Hakuto-日記

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出勤前に立ち寄った小町神社 【小町緑地散歩】

 

天気が良く、風が気持ちいいのでいつのもスーパーカブではなく、ジャイアント・ランドナーで出勤した。

途中、寄り道をして小町緑地に立ち寄る。

厚木市にある小町緑地。小野緑地ともいうらしいが、つまりは小野小町が生まれたとされる所である。

前にMTBでここを走ったが、今回は自転車では登れない階段を歩いて小町神社に行ってみた。

今回はそんな小町神社のご紹介です。

challe.info

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小町神社

小町神社(こまちじんじゃ)は小町姫を祀る神社。

 

小町姫とは小野小町のことで、平安時代初めの頃の絶世の美女とされる女流歌人。小町が美女の代名詞として使われることも多い。

 

そんな小野小町が生まれたとされるのが厚木市小野である。ただし、これには諸説あってはっきりしたことはわからない。

 

小野小町はたんに美人というばかりではなく、歌の方も古今和歌集に選出されるほどの優れた歌を読んでいる。

 

例をあげると

 

 花の色はうつりにけりな

 いたづらにわが身世にふる

 ながめせしまに

 

花に我が身を重ねて、歳をとって美しさが衰えていく様を嘆いている。

 

 思ひつつ

 ぬれはや人の見えつらむ

 夢としりせばさめざらましを
 

いつの世もおんな心は変わらぬものらしい。夢に現れた大事な人を夢と知っていれば目覚めなかったと。こんなことを聞かされたらもうたまらない。

 

 

さて、小町神社のことであった。

この神社の創建について言い伝えられているのは次のようなことである。

 

鎌倉時代、頼朝の子を身籠った丹後局が正妻の北条政子に恨まれた。政子が家臣に命じて処刑しようとしたところ、これを憐れんだ家臣が落ち延びさせ、この小野の里に匿った。

 

後にこれを知った政子の恨みのせいか、あるいは精神的苦痛のためか、丹後局の髪が一夜にして白髪に変わってしまった。

 

嘆き悲しんだ丹後局が小町姫に十七日間祈願を続けたところ、満願の日にまたもとのような黒髪に戻ったということである。

 

この霊験に感じ入って建てられたのが小町神社というわけである。

 

なお、このことがあって三十歳以下で白髪になった男女が、心熱く祈願すると黒髪に戻るといわれて多くの人が小町神社に参詣したとのことです。

 

 

展望の良い丘に建つ神社

小町緑地は、平地から急にぽっこりとした小高い丘になっていて、途中にベンチが置いてあるくらい登りがきつい。

 

坂が急なので階段の道はジグザクについている。

 

駐車場の横に自転車を停めて歩き始めたところ

始めからきつい登り

角を曲がるとその先も

 

こうしてジグザグに登る

途中、小町神社へ行く道と秋葉神社の方へ行く果実の森の道とに分かれる。

 

その少し上の階段の途中に鳥居はある。

 

分岐 だいぶ汗ばんできた

鳥居が見えた

 

そしていちばん手前の丘の上に小町神社は建っていた。

 

小町神社に到着

 

小町神社に参拝し、後ろを振り返ると木々の間から玉川沿いに伸びる道路が見え、その両側には水を張り始めた水田が見える。

 

川の向こう側にも丘が続いている。その林の中には日産テクニカルセンターがある。

 

後ろを振り返ると

左手を見れば

神社の前方右手に小町塚がある。墳墓ということだがこれも全国各地にある。誰が植えたのかちょうど花が咲いていた。

 

小町塚

 

神社の横から裏手へ歩いていくと平坦な道が少し続き、再び登り始めるところから果実の森の道を下っていくことができる。

 

裏手の道

分岐 果実の森へ降りていく

MTBで秋葉神社へ行ったことはあるが、そこと小町神社とを結ぶ道は通ったことがなかった。

 

そこで、秋葉神社の方へ少し登ってみたが、時計を見ると出勤時間が迫っていたので果実の森へ下っていった。

 

明るい果実の森

 

果実の森とは、柿、みかん、すもも、カリン、あんずなどさまざまな果実のなる木が植えてあるらしい。

 

今回はそのどれも見ることができなかったので、こんどゆっくり観察しに来ようと思う。

 

 

最後に

この間までの走り梅雨から晴天のあたたかい一日となった。

小高い丘でも少し歩くと汗ばむ陽気だ。

けれど、丘の上の風に吹かれていると気持ちがとても軽くなる。

 

そういえば、ゴールデンウィークで少し頑張りすぎたせいか、ここのところ体がだるくて仕方がなかった。

 

この前の日曜は釣りに行こうと前日に準備はしていたが、なんだかだるくて気持ちが乗らなかったので、読書と睡眠の一日となった。

 

しかし、ごろごろしていてもだるさは抜けない。

 

やはり、こうした軽い運動をするのが一番のようだ。

 

では、このへんで

 

 

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