Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

江ノ島まで走って来た 【久々のロードバイク】

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江ノ島をバックに



ロードバイクがずっとローラー台の上に置かれている。
 
ローラー台の上で乗るのもほんとうにまれで、乗っても短い時間しか乗らない、というか乗れない。
 
しかし、乗らなくてもタイヤの空気圧というものは減るもので、ローラー台で漕ぐたびに携帯ポンプで空気を入れなくてはならない。
 
こうした体たらくなのである。
 
先日は、意を決してサイクルウェアに着替え、ホイールをはめて(うちのローラー台の場合前輪)いざ出陣とばかり玄関を開けたら雨。
 
結局そのまま諦めてローラー台に戻した。
 
しかし、とうとう外に連れ出すことに成功したのである。

江ノ島まで

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江ノ島に到着
8月ももう終わろうかという晴天の日、気温は高かったがともかく外に出て走るということが目的で重い腰を上げた。
 
何事もはじめの一歩を踏み出すのには勇気がいる。しかしこのはじめの一歩が大事なのだ。
 
と、まあそこまで大袈裟ではないのだが、サイクルウェアに着替え、ホイールををはめ、部屋から外に運び出す一通りの作業が億劫なのである。
 
それに、ロードバイクに乗るのは初めてじゃないし。
 
しかし、平塚に戻って来てからは、ロードバイクによる初の外サイクリングではある。
 
やはりテキパキとはいかず、支度を始めたのが午後2時で、最後に空気圧を調整し終わったのが3時であった。
 
とりあえず、ジャイアント・ランドナーでよく走った道を行くことにし、6時までには帰りたいので、1時間半走ったところで引き返すことにした。
 
相模川右岸の土手道を下流に向かって進む。
 
そういえば、以前は途中で途切れていて、大きく迂回をしなければならなかったが、現在は道がつながっているのでありがたい。
 
久しぶりに乗ったロードバイクだが、今回はビンディングシューズは履いてこなかった。やはりどうも立ちゴケが怖い。もう2度も転けている。立ちゴケを防ぐためにスタンディングが出来たらいいのではないかと考えて練習をしてはみたが、できると言うほど出来ていない。
 
それに、そこまでしてビンディングに拘る必要があるのだろうか、と思い直した。単にカッコつけたいだけなのではないか。
 
実際ビィンディングによるメリットはある。できれば使いたい。けれど、技術が追いついていない。そのうえ、ついビィンディングをつけていることを忘れてしまうことがあるのである。
 
だから、自分にはハーフトゥークリップが合っているような気もするのである。ただ、カーボンバイクにそれはちょっと似合わないのじゃないかという思い(見栄)があることも確かなのである。
 
 
相模川の河口近くにある馬入ふれあい公園の土手の階段が観客席のようになった木製のベンチみたいなところで休憩し、持って来た補給食を食べる。ここにある時計を見ると午後3時半。ここまで30分かかった。あと1時間だ。
 
そこから1号線に入って川を越え、少し走ってから右折して湘南海岸に最も近い134号線に抜ける。
 
134号線に入るとすぐ左に2軒並んだ生しらすの店(しらすメインの食堂としらす販売のお店)がある。これを横目にみて藤沢に向かって走る。ほぼ平坦な道なので快調に進む。
 
心拍計をつけてくればよかったなと思う。ケイデンスは90を維持している。サイクルコンピュータを切り替えて時間を見るとまだ16時だ。あと30分走れる。
 
まもなく藤沢に入った。藤沢まで来れたら御の字だと思っていたが、このぶんでは江ノ島まで行けそうだ。
 
そして江ノ島には16時15分頃に着いた。このまま鎌倉までいくとなると少し遠いので、ここから引き返すことにして少し休むことにした。
 
 

江ノ島にて

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片瀬江ノ島駅前にて
江ノ島に近づくにつれ人が増えていった。みればほとんどが若者で友人たちと来ているようである。ほとんどの人がマスクをしていて良くは見えないが、夏の浜辺に来て楽しそうだ。
 
とりあえず、小田急片瀬江ノ島駅前で自転車の写真を撮ることにした。すると、水着を着たムチムチお尻のお嬢さん二人が横を通り過ぎて行った。昔の美人体型だ。水着姿で堂々と歩いているのがすごいと思いながら、あまりジロジロみないようにと気をつけた。
 
海水浴場は江ノ島に渡る橋の向こう側なので見えなかったが、今年は海の家はどうだったのだろう。いずれにしても海水浴シーズンは終えているだろう(後で調べたら、8月16日から9月3日まで休場となっている。まだ、シーズン中だったようである)。
 
本土と江ノ島とをつなぐ歩行者用の弁天橋には人がいっぱい歩いていたので、その橋の途中までバイクを押しながら歩いていった。
 
意外にアベックは少なく、数人の仲間で来ている人が多い。それが夕方なので帰ってくる人と、逆にこれから江ノ島に渡る人とが入れ替わっている。子供の時間から大人の時間に移行している感じである。
 
子供の時間から帰ってくるなかに制服姿の女の子達がいた。しかしなぜ制服で江ノ島にいたのだろう。登校した後に遊びに来たのだろうか。
 
日がだいぶ傾いてきていた。潮風が心地よい。
 

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弁天橋
 
あまり乗らなかった自転車にちょくちょく乗るようになったのは、もう10年以上も前のことになる。職場の異動した先で、部下をやり込めて優越感に浸るという上司のターゲットにされて鬱々としていたとき、なんの気なしに自転車に乗ってみたら気持ちがスカッとした。
 
そのときの自転車がジャイアント・ランドナーだ。当時はMTBのままで、その後少しずつ改造して遠くまで走れるようになった。
 
そうやって少しずつ距離を伸ばし、この江ノ島まで走ってこれたときは嬉しかった。自転車でこんなに遠くまで走ってこれることに感激した。
 
その後はもう少し先の鎌倉や逗子まで走れるようになったのだが、そうやって走れる自信がついたこともあって、定年後に自転車で日本一周しようと思ったのである。
 
 
帰りの道は少し下り坂になっているので快調に飛ばすことができた。だいぶ日も傾いたので涼しくなって走りやすい。おかげで行きよりも短時間で茅ヶ崎まで戻ってきた。
 
しらすのお店近くの歩道橋を渡って横道に入り、その先の交差点の角にあるいつものコンビニに寄る。
 
ロードバイク乗りのブログによくアイスやソフトクリームの写真が投稿されているが、なぜかアイスが食べたくなるものなのである。
 
ここでゆっくりアイスを食べた。それでも6時には家に着けそうだ。ここからライトをつけて家に向かった。
 
 

最後に

 
とりあえず今の家からロードバイクを外に出す目的は達成できた。
 
今回の走行距離は40キロほどだった。3時間走ったが、実質走行は2時間で休憩ばかりしていたことになる。
 
ビンディングシューズはしばらく履かずに乗ってみようと思う。立ちゴケの不安がないことは精神衛生上とてもよい。
 
考えてみればレースを走るわけではなく、スピードもそれほど出すことができないのだから、フラペで十分であることが今回乗ってみてわかった。
 
やっぱり裏側がフラペになるクランクブラザースのビンディングペダルにしておいてよかったと思う次第である。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、このへんで
 
 
片側がフラットペダルのビィンディング

 

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