覇、個人スプリントでは、イギリスのジェイソン・ケニーが2連覇し、今回は3連覇がかかっていました。
イギリスに立ち向かえるのは、オーストラリア、ニュージーランド、デンマーク、それにフランとドイツです。果たして結果はどうだったのでしょうか。
チームスプリントでは、1位から順にオランダ、イギリス、フランス。団体追い抜きではイタリア、デンマーク、オーストラリアでした。
ケイリンではイギリスのジェイソン・ケニーが2連覇し、続いてマレーシア、オランダと続きました。前回大会3位だったマレーシアのアズジルハスニ・アワン選手が今回は銀をとりました。
個人スプリントではオランダ、オランダ、イギリスの順でした。ジェイソン・ケニーの3連覇達成は叶いませんでした。
男子オムニアムではイギリス、オーストラリア、イタリアの順で、前回優勝したイタリアのエリア・ヴィヴィアーニ選手は3位でした。
また、二人で協力しながら戦うマディソンは、今回復帰した競技で、1位から順にデンマーク、イギリス、フランスでした。
この結果で一番驚いたのは団体追い抜きで優勝したイタリアです。決勝ではデンマークと対戦し、なんと世界新記録まで達成してしまいました。個人的にこのパシュートという団体追い抜き競技が面白いと思って見ています。
今回の結果から、オランダが着実に力をつけてきていることがわかります。
次に女子です。
チームスプリントの結果は、中国、ドイツ、ROCの順でした。団体追い抜きでは、ドイツ、イギリス、アメリカ。
個人スプリントではカナダ、ウクライナ、香港、ケイリンではオランダ、ニュージーランド、カナダの順でした。
そしてオムニアムではアメリカ、日本、オランダで、マディソンではイギリス、デンマーク、ROCの順でした。
日本の女子選手がオリンピックの自転車競技(トラック)でメダルを獲得したのは史上初✨#自転車競技(トラック) 女子オムニアムで、梶原 悠未選手が #銀メダル 獲得しました。@Yumi_Kajihara#Tokyo2020 #オリンピック#自転車トラック pic.twitter.com/uyz5UIWWix
— Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) 2021年8月8日
団体追い抜きではイギリスは3連覇ならずという結果になりました。
チームスプリントでは中国が2連覇しています。また、ドイツは前回銅、前々回は金、そして今回は銀を獲得しています。
女子はダントツの国はありませんが、オランダ、ドイツ、カナダ、イギリスあたりが強いようです。
そのなかに、日本が入ったことは素晴らしいことでした。
オーストラリアとニュージーランドの力は少し落ちたように思えます。
男子クロスカントリーには山本幸平選手が出場し、29位という結果でした。
BMXレーシングでは長迫吉拓選手が17位、BMXフリースタイル・パークには中村輪夢選手が出場し、大技で足をついて残念ながら5位でした。けれど、踵の骨折を乗り越え、さらに大技に挑戦し果敢に戦いました。
女子クロスカントリーには今井美穂選手が出場し37位、BMXレーシングの畠山紗英選手は競技中に転倒して24位という結果になりました。
BMXフリースタイル・パークの大池水杜選手は終始笑顔で7位という好成績を残しました。
#BMXフリースタイル シーディングランが終了し、明日の決勝の滑走順が決定!🔥
— Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) 2021年7月31日
大池 水杜選手は女子パーク2番目、中村 輪夢選手は男子パーク8番目に登場!🚲✨@minato_oike#Tokyo2020 #オリンピック pic.twitter.com/f3TKwhxP7E
畠山紗英選手は、準々決勝で3回あるうちの第1ランで他の選手と接触し、激しい転倒をしてしまいました。レースを完走することができず、その後のレースも棄権しました。
画面で見る限り、左手がだらんとしていたので、骨折しているのかなと思いました。後から調べると、鎖骨を骨折していたようです。彼女は、私の住んでいる隣町の寒川町出身で、オリンピックに向けて調子が上向きだっただけにとても残念です。早く回復することを願っています。
畠山紗英公式HP
それぞれメダルを獲得した国は、クロスカントリー男子がイギリス、スイス、スペイン、女子は金銀銅をスイスが獲得しました。
BMXレーシング男子は、オランダ、イギリス、コロンビア、女子は、イギリス、コロンビア、オランダの順でした。
BMXフリースタイル・パーク男子は、オーストラリア、ベネズエラ、イギリス、女子はイギリス、アメリカ、スイスでした。
BMXになると、コロンビアやベニズエラの南米が入ってくるのが面白いですね。
五輪大会開催中のほとんどは、秋田の山奥でネットで観戦していました。
東京では無観客という異例な大会となりましたが、選手たちはみな懸命に日頃の成果を競い合っていました。他の楽しみを削って練習しているのだから当然。つまり命をかけて打ち込んできたということ。
以前、オリンピックの無観客開催を提案しましたが、開催までかなり混乱していて、誰のための大会なのかを皆忘れているように思われました(もちろん、アスリートのための大会です)。
今回の大会ではネットによる動画配信があり、とても助かりました(テレビがないので)。
ただ、ネット配信では解説のないものもあり、場内アナウンスが聞こえないと全くわからないものがありました。うるさいと思って聞いていた解説も役に立っていたのだと気づいた次第です。
また、解説があっても途中、たしか放映権の都合でだったか、音声がある部分だけ突然消えることがあり、違和感を感じました。
自転車競技については、日本では現在もやはりマイナーな取り扱いだったように思います。やはり、メダルを取らないとマスコミなどは積極的に取り上げてくれませんね。
そういう意味ではトラック競技オムニアム女子の梶原悠未選手が獲得した銀メダルには自転車スポーツの普及にとっても価値があります。
BMXはレーシングもフリースタイルも次の大会でメダルを取る可能性が高い競技だと思いますし、トラック競技もいい線いくのではないでしょうか。
トラック競技の強豪国は、スケートの強い国と重なっているように思います。裾野が広がれば日本も強豪国の仲間入りも夢じゃないと感じました。
あなたはどうご覧になりましたか?
では、このへんで
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先日、自転車に乗ってみました。
乗れました。
乗れたことが素直に嬉しい。
今回はそんな感激をお伝えしたいという思いで書いています。
先月の2月22日に手首を骨折し、3月3日に手術で金属を入れて固定。
骨折してから1ヶ月と数日、手術からはほぼ3週間で自転車に乗れるようになるとは思いませんでした。
さすがに手のひらに体重をかけるのは厳しいので、サドルを下げて体を起こした姿勢にはなりましたが。
自転車はあの転倒したMTB。
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MTB練習記 【しばらく乗れなくなりました】 - Hakuto-日記
怪我して救急で運ばれると 【現場検証】 - Hakuto-日記
幸い無傷とはいきませんでしたがそれほど大きなダメージなく、また元のように走らせることができました。
せっかく復活させたバイクなのですからまた乗れるようになってとても嬉しいです。
自転車が無事だったのは、自分はコンクリートの階段に落ちましたが、MTBのほうは階段をまたいで反対側の土手に落ちたおかげです。
少しの傷とは、ハンドルバーの右のエンドキャップが無くなっていて、代わりに泥が詰まっていたこと。左側のキャップは大きな傷がついていました。
これは、ちょっとした傷があるけどもう1セットエンドキャップが残っていたのでそれと交換しました。
ほかにはVブレーキが擦れるようになっていたのでホイールの歪みをチェック。
異常なし。ホイールをちゃんとはめ直してブレーキシューの間隔を調整。
あとは色々なところについていた泥を落として試しに走ってみると、問題なく走れました。
そしてそのままもう少し走ってこんどは手首の調子を見ます。できるだけ体重をかけないように。
手首の回復状況は、痛みはありますが右手とほぼ同じくらいの角度までに曲げられるようになりました。
これはギプスをしている間も常に動かせるところを動かしていたおかげだと思います。
ですから、あなたももし骨折したら、動かせるところはできるだけ動かすようすると、あとあと楽だということを頭の片隅に入れておいてください。
筋肉が固まるのはとても早くて、1週間全く動かさないともう動かしにくくなってしまいます。
そして、固まった筋肉をもとのように動かせるようにするには痛くて辛いリハビリをしなくてはなりません。
このリハビリが辛くて途中でやめちゃう人もいるくらいです。
もちろん、途中でやめれば関節の可動域は狭くなってしまい、足だとふつうには歩けなくなってしまいます。
手首は順調に回復していますが、いまも不自由なのが中指の関節。少し腫れていて途中までしか曲がらず痛みがあります。転倒したときに突き指したのかもしれません。
先日、パソコンボランティアの再開のことを書きましたが、そのとき会場まで自転車で行ってみました。
パソコン教室再開 【クロームブックの躍進はあるか】 - Hakuto-日記
ゆっくりと安全に走りました。転んで手をついたら大変です。
そうして走って約25分。ほぼ痛みなしです。とくに骨に響く痛みは全く感じませんでした。
ただ、教室は午前中のみだったのですが、1時間くらい立っていたこともあり、家に帰るとかなり疲れを感じました。
体力もかなり落ちてしまっているようです。
その2日後、所用のため藤沢まで自転車に乗って行きました。
この日はとてもいい天気でポカポカ陽気。そこらじゅう桜が満開でした。東京でも桜が満開だとネットのニュースで見ました(テレビを置いていないので)。
風はほとんどなく、暑くて途中でL.L.Beanのフルジップジャケットを脱いでいきました。
桜は並木になっていたり、ぽつんと咲いていたりとほんとうに「今最高の気分だぜ」と桜が気を放っているようでした。
藤沢まで自転車で行くのは今回が2回目ですが、家から約12キロほどの距離を45分ほどで到着。平均時速約16キロになります。
初めてのときは1時間15分もかかっていたのにです。
そんなに急ぐ必要はなかったのですが、ともかく気持ちが良くていつのまにかスピードが上がっていました。
それに手首の痛みも力をかけなければ感じられず、その痛みも大したものでなかったこともあるかもしれません。
帰りは少し風が出てきましたが、受ける風がとても心地よく、また、桜の花びらがちらほらと散っている中を走るのも気持ちがよかったです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
こうして再び自転車で走ることができてとても幸せを感じています。
生きていること、体が動くことに感謝です。
とにかく何もかもすべてのものに感謝したくなりました。
このブログを読んでくださる方々にも感謝します。
なお、この日家に帰ってからしばらくのあいだ午睡しました。
では、このへんで
今回登場したL.L.Beanのフルジップジャケットは
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いつも当ブログにお付き合いいただきありがとうございます。
先日ジュニア用MTBを再生し、楽しくて自転車&ハイキングをしたり、ちょっとした用事をこれに乗ってすませたり、俳句のネタにしたりと大活躍です。
もちろん技の練習もしていますが、こちらはなかなか上達しません。
そんなだめだめ練習記録を残して、練習中の方の励みにしていただけたら幸いです。
昨年の9月下旬にロードバイクで立ちゴケしてからスタンディングの練習を思い立ちました。
ロードバイクで立ちゴケしない3つのポイント - Hakuto-日記
日本一周した自転車で練習を始めました。
始めは一回に15分くらい練習すると疲れてしまい、続けて練習することができないくらいでした。
それはもう全身に力が入ってカチコチでした。
同時にスタンディングを指導してくれる動画を見まくり、それを参考にやってみるようにしました。
まずはどちらの足を前にするか、ハンドルはどちらに切るのか。
いろいろ見て得た結論は、どっちでもいい、どちらでもできることが望ましいということです。
基本利き足が前の人が多いようで、ハンドルの向きは、ロードバイク乗りは前足側に、MTBやトライアルなどスタンディングから次の技に繋がる場合には前足の反対側に切るようです。
私は利き足が右足でこちらを前に、ハンドルを左に切る形で練習を始めました。
なお、膝やすねをたくさんぶつけて痛い思いをしています。
初心者は膝・すね当てがあると安心です。
練習方法は、壁と車体を45度くらいにして前輪を壁に押し付けました。
これもできるようになるまでにかなりの時間(日数)を要しました。
次に動画で紹介されていた、柔らかい土を少し掘って前輪をその溝にはめる方法です。
こうすると前輪の支点が2カ所になり安定するとのことでした。
これは効果がありました。このようにすると、50秒くらい立っていることができました。
溝の中では簡単でしたが、平らなところでやるとさっぱりです。
少しだけ立っていられるのなら前後にゆらゆら揺れていればいいじゃないかと考え、壁当て方から後ろに下がる方法で試してみました。
これは後ろにさがるのが難しいこと、さがってもバランスを維持するのが難しいことからいまだにクリアされていません。
やはり前後ではなく、左右のバランスをとることも大切だと思いますので両方できるようになることが目標です。
この日のベストです。
これは再生したMTBで最近練習を始めました。
これも動画をみて、コツは膝を曲げ腰を後ろに引き腕を引きつけることだとわかりましたが、やってみるとほんの少ししかフロントが上がりません。
自分でビデオを撮って見たところ、腰が後ろというより斜め45度くらいになっていて腕も前方に伸ばして引いているのがわかり、今後改善したいと思います。
漕ぎ上げも少しは上がるのですが、すぐにバランスが崩れてしまう状態です。
このほか土手の上り下り、リアホップなんかもちょっとだけやりましたが、もっと練習の必要があります。
先日、3段の階段を下ってみたところあっけなくクリア。「いけるじゃん」と心に慢心が生まれました。
2月22日の練習の最後に階段を下ってみようかという軽い気持ちで上に立ったところ、15段の階段は無理そうなのでその横の段になっていないところを下ろうとして、少し下のあたりにブレーキをかけたまま前輪を乗せました。
すると砂利でずるっとすべり、体勢を整える(体を後ろに引く)暇もなく滑り落ち、ずれて階段の方に。
ブレーキから手を離せばまだよかったのかもしれません。前輪がロックし、気がつけば体がふわっとからだが宙に舞い上がり階段の下まで真っ逆さまに落ちました。
というていたらくで前転。見事に手(左)をつき、「やっちまった」とすぐに骨折したとわかりました。
一昨年の肘頭のときと違いすぐに腫れて来ました。
救急で搬送してもらい、整復とギプスシーネで固定してもらい家にかえりました。
というわけで天皇誕生日は静養の休日となりました(定年後は毎日が休日ですが)。
なお、ヘルメット、膝とすね・肘プロテクターをしていなかったら手首だけでは済まなかったでしょう。ヘルメットはてっぺんが凹んでいました。
初心者の方はカッコを気にしてはいけませんよ。
あーあ、しばらく自転車に乗れませーん。
では、このへんで
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MTBで遊べる技っていったいどんなものがあるの?
そもそもMTBってどんな自転車のことをいうの?
MTBみたいな自転車っていっぱいありそうだけど、どんな違いがあるの?
そんなふうに思ったことはありませんか。
実はこれはすべて私の疑問です。
古いMTBを復活させたので、ちゃんと調べてみました。
まず、素朴な疑問。MTBってどんな自転車のことをいうのか。
そこで日本マウンテンバイク協会のサイトをみてみました。
そこには、マウンテンバイクの定義として
荒野、山岳地帯等での高速走行、急坂登降、段差越えなどを含む広範囲の乗用に対応して、軽量化並びに耐衝撃性、走行性能および乗車姿勢の自由度等の向上を図った構造の自転車
とあり、仕様としては
となっていました。
あれー、HP更新されてないんじゃない。最近の自転車はディスクブレーキなんじゃない。それに26インチは古いっていうじゃない。
ウィキペディアの方をみて見ると随分と詳しく書かれています。
ブレーキに関しては「ダウンヒル以外のほぼ全ジャンルでエントリーモデル以外はディスクブレーキ装備となっている」と書かれています。それに、カンチの次にVブレーキが主流になって、そしていまディスクになったとあります。
ホイール径は、HE(フックドエッジ)26インチだったのもが競技用として2000年代に29インチ(700Cと同径)があらわれ、一般用でも現在は26インチから新しくあらわれた650B(27インチ)に移行しているとのこと。そしてタイヤは1.75〜2.2インチの幅が多いそうです。
自転車タイヤを交換して遊ぼう 【互換性がこれで分かる】 - Hakuto-日記
では、どんな種類があるのでしょうか。同じくウィキペディアでの分類です。
・クロスカントリー出展:Procaliber 9.5 | Trek Bikes (JP)
スプロケットがワイドレンジですね。最近はフロントがシングルのようです。
・ダートジャンプ出展:GT La Bomba Pro (ラボンバ プロ) | 公式日本語Web - GT Bicycles 日本語公式サイト | MTB,BMX,グラベルロード
・オブザーブドトライアル出展:BREATH tomorrow 20 | 下関の自転車ショップちゅう吉
サドルがありませんね。見慣れないバイクです。BBの位置が高いです。
・プレイバイク出展:P.3 | Specialized.com
う〜ん。ダートジャンプとの違いがよく分かりません。若干BBが高いかな。フロントがリジットならストトラ車となるのでしょうか。
とまあ、以上に分類されています。
クロスカントリーは山道を長距離走るためのもの。
ダートジャンプはジャンプスタントに特化したBMXに近いバイク。
オブザーブドトライアルは、MTBでもトライアルができるじゃないかということでオブザーブドトライアルの名で正式競技となり、やがてバイクトライアルの一部門となってトライアルに特化していったバイク(と解釈)。
プレイバイクはMTBとBMXをミックスさせたバイクという説明があります。
以上のように、MTBといっても様々な種類があるのですね。
といっても、トライアル以外、違いがよくわかりません。
なお、トライアルがMTBを使うことから始まったということは初めて知りました。オートバイのトライアルを自転車で行うようになったことは知っていましたが、その始めがMTBだったのですね。
ロードバイクで立ちゴケしてから、これはバランスが悪いのだから、スタンディングができるようになればいいのじゃないかという思いつきで練習を始めました。
しかし、関連動画を観ているとロードバイクよりMTBとかトライアルの動画が圧倒的に多いことに気づきます。
そのうちに、「ストトラ」という言葉も出てきました。
うーん、違いがよくわからない。このほかにBMXなんかもあるし。
そこで、一応整理して見ることにします。
そして、BMXがストリートの障害物を利用して遊ぶようになったのと同じように、トライアルでもストリートで遊びたいなとなり、それに適したストリートトライアル(ストトラ)が生まれたみたいです。
トライアルの場合は先祖返りしているみたいですね。
・ストリートトライアル
出展:CZAR ION Plus 24″ – ECHO BIKE
さて、こうしてみると、MTBの技というのは、基本的なところはトライアルで行なっている技であり、動きの中ではBMXの技(トリック)があるということなのでしょうか。
そして、基礎となるテクニックは、MTBでもトライアルでもBMXでも共通しているようです。
となると、どのタイプの自転車でも基本となるスキルを身につけたいと思いませんか。
レッドブルのサイトに「ストリートで練習できる7つのMTBスキル」というのがありましたので紹介します。ただし難易度は高いです。
1から4までは普通ですが、5の壁走行にはびっくり。6の階段下りは恐怖心との戦いですかね、3段くらいなら降りられるのですが。7のコーナリングの動画はみたことがなかったです。でも高速は怖いです。
それに5、6はトライアル車では無理ですよね。
それからもう一つ。
ユーチューブのmasamasaチャンネルの次の動画で、初心者向けのトライアルの基本技の紹介があります。
紹介している内容は、
こちらも難しそうです(どんな技かは動画を見てネ)。
けれど、この辺を目標にやればいいのだということが分かり、参考になります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ところで、基本中の基本であるスタンディングには、様々なパターンがあります。
レッドブルでいう静止状態のままバイクの上で立つのが一つ。
そして前後に揺れながら立っているのが2つ目。
フロントをホップさせてバランスを取るのが3つ目。
リアをホップさせて立っているのが4つ目。
そしてフロントホップとリアホップを交互にやるシーソースタンディングの5つです。
今回いろいろ調べましたが、スタンディングだけでもマスターするのに何ヶ月、いや何年かかるのか。
そのうちに歳をとりすぎて体が動かなくなってしまうのではないかと心配しています。
では、このへんで
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いよいよ大詰めの組み立て編です。
さて、どんな風に仕上がったのか。
といってもただ走れる状態に戻すだけなので見た目は変わりませんが。
ただ、ハブには新しいグリースが使われているし、ケーブルにもオイルをつけていて、見えないところの性能がアップしています。
いやー、これって単なる自己満足の世界ってやつですね。
今回は再生計画のラスト、ハブの分解整備と組み立てをお届けします。
前輪から始めます。
ハブスパナで内側の薄いナットを押さえて外側のナットを左に回して緩めます。
少し緩めばあとは手で回せます。
ハブの中心の軸を抜くと、ボールベアリングが零れ落ちてくるので下に受け皿を用意してその上で抜き取ります。
フロントはグリースが残っていてそれもまだ綺麗でした。
せっかく外したのでパーツクリーナーでグリースを溶かし、ウエスで綺麗に拭き取ります。
私は厚手のペーバータオルを使いました。
この写真が綺麗になったベアリングです。合計で20個あります。
新しいグリスをたっぷり塗ります。
その中にベアリングをひとつひとつ詰めていきます。
ゆっくりと軸を差し込み、ナットを指で締めていきます。
最後に締め付けるのですがこれは後からやることにして、次は後輪に移ります。
フリーとは反対側のナットを外すことにしました。
前輪もそうですが、両側を回してしまうと左右の長さを合わせ直さなくてはならなくなるので、片側だけにした方が手間がかかりません。
外したナット類を内側から順に並べました。左側が内側です。
後輪は、前輪に比べてベアリングが奥にあります。
フリー側もベアリングは奥です。
グリースはだいぶ切れていてしかも汚れていました。
軸を抜くとポロリと落ちてきました。
ちなみにフリーは外しませんでした。
ベアリングは指では入れにくいので、ラジオペンチを使いました。
専用のペンチは持っていないので。
前輪と同じ要領でグリスを詰めてベアリングを入れます。
ここも指では入れづらい。グリスガンか先の尖った容器だといいのですが、カップ入りしかないため小指で詰めました。
後輪はベアリングの数が一つ少なくて9個、両側で18個でした。
ここで、1日の終了です。
本日の作業を始める前のお散歩です。
土手に水仙が咲いていました。気持ちのいい午後です。
さて、タイヤ交換前にハブのナットを締めて玉当たり調整を行います。
締め過ぎず、緩め過ぎずといった微妙な締め具合を目指します。
ただ締めるだけなので写真はなしです。というか撮り忘れました。
そして、フリーにカセットスプロケットを取り付けます。
ここにも薄くグリースを塗っておきます。
わかるでしょうか。切り欠きの幅が違っているのでこれに合わせてはめ込みます。
次にスペーサーを噛ませます。
あとは残りのギアをはめていきます。
最後にロックリング締めの工具をはめてスパナで締めこみます。
締め込む時はスプロケットを留める工具は不要です。
そしてタイヤです。
とってもお安いタイヤです。
古いタイヤを外すところは省略します。
チューブにはあらかじめ少し空気を入れておきます。
タイヤをはめたらチューブが噛んでいないか一周チェックします。
こうしてブロックタイヤをはめると印象が変わりますね。
チューブはフレンチバルブです。
携帯用の空気入れはこのタイプのしかないので全ての自転車で統一です。
前後とも完了です。
右側はクランクとチェーンリング一体型で、取り外しの時とは違い、専用工具(クランク外し)は使いません。
ただ14mmボルトを締めるだけです。
写真は左側です。
そして写真はこれしか撮っていませんでした。
ハンドルを取り付けて、ネジを上下交互に締め付けます。
仮じめしていたステムもトルクレンチで6N.mまで締めました。ハンドルも同じ強さです。
Vブレーキを台座に取り付けます。
まずは前輪。
そして後輪。
最後はトルクレンチで9か10N.m。
新調したブレーキシューです。
Vブレーキのシューには種類があって悩みました。
Y'sRoadさんのサイトから以下に種類をまとめてみます。
検討の結果、制動力の高いM70T3をチョイス。
こんな感じで仮止めします。
ハンドルにブレーキレバー、グリップシフター、パッキンのようなワッシャー、グリップの順でハンドルにはめ、ブレーキレバーとグリップシフターは仮じめにしておきます。
グリップはパーツクリーナーを吹きかけてから入れると簡単に入りました。
右側も同様。
後ろブレーキのケーブルを見ると、やっぱり劣化がひどいです。
ひょっとして残っているのがあるかも。
先日ほとんど不燃ごみで処分したのですが、「残しておけばよかった」と後悔しました。
それでも念のため探して見ると、1本だけちょうど良い長さ(短さ)のものが残っていました。
ラッキーとばかりに交換します。
これはクラリスのSTIレバーに付いていたものです。若干細いですね。
ブレーキレバー、グリップシフターの位置が決まったので、ワイヤー類を取り付けますが、その前にリアディレーラーを取り付けておきます。
ネジ1本で留まっています。トルクレンチで10Nmです。
トルクレンチは六角のアダプターしか持っていないので、古い自転車では使える場所が限られますね。
これでワイヤー類が取り付けられます。
まずはブレーキ。
ゴムブーツを用意します。
フロントを取り付けたところ。
こちらはリア。
ブレーキシューの位置を合わせて本締めしました。
フロントは、左右のバネの調子があっていなかったので調整し、最後にアルミのリード管がアームの先の黒いフックからギリギリ外せる位置に調整してワイヤーを本締めしました。
ワイヤーの先にキャップをはめて終了。
ワイヤーの取り回しは色々試してみましたが、ケーブルの長さが決まっているので結局定位置に収まりました。
やっぱりトップキャップで印象が変わりますね。
チェーンの長さは前についていたものと同じにします。
5コマ目の先のピンを抜けばOK
こんな感じでピンを再利用します。
製品には2本のピンがついてきていますが、普通はピンの先にガイド用のピンが連なっていて、まっすぐにピンが刺さるようになっています。
後ろ側の本当のピンが刺さったら、先っちょを折って取っ払います。
さて、うまくはまるでしょうか。
うまく入りましたが、動きが渋いのでぐりぐりしてなじませます。
後から、ディレーラー調整はチェーンをつけていなくてもできることを思い出しましたが、すでにチェーンをつけているので、すこし面倒です。
ギアをローにしてリアディレーラーのLのネジを回してプーリーがローギアと同一線状になるように調整。
続いてギアをトップにしてHのネジを回してプーリーがギアの外側と同一線状になるように調整します。
フロントディレーラーは説明するのが難しいです。
できればマニュアルを見てね、ということなんですが、今回は初めからではなくて既に調整してあったものに再度ワイヤーを取り付けるだけなので、ちゃんと同じ位置にワイヤーを留めれば済むはずなんです。
けれど、アジャストネジを回して再調整してます。
それは、うまくワイヤーが止められなかったからです。
リアはケーブルの先にある微調整用のネジがあるのですが、フロントはそれがないのでディレーラーを指で押しながらワイヤーを締めるという離れ業を行う必要がありました(本当はちゃんとしたやり方があるのでしょうが)。
まあ、ディレーラーを押して止まるところがチェーンに当たらなければそれが正解ということで、3、4回ワイヤーを締め直しました。
インナーは、ただアジャストのネジで内側に入りすぎないようにすればそれでOKです。
説明が長くなったのにあまり役に立たないと思いますので、やるときは、ぜひマニュアルを参考にしてみてください。
ペダルを取り付ければ組み立て完成です。
ところがこれがなかなかネジが噛み合ってくれません。
早く試乗したいのに〜
中華製の安物です。
手で締められるところまで締めていき、最後にスパナでぎゅっと留めます。
完成です!
グリップの先はバーテープに付属していたバーエンドを取り付けてあります。
夕方になってしまいました。
ベルとリフレクターを取り付け、ライトもつけて試乗に出かけます。
河原へやってきました。
シートポストの締め方が甘くてだんだん下がってきてしまうのと、ペダルを漕ぐと左右に回ってしまいました。
ロードバイクやMTB改のツーリングバイクと比べてふわふわしていて気持ちがいいです。
ちょっとした小さな段差なんて感じません。
それよりも、ロードのような繊細さとは違い、自然をかけめぐるぞーというおおらかな振動が伝わってきます。
そして、砂利道が楽しーい。
最後までお読みいただきありがとうございます。
やりました。終わりました。
新品ではないけれど、自分でレストアした達成感もあってなかなかいいじゃん。
シフトも問題なく決まるし、ブレーキも効きがいい(そりゃ新品のシューだもの)。
そうして既に届いているプロテクターをつけて、しっかり練習しようと心に誓うのでした。
すると、遠くからこんな声が。
「スタンディングすらできないのにフロントアップ(マニュアル)なんてはるか遠い道だよー」
いやいや聞こえません。
では、このへんで
これまでのMTB再生の記録です。
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前回は古いジュニア用MTBの分解編をおとどけしました。
しかしながら、クランクが固着して外せず、自力では無理だと観念しました。
そこで自転車店に電話してみると、
「特殊工具が必要かもしれないのでわからないけど、とりあえず持ってきて」
とのこと。
今回は自転車店での顛末と清掃編になります。
冒頭でお話ししたように近所の自転車店に電話したところ、気のいい親父さんが出て、とりあえず持ってきてと言うことでした。
そこで、車をやめてしまったため、フレームを担いで歩いて行きました。
到着すると、大型スクーターの整備中でしたが、すぐにみてくれました。
もちろん普通のボルトなので特殊工具は必要ありません。
さっそく14ミリのソケットレンチの頭だけをはめて、大型のモンキースパナで外そうとしてくれました。
ところが、がっつり止まっていて動きません。
今度は、エアーインパクトレンチ(今回調べて名前を知った)を使ってやってみました。
しかしこれもダメ。「やっぱりダメかー」と思っているところに、さっきより大型のインパクトレンチが登場。
先がたわむようになっているので、何もないところで回すと先がブルブルと震えて回ります。
この工具を差し込みスイッチオン。
ガタガタガタ。
すると今度は取れました。おお、ヤッタネ!
そして左側も同じ要領で外せました。
「たぶんBBも固着していると思うので、BBも外してもらえませんか」というと、さっそく気のいい親父さんが辺りを見回してBB(ボトムブラケット)を外す専用工具を持ってきました。続いてまた辺りを見回し今度はハンマーを持ってきました。
専用工具をBBに差し込み、ハンマーで奥深くまで叩きます。
そしてさっきのモンキーレンチで思い切り回しました。
すると、ガキーンと音がしてBBのかけらが飛びました。親父さんは、
「ダメだね。外れないね」
そして、クランクを止めるBBの中心を回して見て、
「これならガタもきていないし大丈夫だよ」
「少しザーッという音がするのでグリスアップしようと思ったんですよ」というと
「このくらいが普通だよ」ということでした。
というわけで、クランクは外せましたがBBは外せないということになりました。
ちなみに工賃として片手相当額をお支払いしてきました。
この写真は自転車店で撮るのさすがにははばかられたので家に帰ってから。
まあ、BBの縁が割れて取り外すことができませんが、BBがダメになる頃はこの自転車も寿命ということでしょう。
なお、トップの写真は自転車店の親父さんが、ボルトを外しクランク抜き工具を挿しているところです。
気を取り直して、家でフロントフォークの取り外しを行います。
先日は、トップキャップを外し、ステムも外したのにフォークが抜けませんでした。
上からプラハンマーで叩いてもダメでした。
やはり、パッキンのようなものを取らないとダメそうです。
一箇所切り欠きがあるので、ネジが切ってあるのだと思ってドライバーの先をあてて、ハンマーで叩いて左に回してみます。
いやー全く動きません。
強く叩いていると切り欠きが削れてきました。
そこで、気長にコツコツと叩いてみます。
「動いたか」とおもったら、単にフォーク全体が左に回っているだけでした。
もう一度、ネット検索して情報を探します。
やる前に調べたところ、同じ構造の自転車は1つのサイトしか見つからず、それにはパッキンのようなものを外してとあるだけで、外し方は載っていませんでした。
こんどは検索ワードを色々変えて試みます。
だいぶ時間がかかりましたが見つけました。
そこにはただはめてあるだけなので、それを上に持ち上げれば取れると書いてありました。
なーんだ。分かってしまえば単純なこと。「ああ、頭が硬いな」と反省し、いざ挑戦。
ところが、ドライバーの先で切り欠きのところを上にあげようとするも全く動きません。
そこで、上に出ている部分の外側からてこの要領で少しずつ押し上げて行くと、少しずり上がりました。
そうやって位置をずらしながらやっていくと、ふっと上に上がりました。
ようやく取れました。
ベアリングはリテーナーが付いており、下向きでした。
そしてフロントフォークを取り外します。
下のベアリングは上むきに付いていました。
無事に外せました。
なお、ベアリングはなくなると大変なので、清掃してすぐに組み付けます。
パーツクリーナー(ここではチェーンクリーナーを使用)で古い油を取り除きます。
下受けにパッキンがあることに気がつきました。
(だいたい)綺麗になりました。
グリスアップして、逆の要領ではめていきます。
上側もグリスアップします。
スペーサーの内側にも薄くグリースを塗っています。
ステムを取り付ける前に清掃です。
ボルトにもグリースを塗りました。
最後はトップキャップ。
ところが・・・
ネジを締めすぎてトップキャップが割れてしまいました。
ショックでこの日の作業はこれでおしまい。
グリスは昔買ったものでシマノの汎用グリースを使いました。
今だとこれに該当するかな。
さて、翌日はいいお天気です。
散歩中に満開の蝋梅を見つけました。
残念ながら匂いは感ぜず。でもみごと。
さて、本日は前日の失敗にもめげずに自転車を綺麗にします。
まずはホイールから。タイヤは処分しますが、はずすとリムが傷つくので後から外します。
チェーンリングとクランクもブラシで洗います。
フレームは汚れがこびりついているので、コンパウンドを使いました。
あまりこれを使うと塗装まで取れてしまうので気をつけましょう。
随分綺麗になりました。
ただ、LOUIS GARNEAUのステッカーの汚れはコンパウンドでは落ちませんでした。
そこで、チェーンディグリーザーをかけてこすってみると、
このように少し汚れが取れてきました。
やり過ぎずこのあたりで妥協です。
まずはシートポストクランプの簡単なところから。
続いてVブレーキをパーツクリーナー(チェーンクリーナー)で清掃。
そしてリアディレーラーのチェーンテンショナーを分解して清掃します。
分解するとこんなパーツで組まれています(写真は清掃後)。
なお、まだ分解できるのですが、ちゃんと動くのでここままで清掃を行いました。
クイックレバーも綺麗になりました。
左上にある輪っかがハンドルのグリップシフターを回しやすくするやつで、写真のように割ってしまいました。
なお、油汚れはパーツクリーナーですが、表面の小さな錆や汚れはほとんど真鍮ワイヤーで落としました。これが結構綺麗になるので重宝します。
ブレーキレバーとグリップシフターの清掃開始。
ブレーキレバーからワイヤーを取り外します。
Vブレーキが綺麗になりました。
次はグリップシフターです。
こちらは正常に動くので、ワイヤーはつけたままにしました。
家に転がっていたタイヤ保護剤をゴム部分と樹脂部分に吹き付けて磨きました。
ブレーキワイヤーも同様です。ただこちらには一箇所ひび割れがありました。しかし気にしないで使用します。
サドルのレールにもサビが浮いていますね。
取り外してやぐらも真鍮ブラシで磨きます。
あんまり綺麗にはなりませんでした。
長くなったので、ハブの清掃とグリスアップは次回に回します。
そして組み付けまでお伝えできればと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
いやー、結構失敗しますわ。
落ち着いてやるつもりでいるのですが、ダメですね。
慎重さがかけているのでしょうね。
ともかく、もうすぐ組み上がって乗れそうです。
ウワー、心が弾みます。
交換パーツはすでに届きました。
当初の予定に追加となるのはトップキャップですね。
せっかくなので、再生した記念となるようにちょっとカッコイイのにしました。
どうでもいい(機能に関係ない)パーツだけど、いつも目に入るところなので気分が違うんじゃないかと思います。
では、このへんで
前回の記事は
元々の記事は
次の記事は
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先日の古いジュニア用MTB再生計画を実施し始めました。
今回は分解編となります。
さて、どんな発見があるでしょうか。楽しみです。
いよいよ分解します。
さて、どこから始めようか。
とりあえずペダルを外します。
逆ネジがあるので注意します。
左右どちらにあるのか忘れてしまったので、ネットで調べます。
おお、左側が逆ネジ。つまり右に回すと緩むということですね。
クランクのネジカバーも外しておきました。
左右無事に外れました。
ペダルは六角レンチで外れるものもありますね。
次に錆びついているチェーンを切ります。
といってもチェーンカッターを使ってピンを抜くだけなので簡単です。
こんな感じでネジでピンを押していきます。
外れました。
このチェーンは再利用はしません。
次はVブレーキを外します。
ゴムのブーツがでろでろになってます。
六角レンチで簡単に外せます。
ご覧の通り外れました。
後ろのブレーキも同様に外します。
Vブレーキのゴムのブーツは溶け出しているため再利用不可です。
また、ブレーキシューは山は残っていますが、裏側がひび割れているため要交換です。
続いてハンドル周りです。
ハンドルレバーとグリップシフターのネジを緩めます。
緩んだらハンドルの内側に少しずらします。
グリップを抜きます。
グリップの中にパーツクリーナーを吹きかけてじわりじわりと抜いていきます。
今回は近くにあった接点復活剤を使いました。たぶん水でもいけた感じでわりとかんたんに外れるグリップでした。
まえに薄手のグリップを外そうとした時はなかなか外れなくて大変でした。家内のヘアスプレイを借りてようやく抜けましたが、ゴムが溶け出してきてデロデロになりました。
シフターを抜く前に、ディレーラー側で留めているワイヤーを外します。
写真はフロント。
リアはこんな感じです。
ハンドルに戻り、シフトグリップとブレーキレバーを抜きます。
しかし、ハンドルバーの先が削れてい外側に出っ張っていたため、引っかかって抜けません。
ヤスリで整えてから抜きました。
左側を抜くときにシフターとグリップの間にある樹脂の薄いワッシャーのようなものを割ってしまいました。
まあ、それほど支障はないでしょう(ネットで探しても見つからないのでそう思うことにしました)。
このグリップシフターはスラム製でなかなかスマートです。グリップ部分もほとんどベタベタになっていません(ほんのわずかべたべたしますが気にしません)。いま見直してみてもハンドル周りがスッキリしてなかなかいいと思います。
続いては、サドルを外しシートポストを止めるシートクランプなるものを外しました。
これはただはめてあるだけなので、簡単に外せました。
続いてリアディレーラーを外します。
ネジ1本だけで簡単に外れます。
つまり強度もあまりないということなので、ぶつけないようにした方が良さそうです。
あちこち飛びますが、今度はハンドルを外しました。
上下を交互に緩めます。
トップキャップを外します。
続いてステムを外します。
ステムの下にはスペーサーがあります。
スペーサーの下にパッキンのようなものがあり、フロントフォークは下に落ちてきませんでした。
とりあえず、フロントフォークを外すとベアリング清掃をしないとならないので、これはここまでとして、クランクを外すことにしました。
ところが、これが固くてびくともしません。
ネジは14ミリのボルトで、それほど錆びてはいません。けれど固着していてどうにもなりません。
工具に差し込むパイプがあればもう少し力が加わるのですが、ちょうどいいものは見つからず、これは自転車店にお願いするしかないと観念しました。
おそらくBBも固着しているだろうからそれも外してもらおうと思います。
このほかできることはないかと見回して、リアホイールからスプロケットを外すことにしました。
赤いスプロケットを外す専用工具は、留め方がわからなくなってしまい、誤ったやり方で取り付けています。
チェーンをからめる方向はあっているのですが、本当は向きが逆で、先っちょをスプロケットに当てるのが正しいやり方です。
けれどもこれでも外れてしまいましたので結果オーライです。
はめているのはロックリングを外したり締めたりする専用工具です。
一番小さい歯は11Tで大きい方は28Tでした。
よくあるプラのカバーはついていませんでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
BBの固着は想定していましたが、クランクが外れないとは。
自転車店が引き受けてくれれば良いのですが。
ただ、普通に回転してガタもないのでこのまま乗ろうと思えば乗れる状態です。
ユニークだったのは、フロントディレーラーをBBで留めているところです。私が知っているのはシートポストに留めるようになっているもので、ほとんどがこのタイプだと思います。
だからディレーラーを交換するにはBBを外さないとならないことになります。ちゃんと動くのでその必要はないのですが。
とりあえずクランクについては自転車店に持ち込むことと、フロントフォークのパッキンのようなものをどうやって外すのかが次の課題です。
今のところ、買い替えが必要と考えられるものは、
といったところでしょうか。
では、このへんで
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眠っていたMTB。
それも20年くらい前のジュニア用のMTB。
直せばまだ乗れそうだ。
よし、これでスタンディングやフロントアップの練習をするぞ!
そんなことを夢見た定年後のおじさんは自転車の再生計画を立てました。
さて、今回はそんな計画の話です。
長男が小学生の時に買った古いMTBが実家に放って置かれています。
実家に戻ってきたので、このMTBを再生してみようと思いました。
フレームサイズが370なので、フロントアップなどの技を練習するには丁度いいかと考えたわけです。
ルイガノというカナダのブランドでがガノーの廉価版、あるいはカジュアル向けなのがルイガノ。
ただ実際は、カナダ企画しているガノーも生産は台湾。ルイガノはアキコーポレーションがライセンス契約をして日本で企画・生産していたようです。
そして、2017年に「サイクルベースあさひ」のあさひ(株)が日本販売代理権を取得して販売しています。
さらにカナダのルイガノ社は昨年経営破綻をしたということで、結構波乱があったようですね。
さて、我が家のルイガノ。製品名はたぶん「LGS5」。
ホイールは26インチです。フロントフォークはSR suntour のサスペンションがついています。
平塚駅の近くのセオサイクルというところで安売りしていたものですが、今はもうその場所にセオサイクルはなくなってしまいました。
自転車の仕様を以下にまとめると、
フレーム:アルミフレーム
フレームサイズ:370mm
ホイールサイズ:26インチ
ディレーラー:ALTUS フロント3段、リア7段
ギア:フロント 42-34-24
リア ?-28
クランク:170mm
ブレーキ:前後ともテクトロ製Vブレーキ
リム:FEMCO A564A 26X1.50
現状:チェーンが錆びついて固まっている。あとは分解して見ないとわからない。
とりあえず、本格的なオフロードは走らないことやスタンディングやフロントアップ(マニュアルっていうの?)などのテクニックを練習するために使うという目的を考えて、できるだけ普通に乗れるくらいの状況に持っていければOKとします。
そして、古い自転車の再生の様子をブログに記録して発信したら、役に立ててもらえる人がいるかもしれないと考えました。
では、以下に古自転車再生計画をまとめます。
(1) やること
古い自転車を再生する。
(2) 再生する目的
自転車メンテナンスの練習と再生したMTBでフロントアップなどのテクニックを習得すること。
(3) 方針
できるだけ現在の部品を再生してなるべくお金はかけない。
なお、楽しみながらのんびりと行うことと、ちゃんと写真で記録すること。
つい気持ちがはやって頑張りすぎるので、腰が痛んだり、写真を撮り忘れたりするので気をつけたい。
(4)手順
(5)その他
もう1ヶ月以上スタンディングの練習もしていないので、この自転車が再生したらしっかり練習し、フロントアップなども練習してできるよう頑張りたい。
そのためには、防具(すね当てや膝・肘ガード)なんかも揃えたいと考えている。これまでなんども痛い思いをしているので、つい気持ちが萎えてしまうのを防ぐため。
フロントアップ、マニュアルとは(ハードルが高いなあ)
はたしてこんなのできるだろうか。
本当は、上達して本格的なMTBで走るのが夢のまたユメです。
そんな苦労して直さなくてもいいのじゃないかという考えが頭をよぎります。
でも、ちょっと待った。
「物を粗末にしてはいけません」て教えられて育った世代。いくら廉価版でさらに安売りだったとしてもちゃんとしたブランド?の製品。ようはもったいないということ。
でもそれだけではありません。
自転車メンテナンスもしばらくやらないと忘れてしまうんです。
ペダルのネジが逆ネジなのはどっちだっけ? とか。(早速チェックしました。左側でした。)
だからせっかく覚えた知識とか手順とかを忘れないためにはとってもいい教材なのです。
デメリットは、壊してしまう恐れ。
でも、壊れたら壊れたで処分することの決断ができます。
だからデメリットはほとんどありません。
強いていえば、お金がかかること。
それでも中古で買うよりは安い。
それに本格的に乗ろうとしたら、ちゃんとした(高い)MTBじゃないとすぐに壊れそうです。
たぶん、壊れるほど乗りこなせないとは思いますが。
幸い、フロントサスはイカれていないので、たぶんタイヤとチューブ、チェーンそしてブレーキシューの交換くらいで済むと思われます。
さて、あとは昼間の暖かい時間に少しずつ整備していきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
改めて車種をネットで調べると今でもほぼ同じコンセプトで売られているようで嬉しくなりました。
この自転車の後に、下の子に買ったTOYOTA(たぶん)とか書かれた一見おしゃれな自転車は、ものすごく重たくてもうずいぶん前に処分しました。
買い物はすこしでも安いほうがいいですが、少し高くなってもちゃんとした作りの廉価版のほうが長く使えるのではないかと思いました。
うまく再生できたら、このMTBの他にロードバイク、ツーリング用に改造したMTB兼街乗り用の3台を乗り分けられることになります。
考えるだけでルンルンです(実際はそんなに乗っていないのですが)。
また、再生の状況を載せますので是非またお読みください。
では、このへんで
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アヘッドタイプのコラム径は、
25.4mm(ノーマルサイズ)
28.6mm(1-1/8インチ オーバーサイズ)
31.8mm(スーパーオーバーサイズ)
1.5インチ(ワンポイントファイブ)
キャノンデールサイズ(1-5/8インチ)
などの規格があります。
適正サイズは、一般的には前かがみになったときの肩幅を測るのが良いとされていますが、これは目安なので自分にしっくりくるサイズを決めるのはなかなか難しいところです。お店でサンプルを握ってみるのが一番わかると思います。
Amazon | シマノ(SHIMANO) シフトレバー SORA SL-R400 1台セット (Wレバー) ISLR400F | シマノ(SHIMANO) | シフトレバー
台座がない場合にはこれで取り付け可能です。
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