木曜日は午前中はエクセル講座の講師を務め、午後からは仕事。
その間の約2時間ほど森林公園を散策して昼食をとった。
そして(コンビニの)お弁当を食べながら、自作のコーヒー沸かしセットでコーヒーを淹れようとしたが・・・
エクセル講座の講師をつとめる
パソコンボランティアの活動は、木曜日と土曜日である。
土曜の講座は単発で、ワードやエクセル、パソコンの基礎、インターネットなど回ごとに内容が変わる。
これに対し、木曜講座は5回連続で、受講者は毎週同じ人が受けることになる。
今回、その4回目の講座をぼくが担当した。
講座の内容はエクセルで作るデータベース。
残念ながら、予定していた内容の全てはできなかった。
その理由は、一つひとつ理解してもらいながら進めることにしていたこと(それが木曜講座の基本事項)。
つぎに説明したことが誤って理解されてしまったこと。
最後に受講者の問題として、文字入力が苦手な人がいることやまだ説明していないことを先にやろうとしてわからなくなってしまうことなどがあげられる。
説明したことが理解されないのは講師側の責任ではあるけれど、難しいのは受講者が先に進みたがること。
文字入力が遅い人がいるので、「ここまでやったらちょっと待っていてください」といってもだめなのである。
今後の課題として対策を考える必要があると思った。
七沢森林公園でランチ
講座が終わり、スーパーカブで七沢森林公園に行った。
ずっと北の方にある飯山観音の裏山の白山から尾根伝いにハイキングコースとなってこの公園まで続いている。
そして公園の北に位置し、5つの道が交わるところが巡礼峠である。
スーパーカブを公園中央の管理事務所近くの駐車場に停め、その巡礼峠目指して小高い山を登っていった。
道はよく整備されているが、結構急な坂道で、カーブする途中途中にベンチが置いてある。
先日の箱根を走ったせいか体が重く、特に腰が重く感じる。膝(今日は左)も少し痛みを感じる。そういえば朝から立ちっぱなしだった。
平日の午後、意外と多くの人が散策していた。
ちゃんとハイキングの装備・服装の人、犬の散歩で来ている人などさまざまな人に出会う。
坂を登り切ると平坦な尾根道になる。
あちこちに木の根に注意の看板が挿してある。雨で土砂が流れ出て木の根が剥き出しになっているのでひっかかって転ばないよう注意しているのだ。
尾根道を北の巡礼峠に向かって歩いて行くと、展望テラスのようなものがあり、そこの標高は190mと書いてあった。
どこか昼を食べるのにいい場所はないかと先へ進んでいく。
すると少し先に石の建物のようなものが見えた。近づくと、ながめの丘と書いた案内板が見える。地図を見ると、巡礼峠はここからほんのわずかである。
階段を登ってながめの丘に建つ石の建物に近づいて行く。するとそれは門のようになっているオブジェのようなものだった。
その石の門をくぐるとすばらしい丘があらわれた。まさに「ながめの丘」。
ここでコンビニで買ってきたおにぎり弁当を食べることにした。
自作アルストの屋外テスト
ここに木製のテーブルベンチが確か3台作られていて、そのうちの真ん中ですでにランチを取っている人がいた。
そこでぼくは奥のベンチに腰掛け、持ってきたコーヒー沸かしセットでお湯を沸かし始めた。
この前家でテストをして、アルコール15mlでお湯が沸く寸前までということをブログに書いた。
その後ミニ計量カップを買って確認したところ、15mlだと思っていたのは実は10mlであることがわかる。
さらにステンレスマグカップの蓋にピッタリの皿を見つけてきた。
この蓋をして(今度は正確な)15mlで湯を沸かしたところ、完全沸騰した上にさらに燃料があまっていた。
そこで今回は外で使うことも考えて少し多めに20ml用意してきていた。
ついでにアルストはかなり熱くなるため、下に敷くものとしてガラス瓶の蓋とコルクコースターもコーヒー沸かしセットに加えてある。
ところが、お湯を沸かそうとセットの袋を開けて気がついた。
コーヒーを忘れた!
せっかくスーパーで個包装のドリップコーヒーを買っておいたのに。
朝は忙しく、昨夜は講師としてどうやって進めようかとか考えていたのでよく眠れなかったということはある。
しかし、物を忘れるのは単に準備不足であるためだ(いつものこと)。
そもそも外でランチをとりながらコーヒーを淹れようというのも寝ている時に思いついたのだ。
しかし、ないものはない。
仕方ない。白湯で我慢しよう。空気がおいしくて暖かくて眺めも素晴らしい。こんなところで飲むものは白湯であれなんであれ全て美味しいのだ。
そういえばアルストの屋外テストであることを忘れていた。ここはさわやかなそよ風が吹いていたくらいであったのにも関わらず、完全沸騰はせず(おそらく90度程度か)静かに炎は消えていったのである。
つまり、五徳としては問題ないが、風防としてはあまり役立っていないということのようだ。
またひと工夫しようという意欲が湧いてくるではないか。
最後に
最後に巡礼峠について、解説板から要約してご紹介したい。
「鎌倉時代初期に坂東三十三観音霊場が選ばれた。霊場を繋ぐ道は巡礼往来とも言われ、座間市の妙法山星谷寺(しょうこくじ)から厚木市の飯上山長谷寺(ちょうこくじ)通称「飯山観音」を経て日向薬師につづき、その道中にあるのが巡礼峠である。
この峠には、巡礼の旅をしていた老人と娘がこの峠路に差し掛かった時、木陰に潜んでいた悪者に切られて亡くなったという言い伝えもある。後日供養のために地蔵尊が建てられ、いまでもここを通る人を静かに見守っている。」
飯山観音からこの巡礼峠までは1時間45分のコースで、白山(284m)まで登ってしまえばあとはなだらかな下り基調なのでぜひ一度歩いてみてはいかがだろうか。
飯山にも巡礼峠下の七沢にも温泉が湧いているので合わせて楽しんでみては。
では、このへんで
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