Hakuto-日記

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スーパーカブ1000キロ点検 【これまでを振り返る】

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早いものでスーパーカブを横浜デポまで受け取りに行ってから2ヶ月と10日が過ぎた。

初めは運転がぎこちなくて、体が前後に振られたり、ウインカーレバーがうまく操作できなくてあせったりといろいろあった。

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それがどうにかスムーズにシフトアップできるようになり、シフトダウンによるエンジンブレーキも使えるようになった。

そして走行距離が1000キロを超えたので、1ヶ月(または1000キロ)の点検に持っていった。

 

これまでを振り返って

スーパーカブを購入するまで

前から欲しかったスーパーカブを通勤で使おうと思い、近くの販売店にいったのがスーパーカブと出会う最初になる。

販売店に行き、メーカーに問い合わせをしてもらうと、生産が終了していることが判明。翌年に新型が発売されるという。

 

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慌てて在庫がありそうな近くの大手「レッドバロン」に行ってみると、天気の子バージョンなら1台あるとのこと。うーん、ショッキングピンクはなぁ・・・

次に取った手は、グーネットで関東の販売店の在庫を探すこと。

だが、既に売却済みだったり、遠隔地にいる人には販売できないという返事ばかりが届く。

戦略を変え、追加で欲しかったベージュではなくホワイトの在庫があるという店にも見積もり依頼を出す。

また、関東圏ばかりでなく全国で探すと2カ所でベージュの在庫があるようなので、そちらにも連絡を入れた。

 

結果は、ホワイトは2カ所、ベージュは三重と茨城から在庫ありの連絡が来た。茨城のお店は初めに問い合わせたところで、返事が遅れてきたのだった。

 

三重と茨城のどちらにしようか。

 

三重の方は配送料を含めて茨城とほぼ同じ。配送の場合は横浜まで届く。

受け取り場所が近いことを優先し、三重の販売店で購入することにした。

 

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横浜デポへ受け取りに行く

三重のお店はとても手際が良く、はじめは横浜に届くまで2週間程度かかると言われていたが、結局5日で届いてしまった。

届いてしまったという言い方をしたのは、海外通販で購入したヘルメットがまだ届いていなかったのである。

結局、スポンジがボロボロと粉になって落ちてくるような20年も昔のヘルメットを持って横浜まで受け取りに行くことになった。

 

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11月8日、横浜デポで免許証を提示してバイクを受け取る。

倉庫内でナンバープレートを取り付け、バックミラーを合わせ、エンジンを始動。初めてのカブ独自のシフトペダル。ブレーキをかけたままシフトペダルを踏んでみた。続いて踵の方も踏んで確かめてみる。

ウインカーも操作してみて点滅を確認した。

フューエルゲージを見ると針は下の方にある。どこかでガソリンを入れる必要があると思った。

 

そしてすぐに走り出す。

あとは乗りながら慣れるしかない。

 

少ししてゲージを見ると針がFULLの上にきていた。そうか、針の反応が遅いのだ。購入したお店がガソリンを満タンにしてくれていたことに感謝する。

走り始めてはみたものの、スロットルを戻すとエンジンブレーキがかかり、体が前につんのめる。少し開くと今度は体が後ろに持っていかれる。

そんなぎこちない乗り方で1時間40分、けっきょく慣れないまま我が家に到着した。

 

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なお、渋滞時のちょこちょこ進む運転では、2速では滑らかな操作は難しい。スロットルを戻さずに後ろブレーキを踏んで速度を調整し、止まる時はスロットルを中途半端にならないように完全に戻し切ってクラッチを切ることが大切であると、現在はそのように注意している。

 

初回点検は、購入した三重で受けることは難しい。そこで納車後すぐに近所のいわゆる町のバイク屋さんに事情を話し、初回点検の際は見てもらいたいとお願いしておいた。

すると、「1ヶ月で持って来られても何もすることがないので、1000キロ超えたら持ってきてください。うちでも1ヶ月を過ぎても1000キロ超えてからもってきてもらっているんですよ」ということだった。

 

通勤では片道約10キロ、帰りは11キロほどでほぼ平坦な道を走っている。

すると、1ヶ月で400キロ程度走ることになる。およそ2ヶ月半で1000キロとなるため、1月中旬に超える計算だ。

 

防寒対策

秋も深まったころ寒さ対策を考えた。

まずは風防とハンドルカバーだ。若い頃はハンドルカバーなんてカッコ悪いと思っていた。だけど今は寒さを我慢するなんて考えられない。

真冬の今、この風防とハンドルカバーはなくてはならないものだと感じている。さらにもともとスーパーカブにはレッグシールドが付いている。これも非常にありがたい。

バイクは当然風を切って走る。暑い時は気持ちがいいと思うが、寒いときは体の芯まで冷え切ってしまう。それをこれらがかなり和らげてくれている。

特にハンドルカバーは完全に風を防いでくれている。値段も安くて費用対効果は抜群に高い。

 

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さらに防寒対策として、ワークマンの防寒ブーツを買った。これは歩くのには少々向かないが、スーパーカブ用ブーツとしてはかなりのものだ。防水なので雨の日でも履けるのがありがたい。

雨といえば、先ほどの風防、レッグシールド、ハンドルカバーも風ばかりではなく、雨も防いでくれるのでとてもありがたい。

それに、レッグシールドは泥が跳ねて靴が汚れるのも防いでくれる。

 

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登山口まで

スーパーカブは通勤ばかりでなく、山登りも得意である。

というのは、山登りをするときに登山口までの足として便利で、急な坂でもどんどん登っていくのだ。

はじめはヤビツ峠。この峠道を走ったおかげでカブの運転操作に慣れてきた。

 

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その後も大倉登山口、西丹沢ビジターセンター、葛葉の泉にカブを停めて登山をしてきた。

冬の時期はバスの本数が少なかったりするので、カブのおかげで登ってこれたといってもいい。

ただ、西丹沢へ行った日はとても冷え込んでいて、冷え切った体のまま登山をしたら翌日から腰が痛くなってしまいそれが現在まで続いている。しっかり準備運動をするべきであった。

 

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初回点検に出す

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通勤と近場の登山口までの走行で、とうとう1月16日に走行距離が1000キロを超えた。

この日は午前中はパソコンボランティアの講座で、ぼくは手ほどきでデジカメから写真をパソコンに取り込み、ワードに貼り付けるやり方を指南した。

午後は、そこから30分ほど離れた場所にある公民館まで行き、初心者スマホ講座のアシスタントをした。

 

そしてこの公民館から帰る途中で1000キロを超えたのである。

 

そこで、かねてからお願いしてあった近所のバイク屋さんに連絡を入れ・・・ようと思ったら、ヘルメットを脱がないと電話がかけられないことに気づいた。結局家まで走ってそれから電話で連絡を入れる。

その店はぼくよりちょっと若いくらいの親父さんがひとりでやっている。だから、電話に出たのが若い女性がだったのでちょっと面食らってしまった。

いずれにしても手際の良い返事で、閉店前ならいつ持ってきても良いということだった。整備手帳を引っ張り出してすぐに出発する。

店に着くと親父さんに、電話でも話したが月曜日の夕方までに終わるかと確認すると大丈夫だという。

翌日曜は句会、そして火曜から土曜まで仕事が続くので、たまたま休日の月曜に受け取りに行きたかったのである。ちなみに月曜日には病院にも行ってきた。

 

こうしてタイトなスケジュールをこなし、最後がスーパーカブを受け取りに行くことであった。

月曜の夕方、お店に行くと店のど真ん中に他のバイクに囲まれてぼくのスーパーカブが置いてあった。

まずは店の奥で代金を支払う。工賃2000円、オイル代2100円、消費税410円、合計4510円だった。

点検作業でオイル交換の他にはチェーンの給油とブレーキの調整、そしてタイヤの空気圧を少し高めに入れておいたと言うことだった。

 

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チェーンについては、カブは剥き出しになっていないので見ることはできない。このカバーがあると汚れにくいし雨で油も流れにくい。ただ、メンテナンスがしにくいという欠点もある。

ブレーキは、フロントのレバーの引きしろが少なくなっていた。つまりたくさん握らなくてもブレーキが効いてくるように調整されていた。

タイヤの空気圧は、標準より少し少なくなっていたと言う。じつは買ってから一度も空気圧を測ったことがない。こんどロードバイク用にデジタルのタイヤゲージを買ったので、ちゃんと測るようにしたいと思う。

 

 

最後に

スーバーカブは乗りやすい。

それが率直な感想だ。

 

スーパーカブは楽しい。

シフトチェンジができて左手のクラッチ操作がないから疲れない。そしてエンストしない。それに山道もどんどん登る。だから楽しい。

 

スーパーカブは素晴らしい。

こんな乗りやすくて楽しくてエンストしないバイクを60年以上も前に発明したなんて素晴らしいの一言に尽きる。

 

ちょっと苦労した話をひとつ。

小物入れを開けようとしたらネジが回らなかった。同様に工具入れ、リレー・ヒューズボックス、ベトナムキャリアを取り付けるためのレッグシールドを止めているネジ。これらのネジ全てが固くて回らなかった。

 

ラスペネと貫通ドライバー(+3)を購入して挑戦したところ、ヒューズボックスを除いてネジを回すことができた。しかしこの両方で3200円と少しかかっている(このことは上記リンクの「スーパーカブの冬支度 【風防とそのほかを少し取り付ける】」に書いている)。

 

残るはヒューズボックス。

 

実はバイク屋さんに受け取りに行ったとき、「固くてどうしても回らないんですよねえ」と甘えた。

しかし、親父さんも相当頑張ってくれたが回らない。今度はドライバーにレンチをはめ、ぼくがバイクを押さえて力一杯押しながら回してもらったら、バチッと音がしてとうとうネジが回った。

 

実はこれも嬉しいことの一つなのであった。

 

では、このへんで

 

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