Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

サドル購入ライド 【高級サドルの「自己」満足】

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日曜日、注文していたサドルを受け取りに行った。
 
幸い雨は降らず曇りで助かった。
 
家から自転車店までは約28キロ。すでに4回店まで行っているので走るコースは決まった。
 
今回は自転車店まで行った後、ルンルン🎵気分でニューサドルのライドを楽しんだ。
 

サイクルショップ三井まで

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今日は曇り空 国府津付近
小田原市鴨宮にある「サイクルショップ三井」でテストサドルを試した。あれは2回目の時だった。
 
そのとき、そこにあるサドルで、サドルの横幅がフラットで幅は狭いタイプが合っているとわかり、同じタイプのサドルは全て試してみた。ラウンドタイプも合わないのを確認するために試している。
 
 
そうして選んだ2種類のサドルを借りていき、期限の2週間の間に近場へジーパンで試し乗りをし、ちゃんとレーパンで宮ヶ瀬まで往復50キロ、そした山北から小田原へ抜ける四角く走るコースで76キロ。あとは店から家の2往復で112キロ。全て合わせると250キロくらい走っている。
 
結局、初めに「いい感じ」がしたSelle SMPのサドルでしか走らなかった。借りてきたもう一方のGIANTのサドルはローラー台で試しただけになった。SMPがそれだけぼくの骨格にあっていたということだ。
 
ただ、前回ロードバイクで自身最長の76キロを走った時、その前のときと同じように70キロ近く走った頃に体力がもたなくなって快適とは言えなくなった。ただ、前のパワーサドルではサドルに腰掛けているのが辛くて仕方なかったが、SMPでは十分我慢ができる程度のものであった。
 
そんなわけでSelle SMPのサドル(ブラスターという種類)を注文し、曇り空の日曜日にテストサドルを返却して新しいサドルを取り付けてもらいに出かけた。
 
 
なんども同じ道を走っていると不思議に思うことがある。
 
それは、距離が短くなったように感じられることだ。初めて走るときはすごく長く感じた上り坂も、今回は「こんなに短かったっけ」と思うことがしばしばあった。
 
いったいどういうわけだろう。実際の距離は同じなのに、感覚的には短く感じる。周りの景色も見覚えのあるところが増えていき、以前気がつかなかったものが見えたりする。
 
金目川の橋を越えて海に向かって南下していくと、日曜だからだろう、ロードバイク乗りとたくさんすれ違った。
 
そういえばこれまで平日ばかりだったのでめったに出会うことがなかったのだ。他の人の走りを見るのも楽しい。追い抜かれたわけではないので悔しい気持ちにならないのもいい。
 
国道1号線に入るとさらに多くなる。ばっちり決めてレースを走っていそうなローディや、ブルベ風のイエローベストを着た人たち(ブルベだったのかなあ)、おもいおもいの服装で走る若者の集団。それに車は平日より少ないように思われた。
 
休日は営業車が少ないためだろうか。山は平日がいいが自転車ライディングは休日が良さそうだ。
 
走っていると時々薄陽が差すようになり、だんだん空が明るくなってきた。
 
店に着くと、いつものトミタさんが届いたサドルを取り付けてくれた。これまでの赤と黄色のツートンカラーのサドルともお別れだ。なんだか名残惜しい。
 

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テストサドルとの別れを惜しむ
 
トミタさんから「もしこのカラーがあったら選びますか」と聞かれた。
 
「うーん」少しの間ならいいけどずっとだったらちょっと考えちゃう。
 
そして注文したブラックサドルは無難な色である。カラフルなものから真っ黒になるとすごく地味にみえた。けれど、まえのパワーサドルもブラック。元の色に戻っただけである。それにSMPと刺繍があるぶん前よりは賑やかである。
 
ブラックもいいじゃん。それに形もユニーク。そしてこれまで使ったサドルの中で一番値段が高い。テストできなかったら絶対に手を出していない。
 
そんな高級サドルをつけてもらい、このまま帰るのはもったいない。
 

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ブラックの凛々しい姿
 

山北へ

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酒匂川と丹沢の山々
トミタさんにお礼を言って小田原方面に走り出した。
 
途中で暗くなるけどこの前走りにきた道を逆に行ってみよう。そう思って記憶を辿っていく。この前休憩したコンビニがあった。となりにワークマンがあるので間違いない。
 
サドルはこころなしかテスト用のより柔らかく感じられる。新品だからだろう。なんだかお尻が喜んでいるようだ。
 
途中で、ひょっとしてあっちかなと思うところがあった。県道を外れるところである。けれど自信がなかったのでそのまま県道をいく。標識の山北に向かっていけば間違いがない。
 
すると、伊豆箱根鉄道の大雄山駅前にでる。やはりさっきの道がこの前通ったところだったようだ。しかし大雄山駅に来るのも初めてなのでこれはこれでよかった。
 

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レトロな駅舎

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金太郎とともに
そこで休憩し、再び走り始めると見覚えのある交差点に出た。そうそう、この道を通ったんだ。
 
そしてこの前通り過ぎたくすのきの大木でまた一休み。
 

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くすのきの大木
 
逆コースを走ると目に見える景色がまるっきり違う。今回の逆コースは山北の美しい山々を見ながら走れるのでこちらの方がたのしい。 
 
山北の交差点で右折し、246号線を厚木方面に向かう。
 
この道は昔、車でよく走った。子供たちがみな小学生だった頃だ。フライフィッシングにはまり、丹沢湖に流れ込む渓流によく通った。毎週のように行っていたので我が家の山の神はご機嫌斜めだった。小言を聞くのがいやでさらに通うことになった。
 
ただ、自然渓流では全く釣れなくて、一日中ただ歩き回っているだけだった。結局その後は管理釣り場の常連となる。管理釣り場はけっこういい金額を払う必要があるので、毎週というわけにはいかなくなった。
 
そんなことを思い出し、あの頃よく通った裏道を通ってみることにする。
 
松田から中井に抜ける東名高速の脇を通る道である。松田から川音川を越えていくと車でも厳しいヘアピンカーブの急坂がある。それはわかっていた。しかし実際登るとかなりきつい。途中に色づいた楓の木があったので、写真を撮るのを口実に一休み。
 

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もうだいぶ色づいている
 
しかし、その後も長い上り坂が続いて車の通りも多かったので神経を使った。やはり自転車だと登り坂の大変さを実感できる。多分車でも1段ギアを落としていたと思うが、こんなに長い登りがあったことはすっかり忘れていた。
 
頑張って登った分、下り坂も長かった。だがここで一旦停止し、ライトを点滅から点灯に切り替えた。もうだいぶ暗くなってきた。車のライトが点くと、ますます闇が迫ってくるように感じられる。
 
そうして下り切ると、再び登りである。トンネルを2つ潜り、一山越える。だがもう一山待っている。その手前でコンビニに寄りカロリー補給をした。エネルギーが切れてからでは遅い。その前に補給することが大切である。ホイップとカスタードのワッフルはだいぶ力を与えてくれた。
 
そこからは七国峠を上り、我が家の墓地入口を通過して金目川に出た。しかしその手前から渋滞しており、道が狭いためしばらく渋滞の進行に合わせてすすむ。
 
その後も車は多かった。行楽帰りの車だろうか。休日で車が少ないのは昼時だけのようだ。
 
日が暮れてもそれほど寒くはなかった。道路脇の温度計は17度と出ていた。モンベルの中厚手のインナーの上に半袖ジャージ、その上にジレ。昼からずっと同じ格好で過ごせている。
 
まさに自転車日和の1日だった。
 
 

最後に

 
家に着いて自転車から降り、サドルを見る。なかなかかっこいい。
 
ウェーブにそって優しくなぜてみる。革製とのことだがはっきり言って合皮と区別がつかない。
 
ただ、SMPと左右に2箇所刺繍をしているところがちょっと違う。印刷じゃないんだぜ。
 
ともかくこれでサドルのポジションが決まった。するとやはりハンドルが少し遠い。次はこの辺りの調整が必要だ。
 
やっぱりたくさん乗らないと自分に合ったポジションは見つけられないのだということがよくわかる。
 
自分もやっとそこまで来たのだ。
 
ぴったり合ったポジションで走ったらさぞかし楽しいだろうなあ。だって、快適なサドルにまたがっているだけでも楽しいのだから。
 
ちなみに本日の走行距離は、この前より4キロ伸びてこれまでで最長の80キロでした。ヤッタネ!
 
では、このへんで
 

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