Hakuto-日記

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自転車旅の日本一周風呂事情

 

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自転車日本一周に出発する時、風呂はどうするの? という質問がありました。

 

そのときは、「日本はそこら中に温泉があるから大丈夫」と答えました。

 

さて、実際はどうだったのでしょう。

 

今日は、そのへんのところを日本一周風呂事情と称してお話します。

 

これから初めて長期間の自転車旅をしようと考えている方の参考にでもなれば嬉しいです。

 

【目次】

 

簡単に旅の概要から

 

自転車日本一周の旅の期間は、2019(平成31)年4月29日から2020(令和2)年2月11日まででした。日数にすると299日です。しかし、途中で骨折したため旅を中断。この中断した期間をのぞくと178日間の旅でした。

 

旅の目的は、芭蕉の足跡を辿ること。そしてともかく日本一周を成し遂げたいという思いで走り続けました。

 

そして、日本一周を4つに区分して、PART Ⅰ 奥の細道と東北の旅、PART Ⅱ 北海道一周の旅、PART Ⅲ 西日本日本海沿岸と九州一周の旅、PART Ⅳ 瀬戸内と四国一周そして東海道の旅としました。

 

それぞれの期間は、PART Ⅰ 2019.4.29〜6.4、PART Ⅱ 6.5と9.25〜10.28、PART Ⅲ 10.29〜12.27、PART Ⅳ 12.28〜2020.2.11 となります。

 

つまり、真夏を除いた春、秋、冬の期間を旅していました。

 

宿泊は、最後の日を除いた177日のうち、76日間はキャンプ(野宿)をしていました。4割強になります。宿に宿泊した時は、たいていは風呂かシャワーを使うことができました。

 

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風呂に入ったのはどのくらいか

 

旅をした178日間で風呂もシャワーもなかったのは54日でした。ちなみに宿の風呂またはシャワーの日数は65日(うちシャワー19日)、温泉または銭湯(一部宿泊先にある温泉を含みます)に行ったのは53日、1日2回入ったこともあり、回数では54回。その他(自宅、フェリー、個人宅)が6日でした。

 

真夏は走っていないにせよ、春は暑い日を経験しています。当然汗をかきます。だから風呂には入りたい、せめてシャワーを浴びたい、となります。

 

けれどそれもできない時は、手ぬぐいを濡らして体を拭いていました。はじめはお湯を沸かして手ぬぐいを濡らそうと考えたのですが、お湯を沸かすのに時間がかかりすぎてやめました。

 

また、寒くなってからも同様に体を拭くようにしていました。冷たい水でも体を拭いているうちに手ぬぐいが温かくなります。そして擦っていると体が温まります。

 

あまりに寒い時、体を拭かずにそのまま寝たら、汗が冷えて風邪をひいてしまったことがあります。

 

外の温泉や銭湯に入る時間帯は、基本的に夜は走らなかったので、キャンプのときに明るい時間帯に入ることになります。

 

ただ、途中にいい温泉を見つけても雨が降っていたりすると、諦めてしまうこともありました。

 

また、温泉手形も何度か利用しました。温泉手形とは「温泉博士」という雑誌が全国の温泉施設と月ごとに提携していて、該当する温泉施設にその雑誌を提示すると、無料または子供料金で入浴することができるものです。そのとき該当のページに施設の印を押してもらいます。

 

その対象となる施設は日本全国に割と多くあり、無料か子供料金で入ることができます。あまり知られていない温泉を知る機会にもなりその点が良いところだと思います。

 

ただ、「温泉博士」という雑誌は大きな都市でしか置いていないので、旅の途中で買うのが大変でした。そして、いくら近くにあるといっても自転車ではちょっと大変というような距離にあったりすることもあり、利用できたのは月に2回程度でした。

 

もし、あなたが温泉巡りをすることを旅の目的にするのなら使わない手はありません。

 

www.supersento.com

 

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入浴施設を分類する

 

先にお話ししたように、54回ほど温泉などの施設を利用したのですが、これらの施設を勝手に分類してみると、

 

  • ホテルの中の温泉
  • スーパー銭湯、健康ランドのような施設の温泉
  • 自治体などで経営している温泉共同浴場
  • 道の駅に併設されている温泉
  • 民営の公衆浴場の温泉・銭湯

 

以上のようになるかなと思っています。

 

実際のところ、取材をして確かめているわけではないので、経営者が誰なのかははっきりとは分かりません。だからこんな感じかな、といった分類です。

 

概ねはじめの2つは料金が高め、そのほかのところはたいてい600円以下、特に低料金なのは自治体などで経営している共同浴場でしょうか。

 

 

お気に入りの温泉

 

思い出に残る温泉はたくさんあります。

 

好みは風情のある温泉で、有名なところでは道後温泉本館、天橋立温泉知恵の湯などが好きです。

 

お気に入りの温泉を一つだけあげるとすると、あまり有名ではないところの「三草二木 行善寺温泉」をあげたいと思います。


ここは石川県の白山市にある元はお寺という温泉で、静かな場所の落ち着いた雰囲気の中にあります。温泉自体はこじんまりとしていて、檜風呂のとても落ち着く空間でつい長風呂をしてしまいそうです。館内には食事処もあり、ゆっくりとくつろげます。

 

わたしは、2019年11月11日に訪れました。

 

その日の日記はここに↓

challe.info

 

「三草二木 行善寺温泉」

住 所:石川県白山市北安田町548-2
電 話:076-275-0653
公式HP:http://bussien.com/gyozenji/spa.html

 

営 業:午前11時~午後9時30分(受付は午後9時まで)

定 休:第2、第4 木曜日

TEL:076-275-0653


料 金: 大人:440円(中学生以上)
     中人:130円(小学生)
     小人: 50円

 

〈適応症〉

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

 

〈効能分類〉
運動麻痺打ち身消化器病神経痛捻挫(ねんざ)・挫き(くじき)筋肉痛関節痛痔五十肩・50肩冷え性


〈飲食施設〉
行善寺やぶそば

 

〈地図〉

 

まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


日本一周風呂事情、いかがでしたか。

 

本当に日本にはたくさんの温泉があることがわかる旅でした。

 

ただ、経費節約の観点から、宿に泊まるとわざわざ外の温泉には出かけませんでしたね。

 

もし、温泉巡りをするという目的で旅をするなら日本は最高です(海外は知りませんが)

 

それから、夏場はせっかく温泉で汗を流しても、自転車を漕げばまたすぐ汗をかいてしまうということがあり、やはり寝る前に体を拭いておくことは必要なのかなと思います。

  

そのほか気が付いたのは、東海道沿いには温泉が少ないような気がしました。東海道を走った1月中旬以降は宿に泊まることが多くなったので、気がつかなかったのかもしれませんが。

 


では、このへんで

 

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