Hakuto-日記

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変化に富む鐘ヶ嶽ハイキングコース【ちょっぴりスリルも味わえる】

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神奈川県厚木市は意外にも温泉がたくさんあります。

その中のひとつ、広沢寺温泉に入浴がてらハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

近くに広い駐車場があるので車で行くのがオススメです。

先日、梅香る快晴のもと歩いて来たので写真とともに紹介します。

 

鐘ヶ嶽ハイキングコース

歩く時間は約3時間です。

そのうち1時間くらいは舗装路なのでお手軽登山といった感じです。

けれどもその短い距離の間に丹沢の魅力がぎゅっとつめられているといっていいでしょう。

そして、なにより温泉で締めることができます。

どうです? 気になりませんか。

 

まずは広沢寺温泉の場所は小田急線の本厚木駅近くのバスセンターからバスで35分くらいのところにあり、東名高速の厚木インターから約20分、圏央道厚木ICからも約20分で着きます。

 

 

もちろん電車でも新宿から本厚木まで50分、バスで35分という便利さです。

 

さて、今回紹介する鐘ヶ嶽については、厚木市のガイドから引用させてもらいます。

古くから「山の神」として人々から深い信仰を寄せられた霊峰。各所に名残を残す旧跡が点在しています。せまい急坂やすべりやすい箇所があるため、健脚者向けのコースです。

広沢寺温泉入口バス停からスタートし、鐘ヶ嶽バス停先のY字路を右に降って5分ほど歩くと、鳥居と階段があるので、ここから登っていきます。みかん畑や栗畑を横目に野道を進むと、やがて目の前に釣鐘型のどっしりとした山が見えます。これが鐘ヶ嶽です。

次第に尾根道の登りも急になってきますが、行く先々にある石仏や、山頂までの道程を示す 28 本の石碑がハイカーを歓迎してくれます。やがて現れる石段を登りきると浅間神社に着きます。そこからの眺めは雄大で、ベンチもありますので休憩ポイントとして最適です。神社の境内を左に登ると山頂に着きます。

山頂から尾根道を下っていくと、やがて山神隧道に出ます。そこから先は舗装された道路がゆるやかに続きます。

以上のように、健脚者向けのコースとなっていますが、距離が短いので健脚の必要はありません。

けれど、狭い尾根道や急坂(鎖がついているところもある)がありったりするので、小さいお子さん向けではありません。

この急坂や切り立った尾根と深い谷、静かな樹林帯とゴツゴツした岩場、信仰の対象として、また修験道の山としてスリルも楽しめるという、ちょっぴり危険と隣り合わせなところが丹沢の魅力なんです。

私が歩いたときは、以前紹介した弘法山や高松山とは違ってトレイルランをする人はいませんでしたが、若い人からお年寄りまで幅広い年齢層の方が山歩きを楽しんでいました。

弘法山公園・吾妻山ハイキングコースの紹介 足慣らしに最適 - Hakuto-日記

 

コースを紹介します。

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車を駐車場(無料)にとめた場合のコースです。

コースタイムは、私の脚だと駐車場から山頂まで2時間(途中の小休憩を含む)。山頂から山神隧道まで20分、駐車場までの林道区間50分です。

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左が駐車場

広沢寺温泉の駐車場に車をとめ、準備運動とここにあるトイレを済ませて出発です。

オススメは、左回りのコース。車で通って来た道を引き返すように舗装路を下っていきます。

広沢寺温泉入口のバス停のところから左に曲がり、鐘ヶ嶽のバス停まで来たら、折り返すように左に下ります。住宅の中を抜けてまっすぐ行くと左に浅間神社の鳥居と石段があり、ここが登山道の入口です。

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鐘ヶ嶽バス停

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ぐるっとUターン 屋根の上に見えているのが鐘ヶ嶽

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趣のある石段 いよいよ登山開始です

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鳥居をくぐるといきなり山の中に入っていきます。

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鳥居の先は森の中

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鹿よけの柵を抜けていきます

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石仏や石標が案内してくれます

 

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樹林帯の登山道

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前が開けた

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樹林の尾根道

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椿が咲いていました

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ひっそりと道案内

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明るい尾根道

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登ってくると針葉樹林から広葉樹林に

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思わず手を合わせたくたります

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標識がありました。間違えようがないのですが。

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その先に眺めが良い場所がありました

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わかりづらいですが石の左に段がついています。

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近くに寄って見ました。

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岩場がまっています。

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近くにこんな松がありました。

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眺めもいいです。

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お忘れ物

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両側は深い谷

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石段が見えました。

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石段が続きます。

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まだまだ続きます。

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まだありました。

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ようやく鳥居が見えました。

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浅間神社です。

 

浅間神社に到着しました。

石段を途中から数え始めましたが、三百数十段もありました。山の中によく作ったものです。

ここの右側からの眺めがとってもいいです。

今日は山桜が咲き、隣には椿が咲いていました。

境内の裏手の方には夫婦杉があり、厚木市の保存指定樹木になっています。

この杉のところまでレールが伸びていて、ずっと斜面の下に伸びていました。何か荷物を運ぶためでしょうか。

ここからあと60メートルで山頂です。山頂には2体の石仏が立っていて剣のようなものを手に持っています。

山頂は眺望がよくないので、お弁当を食べるなら浅間神社か、石段を登る前の岩場のところがオススメです。

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浅間神社からの眺め

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山桜が咲いていました。

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隣には椿

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山頂まで60 メートル

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山頂にはこんな石仏が

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アップで

さあ、ここから下ります。
石仏の肩越しに見える道が下山する道です。

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針葉樹林帯です。

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広葉樹林帯に変わりました。

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小さい子には危険です。

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ここも危ないですね。

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冬は眺めが良くていいです。

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ここが分かれ道

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今日はこちらに行きます。

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標識の向こうを見れば

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こんな道を降りて行きます。

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こんなところもあります。

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ようやく降りて来ました。

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奥は山神隧道。ここにトイレがあります。

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隧道の反対側に下って行きます。

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さっき歩いていた山

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木材を切り出していました。

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里に下りて来ました。駐車場まであと少し。

ここまでくれば駐車場まであと少しです。
さっきの分かれ道ですが、左に行くと急な鎖場のある道(スリルのある道)、右に行くと穏やかな道です。

初めの地図の青紫の線になり、山神隧道の上側に出ます。だから駐車場まで行くには隧道の中を通ることになるのですが、この隧道には明かりがありませんので、ランプがないと真っ暗で歩けませんのでご注意ください。

 

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東丹沢七沢温泉郷

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七沢荘の湯

七沢温泉、広沢寺温泉、かぶと湯温泉などを東丹沢七沢温泉郷といいます。

そのうちの七沢温泉と広沢寺温泉は歩いても行けるほどの距離。

広沢寺温泉には、旅館「玉翠楼」が1軒で、日帰り入浴ができます。外からの客は露天のみで、素朴な山の温泉といった風情です。

ロビーの隣の部屋はまるで博物館。昆虫や動物の剥製なんかが置いてあります。玄関には昔の電話が置いてあり、とてもレトロチックです。

今回はここではなく、七沢温泉の「七沢荘」の温泉に入りに行きました。ここも旅館なので、宿泊客もいます。

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休憩所

ちなみに今回は家から自転車でやって来ました。先日再生したMTBです。行きは1時間7分。帰りは43分でした。行きは登りのせいとコンビニに寄ったのと道を間違えて少し(2キロほど)遠回りしたためです。

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七沢荘の風呂場は広沢寺温泉よりも広くて内湯もありますが、岩風呂になっています(女湯はわかりません)。

お湯はぬるぬるしていて、山の標識にあるとおり、お肌がスベスベになりますよ。

 

ただし、すべるので注意!(わたしは岩で足の裏を切ってしまいました。湯から上がるときに足の裏が痛いので見たら、血が出てました。持っていた絆創膏を貼りましたが足をつくと痛いです。)

 

そこそこ古くていちおう必要なものは全て揃っているという感じです。

風情を感じたければ広沢寺温泉かな。

なお、七沢荘以外にも日帰り入浴ができるそうです。こちらのサイトに紹介があります。私は「元湯玉川館」には行ったことがあります。ヒノキの風呂でとても癒されました。

夕食込みで日帰り入浴となっているところもあるので、よく確認してからおでかけください。

 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

山に登ったら温泉で汗を流したいって思いますよね。

逆に温泉に入りたいから山に登るってのもありです。

新型コロナであまり出かけることができませんが、お近くの方はぜひ人の少ない(人気のない)山へどうぞ。まったく密とはほど遠い世界です。

運動しないと免疫力が低下しますよ。

なお、温泉でもあまり喋るのは控えましょうね。

 

今回の写真は(多くてすみません)、コンデジで撮りました。以前センサーのゴミが取れたあのカメラです。いろいろ設定を変えてみたところよく写るようになったと思いますが、どうでしょうか。

challe.info

 

では、このへんで

 

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