以前、ヤマハXT250Tに乗っていた時、ヘッドライトの上にちょこんと飛び出した小さなカウルがついていた。少し屈むとい風の抵抗がかなり減った。
その後に乗ったスズキGSX250S KATANAにも小さな風防がついていた。
小さくても大きな力を発揮するのがカウルや風防だ。
スーパーカブにもあとから風防がとりつけられる。純正のものもあるがちょっと大きすぎる気がする。
屈んだときに風防の先端にヘルメットをぶつけてしまうというコメントをユーチューブで聞いたこともある。
そこで、小さめな風防を選んだ。
ところが、配送予定が1ヶ月先。それでもまあいいかということで注文した。
それが、思いがけず注文してから9日で届いた。
スーパーカブの冬支度
スーパーカブ用の風防をAmazonで注文した。
アニメ『スーパーカブ』と同じようにスーパーカブの冬支度のためだ。
当初の配送予定は12月7日だったが、11月13日の土曜に届いた。こういう予定変更はかえってありがたい。
土曜日の午前中はパソコンボランティアがあった。そして午後は、久しぶりにロードバイクの洗車をする。
久しぶりなので洗車の細かい手順は忘れてしまっていたが、思い出しながら(まあテキトーに)作業を進めた。今回の洗車は水を使わない方法である。
使うのはチェーンクリーナーとフォーミングマルチクリーナー。どちらもWAKOSの製品だ。
洗車のあとは注油して完了。
次はこの前やろうとしたが、ネジが回らず断念したスーパーカブへのベトナムキャリア取り付けと防寒対策のハンドルカバーの装着である。
先日は書類入れのネジが固くて、大型のドライバーでなんとか回すことができた話をしたが、回ったのは左の書類ボックスと、センターボックスの工具入れだけだった。
書類入れの反対側のボックスは全く歯が立たず、慎重にやっっていたのにすこしネジをなめてしまった。
そしてベトナムキャリアを取り付けるためにはレッグシールドを止めているネジを4本外さないとならないが、これが全然回らなかった。
ネジをなめてしまっては困るので、その日は諦めていた。
ネットで対策を調べると、やはり同じようにレッグシールドを止めているネジが固くて苦労した方がいて、回すことができたその方法が書かれていた。
もうその方がおっしゃることを信じて、ベッセルの貫通プラスドライバーとWAKOSのラスペネをAmazonで購入していた。
そしてロードバイクを洗車する前にこのラスペネをネジに吹きかけておいたというわけである。
ロードバイクの洗車を終え、注油を終えるといよいよレッグシールドネジの強敵に立ち向かった。
大型のドライバーをしっかりと握り、呼吸を止めてぎゅっと押し付けながら左に回す。
するとネジが回ったのである。
この瞬間の喜びは経験したことのある人ならわかってもらえるだろう。まさに胸から湧き上がってくるもので、抑えようがない。
ところが、4番目に立ち向かった左上にあるレジ袋を提げるフックが取り付けてあるネジはひと筋縄ではいかなかった。「そう簡単には許してあげないよ」とばかりにがっしりと食らいついている。
こちらも、「それならこれを受けてみよ」とばかり、ラスペネでネジ全体を溺れさせた。
10分か15分くらいそのまま放置し、再度敵に挑んだ。簡単ではなかったが、今度はどうにかこちらが勝利した。
そうやって4箇所のネジを外し、ベトナムキャリアを取り付けた。ネジが外れれば取り付けは簡単だった。キャリアをつけたらレジ袋フックは取り付けられなくなってしまったが、レジ袋をもらう(買う)ことはほぼなくなったので、使うことはないだろう。
ところでベトナムキャリアとは何かというと、股の間に挟み込むようにセンターに取り付けるキャリアである。どうしてこういう名前がついたのかはわからない。日本以外で生産しているのはタイでありベトナムではない。
それに、タイカブはフロントキャリアはついているがセンターのキャリアはついていない。ベトナム人が開発したという噂も聞くが本当のところはどうなんだろう。
さて、このキャリア、脚に当たるかと心配をしたが、取り付けてみると、足に触れてもちょうどふくらはぎのところなので問題がなかった。
そうこうしているうちにあたりはうす暗くなってきていた。
そんなとき、Amazonの配達のひとが段ボールを持って玄関に立っていた。わきから行って荷物を受け取る。
「あれっ、確かに自分宛。何か頼んだっけ?」と思いながら、箱を玄関の中に置く。
とりあえずもうひと作業、ハンドルカバーの装着が残っている。
アニメではハンドルカバーはダサい(こういう言い方はもうしないか)ので躊躇する場面が描かれていたが、寒さ対策ではダントツに効果的らしい。ぼくはもう老人なのでなんの躊躇もない。
まずは消耗品と考えて、一番安いものを注文した。使い勝手も気になるのでとりあえずお試しということもある。
このカバーは、ハンドルのグリップとブレーキレバーを通して、あとはミラーの軸に紐で止めるだけ。左側はレバーもないのでもっと簡単だ。
肝心の操作性については、前ブレーキの使用には全く問題がない。しかし、左にあるウインカーレバーについては、レバーの位置がだいぶ下の方にあるので、カバーの中から操作するとなるとぐっと下に下げなければならない。すると前の方が上にあがる。
こうして土曜日はロードバイクの洗車と注油、スーパーカブのキャリアとハンドルカバーの装着をして1日が終わった。
風防を取り付ける
家に入ってAmazonからの箱を開けてみると12月に届く予定だったスーパーカブの風防だった。
説明書を読み、部品の確認をしていったん箱にしまっておく。
翌日は、歯科に予約を入れてあった。数年前に入れた義歯の一部が欠けたためである。金属を使わない部分入れ歯なので、取り扱いが楽で洗浄もしやすい。
幸い取り付けに影響のない部分がすこし欠けただけなので、その部分を削って滑らかにしてもらうだけで済んだ。
ともかく、午前中に中目黒まで行っていたので、午後の3時過ぎから風防の取り付けにかかった。
ありがたいことに説明書にミラーの外し方が書かれていたので助かった。ミラー上部のネジは逆ネジ(左右とも)。下部のターナーと言われる部分は正ねじだった。
このネジは、少し硬かったがラスペネを使わずに回すことができた。
説明書を見ながら間違えのないように取り付ける。残念ながら、左右の位置がすこし右寄りになっている。しかし調整幅が足りず、調整後も少しだけ右に寄っているのが残念だ。
こうして、風防、ハンドルカバーが付いてスーパーカブの冬支度は一応完了した。ベトナムキャリアはレッグシールドに靴底が擦ってつける傷つきの防止にもなるし、目に見えるところに物が置けるので安心感があり、見た目にもグッドである。
冬支度カブで走ってみて
とりあえず終了した冬支度カブで走ってみた。
走ったのは片道11キロの通勤の行き帰りである。
風防はショートタイプなので胸から上には風が当たるが腹の辺りには風があたらない。
帰り道で狭い道から通りに出る時に前に体を乗り出して左右を確認しようとしたら、風防にヘルメットのシールドが当たってしまった。ロングタイプだともっと頭を前に出せないのだろうと思った。
ハンドルカバーについは、素手だとすんなり中に手を入れれられるが、グローブをはめているとグイッと前に手を押し出さないと手を入れられなかった。
それと、ウインカーを操作するためにカバーの親指側に指を入れるのがちょっとやりにくい。なのではじめからそっちに親指を入れておいてみたら、昼間は問題なかったが、夜は親指だけが冷たくなった。
ようするに、ハンドルカバーをつけたときはもう少し薄手のグローブを使うのが良さそうな気がした。
最後に
しばらくこの状態で様子を見てみようと思っている。
今後のカスタムとしては、リアキャリアの上に乗せるボックスとフロントキャリアを考えている。
リアボックスは、ヘルメットを収納するのにあると便利かなとは思うのだが、どうだろうか。考え中である。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、このへんで
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