これまで自転車日本一周の旅日記を載せてきましたが、日記を書き始めたのは旅の中断後の北海道の旅からでした。
これではどうもすっきりしないので、旅を始めたところから北海道までを、メモを頼りに埋めてみることにしました。
こちらもお付き合いいただけたらうれしいです。
4月29日(月)、曇り 海老名市から日本橋浜町(新大橋) 54.8キロ
9時25分、日本一周にいよいよ出発する時が来ました。
国道246号線を通って東京の深川を目指します。まだ重い荷物を積んだ自転車に慣れておらず、フラフラしています。車が横を通り過ぎるときが恐ろしい。
大和あたりで、左により過ぎて後ろのパニアバックをこすってしまいヒヤリ。これでは道路側に倒れてしまいかねません。
今度は市が尾あたりで前のパニアバックをこすってヒヤリ。
先日、パソコンボランティアの仲間から、初日に転んで骨折した人がいるという話を聞いたばかり。それだけは避けたい。
十分に気をつけること。ともかく事故に気をつけること。
そう自分に言い聞かせながらひたすら自転車を漕ぎ続けます。
しかし、246は上下にうねっていて、上りが長くキツイ。ここまでの平均時速は10キロほど。
今回の自転車日本一周は、芭蕉の足跡をたどる旅でもあります。
日本一周を4つのPARTに分け、最初は奥の細道と東北の旅です。だから芭蕉が奥の細道に旅立った深川にまずは向かっています。
芭蕉はいつものとおり小名木川から船に乗って華やかに出立しました。そしてほとんどを徒歩で旅しました。連れには曾良がいました。
それに対してこちらは自転車に乗っています。連れはいません。
さて、どこまで芭蕉の気持ちを感じることができるか、楽しみです。
都内に入ると坂は少なくなり、目黒から白金を抜けて有楽町を走りぬけます。
4時過ぎ、新大橋の東横イン到着。天気予報は今夜から雨。テレビでは平成最後の話題でもちきりです。
では、このへんで。
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