今更ながらではあるが、スマホにStravaアプリを入れてみた。
これまではruntastic rood bike というアプリを使っていた。
といっても単に走行記録を残していただけでとくに活用もしていなかった。
それにほとんどロードバイクに乗っていなかったこともある。
新しいアプリを入れたのを機に、ちょくちょくロードバイクに乗るぞ!
善波峠
前回と同じく午後3時の遅い出発。やはりビンディングシューズは履かずに気軽なサイクリングだ。立ちゴケの心配がないと精神的な負担が軽い。
走り出すときにStravaのアプリを立ち上げ、記録ボタンで画面を切り替え、スタートボタンを押す。
あとはジャージの後ろポケットに入れっぱなしだ。
走るコースは気の向くまま。なんとなく坂のある方に足が向いた。
平塚市は坂が少なくほとんど平らだ。相模川を越え、隣の寒川町から藤沢市にかけては丘になっている。またその反対の伊勢原市も坂道が多い。
足が向いたのは伊勢原市方面だった。国道246号線に出る手前で左折し、裏道を進んでいく。車では走ったことはあるが自転車では初めて走る。
この辺りからは大山がよく見える。三角形の形のいい山で遠くからも眺められるので、信仰の対象になったのだろう。
フラットペダルで走っても特に支障はない。レースのように競っているわけではないのでとにかく安全運転である。
ただ、サドルの高さをビンディングシューズに合わせているためか、スニーカーではサドルが少し高く感じる。こんどは少し下げてみようか。
伊勢原市から秦野市にかけて越えなければならないのが善波峠である。
斜度はそれほどではないが、登りがだらだらと続く。あとでストラバの記録を見ると2.43kmもあるようだ。最初は時速14キロくらいで登っていたが、終わりに近づくにつれて13キロ、12キロとスピードが落ちてくる。
ちなみにここはを走った人の最速は3:55だそうだ。ぼくはといえば11:03。まあ気にしないことにしよう。
しかし以前ジャイアント・ランドナーで来た時は、途中でバテて上まで登れなかったことを思えば進歩したものだと思う。ただし、今回は軽量のロードバイクという違いはあるが。
そうして休まずに上まで登って来れた。峠の上はトンネルになっているのでその手前で一休みする。そしてトンネル内でライトをつけようとしたところ、全く明かりがつかない。
おかしい。どうやらバッテリーがなくなっているらしい。
ライトがないとすると暗くなる前に帰らないとまずいなと思う。そしてテールライトだけ点けてトンネルを抜ける。
ここからは一気に下りである。しかし、車が多くて渋滞しているためスピードを落とす。以後5、6人のバイクの集団と抜きつ抜かれつで進むことになった。
国道246号線はアップダウンがあって面白いのだが、車が多すぎてだめだ。渋滞に巻き込まれる。
そんなことを考えながら秦野市の真ん中あたりに来たときに時計を見ると、すでに16時半になっていた。まずい、家に帰り着く前に日が暮れる。
七国峠
次の交差点で左折して停車し、ドラッグストアで買ったプロテインなんとかという行動食を食べてカロリーを補給する。
その道は初めて走る道で、どこに出るのかが楽しみである。桜並木が続く気持ちの良い道だった。道なりに進んでいくとT字路に突き当たった。左は伊勢原、松田と書かれている。右は平塚、二宮だった。左に行くとふたたび246号線に戻ってしまいそうな気がした。
そこで右に進むことにする。少し行くとどうも見覚えのある場所があった。まえに秦野駅からバスで墓参りに行くときに見た場所だ。
そのまま真っ直ぐいくと、昔釣りに行くときによく通った道とぶつかった。そこを左に行くと墓地のある裏山につながる。
あとは、このまえ自転車で墓参りに来た時と同じコースを走って帰る。
名前は忘れていたのだが、Strava にはその峠の記録が残っていた。面白いことに、”七国峠登って下りきるまで”という記録が自動で残されていた。なんだか愉快である。runtastic rood bike というアプリにはそんな機能はなかった。
しかし日はだんだんと傾いてくる。先に見える明るい稲穂に向かっているうちに日が翳ってしまった。
振り向くと太陽は富士山に沈んでいった。
富士山の左側には箱根の山々、右手には丹沢の山々のシルエットがとても美しかった。
最後に
その後はなるべく明るい道を通って無事に家まで帰ることができた。しかし、家を出るときに予備のライトが目に入ったのだが、多分大丈夫だろうと思ってしまった。
やはり持ってくればよかったと反省しきりである。
あ、ストラバですね。たくさんライド記録を残そうと思ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、このへんで
広告