日本百名山も冬の間はお休み。
最近は自転車にもあまり乗っていない。
12月に入ってからの行動はアウトドアとは無関係。
さて、何か書きたいことはないかと考えたが思い浮かばない。
そこで、過去のブログを見ていたら、オピネルナイフを勧める記事が見つかった。
オピネルのナイフもいいけれど
オピネルのナイフ、ぼくの持っているのはブレードがカーボンスチール。扱いやすい(錆びにくい)のはステンレスのブレード。2種類がある。
カーボンスチールでも、濡らした時は乾いた布か紙で拭いてしまえば錆びることはない。
すごく良く切れて、お値段も手頃で、ブレードロックもついていてと申し分ないナイフ。
この記事にそのことが書いてある。
だが、欠点がひとつあった。
それは、ハンドルが木製なので水を吸うと膨張してしまうことである。
そうなると、ブレードを折り畳んでふたたび開こうとしたとき、硬くなって開きづらくなってしまう。
ぼくは皮膚炎によって爪が弱いため、こうなるとお手上げである。
ペンチで摘んでやらないと開けなくなってしまう。
Sandvik フォールディングナイフを引っ張り出す
最近、キャンプを楽しみたいと思うようになった。
これまでテント泊とは登山の時ばかりで、ただ食って寝るだけだった。
それが先日、伊豆高原に行ってプチ焚き火をしてから「キャンプしたい」に火がついてしまった。
昔のように焚き火をしてキャンプ飯をつくりたい。
昔は家族で、車に乗ってキャンプに行っていたが、今はソロでバイクで行くことになる。
そんなことでコンパクトに荷物をまとめる必要があり、折りたためる焚き火台などを少しずつ集めているところだ。
さらに、キャンプで料理をするために、ナイフの使い方にも慣れておこうと包丁の代わりにオピネルのナイフを使い出した。
ところが、洗った後に再び使おうとしたら、前述したようにナイフが開けなくなってしまったのである。
そこで以前、新婚旅行でフランスの空港で見つけたナイフを引っ張り出してきた。
いままでほとんど使ったことがないナイフだった。
オピネルと同じくらいの大きさなのに、こちらの方が重たいので出番がなかったのだ。
爪の方も昔の方が強かったのかもしれない。
ともかくそんなわけでオピネルの代わりに使ってみたと言うわけである。
するとこのナイフもよく切れるではないか。
そして、いまさらながら野菜や果物を切るのにとても使いやすいことがわかった。
それは、SANDVIKと刻印されたフォールディングナイフである。
SANDVIKという会社
それは、SANDVIKとブレードの根元に刻まれている。
サンドビックと読むらしい。
さらにはヒョウ? の動物の絵が描かれている。
買った時はそんな会社のことなどは知らず、使いやすそうに見えたと言うだけで買ってきた。
あの頃欲しかったナイフは、フランスのライヨールというメーカーのナイフ。たぶん当時はラギヨールといっていたと思う。
だが、買ってきたのはなぜか別のナイフ。値段が安かったからなのか、ライヨールが売っていなかったかのどちらかだと思われるが、もう覚えていない。
SANDVIKがスウェーデンの鉄鋼会社であることを知ったのはインターネットが普及してからのこと。
それまではどこかの(フランスの)無名の会社かと思っていた。
SANDVIKおそらく日本ではあまり知られていないメーカーだと思われる。
そして、その刻印の下にはROSTFREIの文字もある。これは錆びないと言う意味。つまりステンレス鋼である。
デザインは、アメリカ・バックのフォールディングハンターのようなスタイルをしている。ただ、あれほど無骨ではなく、もう少し繊細で細いデザインなので、あまり手の大きくないぼくにはちょうどいいバランスだ。
ぼくのナイフはこれ。
そして今気がついたのだけれど、ROSTFREIってドイツ語だそうだ。
ということは、ドイツで作られたナイフ?
そうなると、やはり無名のメーカーがスウェーデンのSAVDVIK社製のステンレス鋼をつかって作ったナイフということ?
もし、知っている方がいたら教えてください。
でもやっぱり相当な廉価品なんだろうね。よく切れるけど。
最後に
今調べてみたが、現在のSADVDVIK製品にナイフは見当たらなかった。また、メルカリにもフォールディングナイフの出品はなかった。
現在はおもに、包丁の鋼材として出回っているようだ(工具以外では)。
なお、料理に使ってみて、ブレードの厚いものは適さないと言うことがわかった。生のカボチャやさつまいもは二つに切るのは難しい。
料理には、薄くて丈夫でよく切れる刃が必要なんだということである。
やっぱり包丁には敵わないと言うこと。
本当は、料理用は別にあった方がいいのかも。
あとは、薪を割るようなハードな使い方は別として、一つでなんでもこなすナイフってどこで妥協するか、と言うことなんだろう。
使う人の好みの違いで、感じる使いやすさというものも違ってくるということである。
では、このへんで
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