Hakuto-日記

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自転車日本一周 どうすればよい雨対策

 

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自転車で日本一周をしたい!

けど、雨の日はどうすればいいの?

雨への対策は?

 

いろいろ心配することがありますね。

今回はそんな心配にお答えします。

 

わたしの自転車日本一周の旅は、春から冬までで真夏を除いた約半年間。

雨に降られたのは33日間。そのうち11月以降が21日間と寒くなってからの方がよく降られました。

 

そんな経験から、雨の対策をお伝えします。

 

【目次】

 


雨の日は走らないようにしよう。

 

なんて考えていましたが、いざ出発して野宿などしてみると、1日中テントを張っているわけにもいかず、テントを撤収したら結局走るしかすることがない、ということに気づきました。

 

宿に泊まったときは、宿代のことが気になってゆっくりできず、結局、雨による停滞は1回だけ。あとはずっと走っていました。

 

では、雨の日の心配とは、どんなことがあるのでしょうか。

 

 

 

雨による心配のタネ

 

雨による心配とは、雨に濡れて困ることですよね。

  • 体や衣服が濡れて風邪など体調を崩さないか。
  • 寝袋が濡れたりして眠れないことはないか。
  • 滑って怪我をしないか。
  • 苦しい旅はいやだ。など、

つまりは日本一周達成を妨げるものを無くしたいということだと思います。

 


そこで、体を濡らさない対策、荷物を濡らさない対策、滑らないなどの対策に分けてお話ししていきます。

 

万全の準備をしていただき、日本一周達成を心から願っています。

 

 

体を濡らさない対策

 

レインウェアは必要です。

上はゴアテックスがおすすめです。

 

下はゴアテックスよりも低価格の防水透湿素材のものでいいと思います。それより、自転車用のものかバイク専用の股に縫い目がないものがおすすめです。股のところから雨が浸水してくるからです。

 

レインウェアの着方については、暖かい時期と寒い時期では違います。


暖かい時期は、ゴアテックスなどの防水透湿素材のものを着ていても、汗で濡れてしまいます。

 

だから濡れてもいいけれど体が冷える前に着替えること。

 

ただ、雨の降りかたにもよりますが、レインウェアを着ないで走るとウェアが濡れて重くなってしまうので、重ね着をしているような気候の時は、レインウェアを着た方が良いと思います。

 

Tシャツ1枚で濡れても寒くないのなら濡れて走るのも良いかもしれません。

 

 

寒い時期は体を濡らさないこと

 

レインウェアの下は薄着にしてなるべく汗をかかないようにします。とにかくできるだけ体が濡れないように、体が冷えないようにします。

 

そして、走り終えたら着替えましょう。
汗をかいていないようでいて結構汗をかいているものです。すると後から体が冷えてきます。

 

わたしも1度着替えを怠ったとき風邪をひいてしまいました。
風邪で鼻水が出ても逆に鼻が詰まってもどちらも苦しい旅になってしまいます。

 

 

次に頭の対策です。


まず、自転車で日本一周をしようというとき、ヘルメットはぜったいに被って行ってください。
ちょっとした転倒でも頭を打てば最悪あの世行きです。

 

ときどきヘルメットを被っていない旅人を見かけますが、まねしないであなたはぜったいに被ってください。

 

そのうえで、頭、つまり髪をいかに濡らさないかを考えましょう。

 

これは、ふた通りあると思います。それは、ヘルメットの下に被るのか、それとも上に被るのかです。


レインウェアのフードは、どちらでも被れます(その製品によります)。


ヘルメットの下にはゴアテックスのサイクルキャップをかぶる手があります。ちょっとお高いのが難点。

https://www.bikeinn.com/f/13692/136929262/gore--wear-c5-goretex-shakedry-cap.jpg

 

GORE® Wear C5 Goretex Shakedry Cap 黒, Bikeinn

 

ヘルメットには防水のヘルメットカバーというものが売られています。わたしは通気性なしの安物を使っていました。

 

 

頭から少し離れているので少しの間は大丈夫ですが、やっぱり蒸れました。けれど、結構使えました。

 

 

次は手と足です。

 

グローブをしていれば、暖かい時期なら濡れたままでも全く問題ありませんでした。
問題は冬です。せっかくの防寒グローブでも濡れたら冷えひえになって指がちゃんと動いてくれなくなります。

 

本当はゴアテックスのグローブを使いたかったのですが、なにせ高価。そこで、寒い経験をしてたどり着いたのが、コンビニの中厚手のゴム手袋。少し薄手のグローブにゴム手袋の組み合わせが最強でした。問題はスマホが操作できないこと。それを除けば安上がりの雨対策でした。

 

靴については、ゴアテックスのシューズでもローカーットのシューズでは上から雨が入って濡れてしまいます。


わたしは、暖かい時期はキーンのサンダルでしたので、「濡れてもヘイキさー」ってなもんでしたが、冷えてくるとそういうわけにもいかず、持っていったネオプレーンのシューズ(というより靴下)を履いてからサンダルを履きました。ただ、翌日濡れたサンダルを履くのって気持ち悪いですね。

 

冬場になってゴアテックスのシューズを買いましたが、どうしても靴下がぬれてしまいました。


最後に行き着いたのが、ビニール袋。そこの部分を切って筒状にして、上だけ輪ゴムで止めるスパッツにしました。


下が空いているので蒸れず、そして靴の中に雨が入らずこの方法が一番でした。見た目はかっこ悪いですが。

 

 

荷物を濡らさない対策

 

これはいかに防水性の高いバッグを使うかということになります。
おすすめは、オルトリーブというところのパニアバッグです。

 

すこし値段は高いのですが、オルトリーブの防水性と耐久性は素晴らしいものがあります。

 

このバッグは自転車ツーリング用にできていて、このバッグが取り付けられるキャリアを付ける必要があります。

 

 

こうしてできるだけ防水バッグに荷物を詰め込むことです。

 

荷物をばらばらにして積み込むと、途中で落とす危険や、雨で濡らした時にテントの中まで濡らしかねません。

 

雨の中でテントを張ることを想像してみてください。

 

少し小降りになった時に急いでテントを張ります。
そして、テントの中に荷物を入れます。

 

このとき、荷物を拭いてからテントに入れないとテントの中が濡れてしまいます。
ところが、雨がしみ込んでいたら、いくら拭いても結局濡れてしまいます。

 

そして荷物の点数は少ない方が早くテントに仕舞えますし、出発時の準備も早くできます。

 

 

 

滑らないなどの対策

 

スリップ事故を起こさないためには、タイヤに溝のあるタイヤを履きましょう。
ここは安物に手を出さないことです。

 

この記事を参考にしてください。

challe.info


そして、雨の降り始めはとくに路肩に近い方は細かい砂利が浮いて滑りやすくなっていますので、特に注意して走り、スピードも控えめにすることです。

 

また、雨の日は車からも見えにくくなりますので、左折車や右折車に巻き込まれないように注意することも必要です。


ブレーキも効きにくくなります。荷物があってただでさえ止まりにくいのに雨でなおさら止まらなくなります。

 

スリップとは関係ないですが、細かい砂利が巻き上げられるので、泥除けはつけておいた方が汚れが飛び散りません。トラブルの原因になることは極力減らしたいものです。

 

 

わたしの装備の紹介

 

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最後にわたしの装備を紹介しておきますので、参考にしてください。

 

自転車:古いマウンテンバイクをロード仕様にしたもの。泥除けを後付け。


バッグ:

前述したオルトリーブ・パニアバッグ(前後共)

 

オルトリーブ・ハンドルバーバッグ 

 

防水バッグ タナックス(TANAX) バイク用防水バック


キャリア:

フロントはミノウラ FPR-3000 フロントパニアラック


リアはIbera(イベラ) PakRak リアキャリア

 

タイヤ:パナレーサー・リブモPT(26x1.75)

 

レインウェア:

上は、モンベル・ストームクルーザー
下は、ホームセンターで購入(ワークマンかも)

https://webshop.montbell.jp/common/images/product/prod_c/c_1128630_prbl.jpg

モンベル | オンラインショップ | ストームクルーザー デタッチャブル フード Men's


ヘルメットカバー:上記で説明


ネオプレーン・シューズ:[PinXie Trade] ビーチ靴 アクアシューズ 


サンダル:キーン


シューズ:サロモン

 

 

 

まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

雨の日に走ることは、激しい雨でなければそれほど苦しくもなく走れました。

 

雨の中でテントを張るのだけはどうしても避けたくて、できるだけ雨の予報が出ているときは宿に泊まるようにしました。

 

こんな雨対策もありますので、ぜひ参考にしてください。

 

安全に旅を終えることを願っています。

 


では、このへんで

 

 

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