おや、こんなところにオギノパンのお店が。
そして”あげぱん”の幟。
ひょっとしてと思ったらなんとあげぱんとコーヒーのセットの立て看板。
「あげぱんとコーヒーのセットください」
「コーヒーはアイスですか、それともホットですか」
「ホットで」
あげぱんについて何も言わないということは・・・
恋しい「あげぱん」
スペシャライズドのお店企画のロードバイクの定例ライドに参加したのが2年前。
日本一周から帰ったばかりでコロナの流行が始まったばかりの頃。
お店の人を含めて4人で宮ヶ瀬方面へ走りに行った。
その時に初めて立ち寄ったのがオギノパン本社。
ちなみに目的地を知らずに先頭を走ったので後ろから声がかかる。
思わず急ブレーキをかけてビィンディングが外れず初の立ちゴケを経験した。
その1年くらい後、ひとりで宮ヶ瀬まで走った時、たまたまオギノパンの長谷店を見つけた。
そして昨年12月、MTBで小町緑地のトレイルを走った帰りに再び長谷店に立ち寄った。
そのとき、店の前のテラスにお客さんがたくさん来ていて、皆がみな”あげぱん”を頬張っていた。
どうして気づいたかというと、”あげぱん”は赤い紙に包装されていたからである。
ぼくもあげぱんを食べようと店に入ったところ、ちょうど切れてしまったようで、カゴの中がからっぽだった。
そしてつい先日、雪が降ったので喜び勇んで再び小町緑地に走りにいく。
その帰り道。
「きょうは揚げパンを食べるぞ」と意気込んで向かったが、なんとこの日もあげぱんは置いてなかった。
ようやくあげぱんゲット
水曜日の休日。昼頃までたっぷり睡眠をとる。
さて、午後は整体にでも行こうかと思い営業時間を調べたら、なんと今日の午後は休診。
実は腰が痛くて月曜日に近くの整体院に行ってみた。
登山をした翌日から痛くなったので、骨のほうではないだろうと病院には行かなかった。
しかしなかなか良くならないので、とうとう整体院にすがったというわけなのである。
ところが休診。
そこで、アルコールストーブと風防五徳の工作をすることにした。
材料は以前に買っておいた。すべて100均である。
風防五徳として利用するのは菓子作りの型抜き。
ただ、これに穴を開けなければならない。
物置から電動ドリルを引っ張り出す。
しかし、ドリルの歯が金属用ではないことが判明。買いに行かなきゃ。
ということで近くのホームセンターまで自転車で出かける。
ドリルの歯やそのほか目ぼしいものを買い揃えると、小腹が空いた。
なにか食べ物屋はないかと探してみいると、おや、あれはオギノパン。
近づいていくと、赤いあげぱんの幟が立っていて、「あげぱん+ホットコーヒーセット¥200」と書かれた立て看板があった。
おお、2回も出会えなかったあげぱんだ。
ほんとうに食べられるだろうかと心配になりながら注文する。
お店の人は、そんなコチラの気持ちなんて知る由もなく、淡々とあげぱんをトレイに載せた。
さて、ここにようやく”あげぱん”をゲットしたのである。
ぼくが手にしているトレイの上にはあの赤い紙に包まれた揚げパンが載っている。
そしてコーヒーカップを自動抽出機にセットしてボタンを押す。それをトレイに載せてテーブルまで運ぶ。
包み紙には「あげぱん」と書かれ、さらに「神奈川フードバトル金賞」と書いてある。
砂糖にまみれたあげぱんは温かく、揚げた油の香りと味がする。
だが・・・
正直に言って期待が大きすぎたせいか、それほどすごく美味いというわけではない。
美味いか不味いかといえば美味い。ただ、ふつうのうまさだ。
もちろん好みの問題もあるだろう。
揚げパンといえばぼくはカレーパンが好きなのだ。
つぎはオギノパンのカレーパン(ここではカレードーナツというようだ)を食べてみたい。
最後に
オギノパンのあげぱんは給食にでてきたあの”あげぱん”だ。
ただ、残念ながら給食のあげぱんをおいしいと思ったことはなく、というか給食を美味しいと思ったことがないのである。
だから「懐かしさ」というものもない。
というわけなので、ぼくの評価はあまり気にしないでいただきたい。
あげぱんが懐かしいと思われる方は、ぜひオギノパンのあげぱんをご賞味ください。
では、このへんで
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