この前同様相模川の河川敷でフライフィッシングのキャスティング練習。
前回ほどではなかったが、強い風の中でキャスティングするのは難しい。
狙った場所にフライを落とすには風を考慮しなければならない。
そうして狙った場所に落ちるのは10回に1回程度。
こんなんじゃ釣れない。
ちゃんと狙った場所に落とせるように練習しなくちゃ。
満開の桜の木のそばでキャスティング
ぽかぽか陽気から一転して寒波襲来。その後はちょっぴりだけ気温が上がるがぐずついた天気。風が冷たい。
そんな早春の河原では、桜が満開となった。
本当にあっという間に花開いた。
寒さをくぐり抜けたせいか、一段と美しく咲いているような気がする。
桜の木は土手の並木だけでなく、下の河川敷にも植えられていて、平日の午後に満開の桜のそばでフライフィッシングのキャスティング練習をした。
パタゴニアのフリースを着てきたが風を通すのでうすら寒い。
先日早川で使ったリーダーの先に6Xのティペットをつけて、その先に毛糸を結ぶ。
今回は忘れずにハサミ(小型アーミーナイフ)を持ってきた。不要な糸はカットする。
ちゃんと切っておかないと、風の抵抗は受けるし、芝に絡まったりと余計なトラブルが増えてしまう。
早川では遠くへ飛ばそうと力が入りすぎていたのを反省し、できるだけ力を抜いて振ることを心がけた。
風上から風下に向かってキャストすると、風に乗って遠くまでラインが伸びていくが、フライを狙った場所に落とすのが難しい。
何度か投げて少しずつ修正するが、時々とんでもないところに飛んでいってしまう。
「ヘタだな」
投げ方を色々と変えてみる。
ラインのターンが終わったタイミングを見るために後ろを向く。
すると後ろではほとんどターンしていない。風に押し戻されている。
そこで少し横を向いてやってみた。
それでも似たようなもの。バックキャストでもときどきうまくターンすることもあるといった程度。
なるほど、バックキャストがだめなんだ。だからホール(ロッドを握っていない左手でラインを引いて勢いをつけること)しても、バックキャストのときはラインが伸びていかないのだとわかった。
その後はホールするのをやめて、ひたすらバックキャストに意識を集中した。
けれど何度投げてもきれいなループにならない。
そして寒さに負けて練習終了。
リールを外しロッドをパイプのケースに仕舞いデイパックの中に突っ込むと、乗ってきたMTBに跨る。そして舗装された道の脇の不整地を力一杯漕いで体を温めた。
キャスティング練習の仕方
家に帰るとき、改めてキャスティングの仕方を学び直そうと思った。そしてまずフライフィッシングの本を見よう考えた。
いや、まてよ。ひょっとしてキャスティングを解説した動画があるかもしれない。
そう思って検索すると、やっぱり。
昔ならDVDを買わなけりゃならなかったものが、いまはYouTubeでタダで見られる。
ありがたい世の中になったものだ(最近の検閲には異議を唱えたいが)。
見てみると、なるほどとてもわかりやすい。
うまい人のキャスティングを見ているだけでは気がつかないことをわかりやすく解説してくれている。
グリップの握り方も具体的だ。
最初はやはりホールしないで練習するのがよいようだ。
まずロールキャストを練習し、フォワードキャストのコツを掴む。
次に、オーバーキャストの練習に移るが、そのやり方は、
- 初めにラインを前方にまっすぐ伸ばし、目標地点にフライを置く。
- その状態からバックキャストに意識を向けて引き上げ、時計の1時か2時くらいの位置で止める。ラインが後方に伸びたところで前方にロッドを振って下の位置にフライを落とす。
- このとき、ロッドは軽く握り、止める瞬間だけ少し強く握るようにする。後ろに引いている時は親指を離しておき、止める瞬間に親指に当てるようにするのもいいらしい。
なるほど、なるほど。
ちゃんと練習の仕方というものがあるのだ。
とりあえず初歩の初歩をしっかりマスターするように、ここまでを練習していこうを思う。
最後に
こうしたキャスティング動作の基本を独自に学ぶには、前は本かDVDしかなかった。
しかしDVDは高価だった。
いまは無料で見ることができる。
けれど、いつまでもこうやって無料で見られるかはわからない。
それにあの自由なアメリカが戦時中のような検閲を行うようになってしまった。
平和でなければフライフィッシングを楽しむこともできない。
いまウクライナで起きていることが日本で起こらない保証はない。
核を持っておらず、軍事力が劣る国が侵略されているこの現実をどうみるか。
核を保有している中国が現実問題として尖閣、沖縄を採りにきている。被爆国として核の保有は認められないが、別な方法を考えざるをえないのではないか。
とりあえず自分ができることは、次の参院選でしっかり日本の国益と日本国民のために働いてくれる政治家を選ぶことである。
フライフィッシングがいつまでも楽しめる国にしてもらいたいものである。
あ、もちろんロードバイクもバイクツーリングも登山もキャンプもね。
では、このへんで
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