Hakuto-日記

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ロードバイクで立ちゴケしない3つのポイント

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Brent OlsonによるPixabayからの画像

 

ロードバイクに乗っているみなさーん。立ちゴケしたことがありますか?
 
ロードバイク初心者のわたしはすでに2回もやっちゃいました。
 
幸い大怪我はしなかったのですが、それでも痛い。
 
倒れた場所が崖下だったり、後ろから車が来ていたりなんかしていたら大変。命にも関わります。
 
そこで、考えました。どうしたら立ちゴケしないか。
 
その上で調べてみると、統計はないけど立ちゴケする人はかなりの割合でいるらしい。
 
だから、対策も多くの方が書いていたり動画で解説してくれています。
 
それらをまとめ、立ちゴケしない3つのポイントについてお話します。
 
【目次】
 
 

立ちゴケとは何か

 
まず、立ちゴケとはどういうことを言うのでしょう。
 
また、どういう状況で起こりやすいのでしょうか。
 
立ちゴケとは自転車が停止している状態、あるいはそれに近い状態で倒れることを言います。
 
状況としては、ビンディングを外せずに倒れてしまう場合と、片方だけ外した状態で反対側(ビンディングがはまった足側)に倒れてしまう場合とがあります。
 
 

立ちゴケすることで受ける損害

立ちゴケしないことのメリットは、立ちゴケによる損害を被らなくてよくなることです。
 
立ちゴケすると、まず、痛い、怪我をする。後ろの車に轢かれるリスクがある。そして、自転車が傷ついたりディレーラーが曲がったりする。
 
どれもいやですよね。
 
だから立ちゴケはしないようにしましょう。
 
でも、多くの人がやってしまうんですよね。
 

立ちゴケ対策その1

ここは気をつければできる対策です。
 
信号待ちなどで停止するときは、余裕を持ってビンディングを外しておく。当たり前ですがこれにつきます。
 
次にすでに停止して片足(多くは左足)を地面に着いていて、反対の足(右足)をビンディングにはめ、そしてはめた側に倒れないようにするためにはどうするか。
 
① 地面に着いている足に重心を乗せるように体をバイクの左側に寄せる
② 右側に体重がかかりにくいように、ペダルを時計の1時か2時あたりに持ってくる。(右足をすぐに踏み出せる状態)
 
不安定な場所では両足のビンディングを外しておくのも危険を予測する上でよい。
 
ここまでが基本です。
 
当然、私もやっていました。
 

わたしの場合の立ちゴケ

わたしが立ちゴケしたのは、2回とも急ブレーキをかけて停止してしまった時です。
 
1回目は、ショップのライドで一人先に行ってしまい、後ろからここで休憩と声をかけられ、休憩場所のパン屋を通り過ぎそうになったためでした。
 
2回目は、割と急な坂道を登っていて下ばかり見ていたので、交差点の直前で信号が赤なのに気づいたためで、いずれも慌ててブレーキを掛けたことが原因でした。
 
慌てるとブレーキも強く掛けてしまうんですね。もちろん急ブレーキを掛けてはいけないし、そんな状況を作ってもいけない。危険予測が出来ていなかったんですね。
 
それでも、いくら気をつけていたって急ブレーキをかけなければならない状況は起こり得るもの。子供の飛び出しだって考えられますからね。
 
そこで考えたのが、ペダルがどの位置にあってもビンディングを外せる技術があればいい。
 
それでローラー台の上でやって見ました。ですが、ペダルが下にある時以外は、ひねった膝が痛くてうまく外せないんです。無理があるようですね。それに、外れたと思って足を離そうとしたらまだどこか引っかかっていたり。これはだめだと思いました。
 
 
他の案も考えました。
 
自転車が止まってもすぐに倒れなければいいんだ!
 
そう、スタンディングができれば倒れないぞ。
 
そこで、フラットペダルのついた自転車でやってみたのですが、まったく立てないんです。なんと練習でもコケそうになり、落ち込みます。
 

立ちゴケ対策その2

そこでやっと調べて見ました。
 
そしてつぎの3つのポイントができるようになれば、かなりの確率で立ちゴケはしなくなるとそう確信します。
 

立ちゴケしないための3つのポイント

① ビンディングペダルを外す時は、ペダルが下にあるときに
 
ペダルが下にあるときにビンディングを外すのがもっとも確実です。他の位置で外そうとすると足首に無理がかかり、場合によっては完全に外れず、引っかかっている場合があります。
 
なお、わたしが使っているビンディングペダルは、SPD対応のクランクブラザースの製品です。片面がフラットペダルのダブルショット1というもので、他のタイプだと異なる動きをすることも十分考えられます。
 
 
 
 
 ② 片側だけでなく、両足ともにできるようにしておく
 
これは、通常左足を外していると思いますが、バランスによっては右足をつく必要がある場合もあるからです。
 
③ すぐに倒れないバイクコントロールを身につける
 
これは漠然としていてわかりにくいと思いますが、自転車が停止した状態で長く倒れずにいられればビンディングを外す時間がもてます。立ちゴケに関してはスタンディングができるようになるのが目標です。同時にバイクコントロールが身につきます。
 
 
 

ビンディングを外す練習

ビンディングを外す練習を公園など車の来ない場所で繰り返し練習する。
練習は走って止まるを繰り返し、左右どちらの足でも自由にできるようにする。 
 

スタンディングの練習

動画を見てると簡単そうに見えますが、やってみると難しーい。
コツを掴めばあっという間だそう。先ほどのけんたさんは、1分間のスタンディングができるまで5時間かかったそうです。
 
壁に前輪を当てて練習する方法と、ゆっくり円を描きながら少しずつ止まっている時間を長くする方法とがあるようです。
 
わたしはどちらもうまくできません。ブレーキを強く握りすぎて手が痛くなってしまうので1回の練習で15分が限度でした。しかもまだ3回の練習。あわせて45分程度。年齢を考えれば10時間は必要になりそうです。
 
 
ここで、参考になる動画をご紹介します。
 
ビンディングを外す位置については次の動画がよくわかりますし、自分でやってみたのでその通りだと思います。
 
 
 
 
スタンディングについては、立ちゴケ対策として推奨しているものは見かけませんでしたが、YouTuber けんたさんの動画で、MTBプロ選手上がりのペーター・サガンはバイクコントロールが優れているので、ほとんど落車しないというコメントがありました。
 
 
 
 
 
 

気をつけていれば立ちゴケはしないのか

 
ここで、立ちゴケしないよういつも気をつけているよと言う方もいらっしゃるでしょう。だからそんな練習なんて不要だ。それより走っていた方が楽しい。
 
でも、ちょっと待ってください。ベテランだって立ちゴケするそうです。いったん道路に出たら何が起こるかわかりません。
 
そして、もしなんてこともないところで立ちゴケしたとしても、痛いです。怪我をします。
 
先日わたしがやらかしたときは、坂の途中で、体が少し後ろの方に倒れたので、足首と膝をひねってしまいました。癖なのか肘もついてしまい、骨折して手術した傷跡を打ち付けてしまいました。不思議に手術跡に沿って赤く充血しました。後から腰や肩も痛み出しました。10日過ぎてもひねった膝は痛みが残っています。
 

止まっている2輪は倒れるもの

だから、立ちゴケしないように練習しておくことは必要です。
それでも本当に何が起こるかわからないのがこの世の中、そして止まっている2輪は倒れるものです。それが当たり前なんです。だから、倒れ方も練習しておくべきです。
 
手をつくのはもってのほか。橈骨骨折の確率が高いです。肘をつくのもダメ、肘頭には肉がついていないです。だから、腕はできるだけ体につけて肩と体側から落ちて行くのが良さそうです。首への影響も考えて、肩はすぼめた方がいいと思います。
 

心の余裕

3つのポイントをマスターすれば心に余裕が生まれます。慌てないですみます。よって、ビンディングを外して足で立てる確率があがります。
そのためにも3つのポイントをマスターしましょう。
 

まとめ

 
ここまでお読みいただきありがとうございます。
 
最後にまとめです。
 
① ビンディングペダルを外す時は、ペダルが下にあるときに
 
② 片側だけでなく、両足ともにできるようにしておく
 
③ すぐに倒れないバイクコントロールを身につける
 
そして、どうしても間に合わない時は転ぶ態勢をとる。
 
 
さあ、これで安心。ツーリングに出かけましょう。
 
 

 

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