Hakuto-日記

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MTBとロードバイク フリーハブのノッチ数が違うこと知ってた?

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最近スポーツバイクに乗り始めた方、

 

そんな人が今日の記事を読むと

 

ちょっと物知りになれます。

 

今回は、フリーハブのノッチ数って自転車によって違っていることについて

お話しします。

 


【目次】

 

 


先月、立ちゴケしてからスタンディングの練習を始めています。


一時ちょっと中断したけれど最近また練習を再開。

 

止まれましたー、5秒間だけ。

 

人類にとってはどうってことないが、このわたしにしては大いなる進歩!

 

さてこんどは後ろに下がる練習をしますよ。

 

ずっと止まってはいられないですからね。

 

 

 

なぜ止まれるのか

 

ところで、スタンディング練習のために、たくさんのユーチューブ動画を見ました。
その中で、なるほどと思ったこと、へぇーって思ったことがありました。

 

まず、なるほどと思ったのが、スタンディングの原理の説明。

 

ハンドルを傾けている方に倒れそうになったらペダルを少し漕いで前(ハンドルを傾けている方向)に進む。

 

反対側に倒れそうになったら自転車を後ろに下げる。するとハンドルを傾けているのとは逆の方向に進む。

 

それって、掌の上に棒を立ててバランスを取るのと同じこと。

 

これには、なるほどって思いました。

 

そしてずっと止まっているのは誰でも難しいことなので、大抵は前後に揺れながらバランスをとっているということ。つまり前後ではあるけれど左右に揺れているということ。

 

それなので、今度は後ろに下がる練習をしようってことです。

 

このことを解説してくれている動画はこちら↓

www.youtube.com



 

ノッチ数の違い

 


続いてへぇーって思ったこと。

 

やはりスタンディングの動画からなのですが、
クランクを平行にした前側の足には、テンションがかかっていた方がいいらしいということ。

 

そしてこのときに聞いたフリーハブのノッチ数の話。

 

MTBとかトライアルバイクはこのノッチ数が多いらしい。
ロードバイクはそれより少なくて、ママチャリはさらに少ないそうだ。

 

ノッチ数という言葉を聞くのは初めて。そして、

へぇー、みんな同じなんじゃないのかー。

 

ノッチ数のことに言及していのはこの動画↓

www.youtube.com

 

 

ところでノッチ数が多いといいことあるの?

 

まずはハブについて整理してみよう。
簡単に図にしてみた。

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このように、ハブには固定ギアとフリーハブ(漕がない時にホイールが回る)の2種類がある。固定ギアはピストバイクに使われていて、フリーハブはそれ以外のほとんどのバイクに使われている。

 

そしてフリーハブには、ボスフリーとカセットフリーの2種類がある。

 

 

 

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ボスフリーは、ギア側にフリー機構がある。ギアが6〜7枚でたいてい安価なシティサイクルに使われている。


カセットフリーは、ハブ側にフリー機構がある。主にスポーツサイクルに使われている。なおこのギアをスプロケットと呼んでいる。

 

そしてフリーハブにあるフリー機構とはラチェット機構のことで、ノッチという刻み目にバネのついた爪が一方向の回転のときだけ引っかかるようになってホイールに回転を伝える。そして反対の回転は伝えないようになっている。

 

だから、ノッチとノッチの間は回転が伝わらない。言わば遊びのようなものだ。
ノッチ数が少ないとこの遊びが大きくなる。逆にノッチ数が多いと遊びが少ないということになる。

 

この遊びが小さいと、つまりノッチ数が多いとロードバイクでは、コーナーでの立ち上がりにロスが少ないということ。

 

MTBやトライアルでは登りでの段差越えの時に、どのクランクの位置からもすぐに力を伝えることができるので、ロスが少ないだけでなくタイミング調整が行いやすい。


以上のようにいわれています。自分自身で体験しているわけではないのですが、想像はできますね。

 

ここで、実際の製品のノッチ数はどうなっているのか調べてみようとしました。

しかし、どうも製品にノッチ数は書かれていないようです。

 

シマノのマニュアルをみてみましたがやはり書かれていませんでした(見方が悪いのかも。もし書いてあったらスミマセン)

 

ちなみにたいていのロードバイクはノッチ数が18だそうです。ハブが1回転するのに18回カチッと音がするということです。角度にすると20度。


もし、フロントギアを32T、リアも32Tにすればクランクも同じ20度の間隔があるということ。


F32TでR28Tならギア比が1.21なのでクランクの角度は16.5度となります。

 

MTB用のコンポではどうでしょうか。シマノ の上位モデルXTR・XTは36ノッチだそうです。

 

すると、ギア比が1(F32T、R32T)ならクランクは10度、F32TでR28Tならギア比が1.21なのでクランクの角度は8.3度となります。

 

ロードでも上位モデルのデュラエースは36ノッチだそうです。

 

さらにノッチ数の多いものは、54ノッチにずらして爪をもう1セット取り付けて108ノッチになるものもあるそうです。

 

ちなみに愛車のカチッ音を数えたらホイール一周で21回音がしました。

 

まあ、ロードバイクで普通に乗っている分にはノッチ数を気にするまでのことはないですね。 

 

 

まとめ

 
最後までお読みいただきありがとうございます。


今回は、それで何かの役に立つの? という内容でしたが、

MTBとロードバイクではハブの機構も違うんだなあと思ってもらえればいいかなと。

 

なお、スタンディングを練習するときは、ラチェットの爪がかかった位置でやったほうがリカバリーしやすいということがわかったので、自分にとっては収穫でした、というオチ。

 

どうぞご勘弁ください。

 

 

 

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