今年も残すところあとわずかになりました。
今日は一年を振り返ります。
自転車日本一周
昨年の今日は博多から自宅に戻ったところでした。
22日の朝、冷たい雨が降るなかを伊万里から唐津に向かって出発。手がかじかんでブレーキレバーに力が入りません。
その前の日に有田、伊万里をまわり、伊万里では鍋島焼きの上り窯を見学して気分は盛り上がり、そして雨の中向かっている唐津と、まさに焼き物の里をめぐりです。
残念ながら、ずぶ濡れなので唐津の窯元を訪れるのはあきらめました。
そして23日、福岡から自宅に戻り、27日に再び福岡に戻るまでの間、病院で骨折手術後の定期検査をうけ、ようやく「もう心配ない」との診断を受けます。元職場の同僚や部下たちとの忘年会もやりました。
昨年はまだ飲み会ができたのですね。今年のような状況を誰が予想したでしょう。
そして12月27日から旅を再開し、山口、広島から四国を一周、再び広島、岡山、兵庫と山陽を走り、大阪、和歌山、奈良、そして三重で昔の友人と約30年ぶりに再会し、芭蕉の生家を案内してもらいました。
その日は2月1日、もうすでにＷＨＯが「国際的な緊急事態」を宣言していました。
新型コロナウイルスに感染した乗客を乗せたにクルーズ船が横浜に入港したのは2月3日、そして自転車日本一周の旅を終えたのが2月11日でした。
感染が拡大する前に旅を終えられたことは、とても幸運だったと感じています。
新型コロナ
おそらく世界中の誰もが、新型コロナの影響を受けているでしょう。
学校が休校になったり、オンラインを活用しての授業。そして仕事もリモートで行うようになりました。ズームで会議というのもあたり前になりました。
会社が倒産したり、あるいは解雇されたりと完全に世の中の歯車が壊れてしまっています。
その中で、知恵を絞ってなんとか生きようと頑張っている劇団関係者もいました。
私の場合も、4月に行う予定だった骨に埋めたピンを抜く手術が6月になりました。
また、私の所属する日本TA協会の研修もズームによる研修になっています。
そんな中、旅の間に完治したかと思えた尋常性感染が悪化し、熱が出たりして辛い状態がしばらく続きました。おかげさまで現在はだいぶ回復し、熱は出なくなっています。
ブログについて
ブログの開設は、日本一周に行く前でした。旅の途中に書いていこうと考えていましたが、案外忙しくそんな余裕はありませんでした。フェイスブックに短い日記を書くことが精一杯でした。
けれど、日記は続けていて良かったと思います。何もしないでいるとすぐに忘れてしまうものです。つまらないと思ったことでも書いておけば後から読み返して記憶が蘇ります。
旅を終えた後、この旅日記をブログに載せることにしました。
原稿はあるのですが、体裁を整えるだけでも結構時間がかかり、はじめは不定期にアップしていました。
毎日更新するようになったのは5月18日からです。そしてその旅日記が終了したのが10月3日でした。
そのあとは、自転車旅のことや定年後の時間の過ごし方などについて記事を書いてきました。
内容はさまざまですが、いちおう中年のサラリーマン男性に向けて、つまり過去の自分に向けて記事を書いています。
本当は、いろいろなところに出かけて、そんなことを書いていこうと思っていたのですが、コロナで家にいるうちに体がなまってしまい、体力が落ちるとともに生活も乱れてしまいました。
引っ越し
そんな状況ですが、ある事情から明日引っ越しをすることになりました。
しばらく片付けで忙しくなるので少しブログをお休みします。
これまで、つたないブログを読んでいただいた皆様に心より感謝いたします。ここまで書き続けることができたのは、読んでくださる方がいたからに他なりません。
落ち着いたらまた書き続けようと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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