Hakuto-日記

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参政党タウンミーティングって? 【神谷宗弊事務局長の講演を聞く】

 

先日の11月16日、神奈川県川崎市で開催された参政党タウンミーティングに初参加して来た。

参政党のタウンミーティングってどんなことをするのだろう?

そんな疑問があったので、では実際に参加してみようと思ったというわけだ。

今回のタウンミーティングとは、参議院議員になった神谷宗弊氏の講演である。

それは主に参政党の目的についての話だった。

以下、概略と気になった話などを感想を交えながら簡単にまとめておこうと思う。

 

 

はじめに

2022年11月16日(水)、平日の午後6時から講演が始まる。会場は、川崎市産業振興会館。

会場はほぼ満席。講演が始まる10分くらい前まで参政党グッズや書籍などが販売されていた。

事前にネットで予約し、入場料をクレジットカードで決済する仕組みだが、当日券もある。

ぼくは当日の方で参加したので受付で入場料を支払う。一般党員は千円。

手渡されたのは、黄色いリストバンド。これがチケットになる。

 

そして、「参政党DIYタイムズVo.05」という活動内容などが書かれたB5版両面カラー印刷の新聞。そこには「新しい政治への挑戦 候補者求む!〜地方から日本を変えるベンチャー政党〜」という大きな見出し。

 

さらに、12月18日にTKPガーデンシティPREMIUM横浜駅新高島で行われる松田代表、吉野氏(アドバイザー)、赤尾氏(ボードメンバー)の講演「コロナモードチェンジ全国キャラバン in 神奈川」のお知らせチラシ。

 

そしてもう一枚、こちらは参政党のドキュメンタリー映画「参政党の歩み Documentary of SANSEITO」のチラシで、神奈川で上映される、相模原(11/26)、平塚(11/29)、横浜(11/30)、横須賀(12/2)のお知らせチラシ。そこには参院選選挙日前日の芝公園に集まった1万人の群衆の写真が載っている。

 

その中に自分の姿を探すが、惜しい、ほんの僅か画面からはみ出ていた。

 

さて、講演は神谷氏が国会議員となってからの現在の活動等についての報告から始まった。

 

 

 

参政党の目的について

講演のテーマとして最初に参政党の目的について話があった。

一言でいうと、「ありとキリギリス」のイソップ物語にたとえて、「冬に備える」ことをやろうとしているということであった。

今の日本の現状を考えると、数年先には危機がやってくる。だからそれをできるだけ被害を最小限にすることが目的なんだ、ということである。

 

さまざまな危機があるが、ぼくが一番身近に感じているのは食糧危機である。食料自給率の異常な低さ。もし、食料の輸入が止められたら。それだけじゃない。タネの輸入、農薬の輸入。これらが全てストップしたら日本人は食べるものがなくなってしまう。

 

だから、「ありとキリギリス」の寓話がいっそう起こり得る現実として迫ってくる。

 

この危機に対処するため、次の3つのステップで行うことにしているということである。

その1「気づき」。

現状の問題に気づくこと。そのためには物事を多面的に見る必要がある。

 

その2「チームで行動」。

気づいても、ひとりでは「おかしな人」となってしまう。だから仲間と連携し、チームを作って行動することが力になる。

 

その3「ソフトランディング」。

こうした活動により、大難を小難に変えて行くのが目標。

 

 

参政党の重点政策について

こちらは参政党のホームページに載っているもので、これまでの街頭演説や神谷氏が出演したテレビ番組などで語られている。

 

その重点政策とは、まず第1に「子供の教育」、第2に「食と健康、環境保全」、第3に「国のまもり」である。

 

このことについて、改めてどうしてそれが必要なのかということと具体的な政策についての説明があった。

 

1、子供の教育について

最初に学校に行っていない中学生のユーチューバーゆたぼんの話があった。ぼくは初めて聞いた名前なのでよくわからなかったが、小学3年生の時に、周りの同級生らが学校の先生の言うなりになっていることに違和感を覚えて、このままではロボットになってしまうと思ったらしい(Wikipediaを参照)。

 

現在、小中学生の不登校・ひきこもりは全国で24万5千人もいるそうだ。そういうぼくの子供たちもその中にいた。

 

これはどういうことなのか。それがすべてではないだろうが、一つの原因として日本人としてのアイデンティティがなくなっていることがあげられる。

もともと地域によって異なる教育が行われていたものが、明治になって富国強兵のために(言うことを聞く兵士を作るために)一律の管理教育が行われた。

 

ここで、方言というものをあえて残したことについての理由を知り、面白いと思った。廃藩置県が行われる前は今の県がそれぞれの国だった。そこにお国訛りというものがあった。

だから、よそ者が入って来たら言葉でそれがすぐにわかるというものである。なるほど、たしかにそれはすぐにバレるだろう。

もちろん閉鎖社会というマイナス面があったことも否めない。

 

それはともかく、管理教育が行われても、国史や神話、皇室についてはしっかり教育されていた。また、地域の偉人などについても教えられ、それにより地域のプライドというものがあった。

 

それが敗戦後、GHQによってこれらが禁止されたため、教育が弱体化したのである。

日本人の子供が国の成り立ちについて教えられず、そのために日本人としてのアイデンティティが分からなくなっているのである。

 

2、食と健康、環境保全について

ここで一番目に話されたのは、第一次産業の保護についてである。

先進国で食料受給率が90%を達成していないのは日本だけだということをまずは知るべきである。これは輸入がとだえればそれが即食糧危機につながるということなのだ。

 

また、人の体は食べるものから作られている。日本人が昔から食べているもの、つまり米を食べること。また農薬の使われていない自然栽培のものを食べるようにすれば病気は減る。

 

小麦は日本人には合っていない。

 

このことは外部アドバイザーの吉野氏がいつも言っていることだ。ぼくもこれまでホームベーカリーで作ったパン(全粒粉パン)を毎朝食べていたが、7月下旬から米粉に変えている。

すぐに効果は出ないかもしれないが、アレルギーなども治ったケースがあるということなので期待している。

 

そして神谷氏は危機に備えて米を備蓄しているという。それをわれわれ聴衆にも勧めていた。


二番目は食品表示法の見直し添加物使用の厳格化について。

食品表示法では規制が緩和され、今後遺伝子組み換えでないという表示が消えるとのこと。また海外、特にヨーローッパで規制が厳しい食品添加物を日本ではほとんど使用できる。

 

因果関係を証明することは難しいが、がんの発生リスクがあると疑われている添加物もある。このことが医療費を押し上げている可能性は高い。

 

しかもこの医療費はほとんど海外に流れている。製薬会社はそのほとんどすべてが国際的な企業、あるいは海外資本が入っているためだ。

 

三番目は脱炭素政策の見直しについて。

このことについてはあまり触れなかったが、これまでのぼくの理解では、実際には脱炭素となっていない太陽光発電や風力発電は環境破壊につながっているということ。

 

さらに言えば、日本だけ脱炭素に努力しても(多くの国が行わなければ)無駄であるし、そもそも日本ではもっと二酸化炭素を必要としているという武田邦彦先生の話(もちろん著書にも書かれている)を支持したい。

 

植物は二酸化炭素によって成長するのである。植物がなくなれば人間も生きてはいかれない。


3、国のまもり

だんだん時間が押して来るとともに、政策の内容も細かくなって来た。

国まもりで最初に話されたのは、メディアリテラシーの再構築ということ。

それは、情報を集めるということとその情報を守るということである。

そのために、国産のSNSを構築すること、不正干渉防止法の制定、放送法の見直しを掲げている。

 

なるほどと思ったのは、ソ連崩壊後、アメリカが仮想敵国としていたのは日本だったというところである。

 

日本は経済で躍進し過ぎたゆえに経済戦争に負けた(潰されたということだろう)。

 

次に掲げているのは内需型経済体制の構築ということ。これは積極財政ということである。

 

ここで気をつけなければならないことは移民の受け入れだ(これを推進しようとしている大臣がいる)。

大量の移民を受け入れた欧米では様々な問題が生じている。言わば失敗政策である。そうした事例があるにもかかわらず政府は移民を受け入れる方向に向かっているようだ。これは絶対に阻止すべきである。

 

最後に掲げるのが国防体制の再構築である。

 

そして講演会は終了。時間は午後8時半だった。

 

以上が神谷氏が話した内容と感想。だが、多分に思い込みによるところがあり、はっきりと分けて書けなかったことをご了承願いたい。

 

 

最後に

 

党員となったら「学ぶ」こと。

まずは学校で教えられていないことやマスコミが報道していないことを知ることが大切だ。

こうして様々な本当のことを知り、どうしたらよいか自分の頭で考える。

その上でリアルなコミュニティで助け合っていこう。

最後にそうしたメッセージを受け取った。

 

国産SNS。情報は是非ともそこで受け取りたい。


では、このへんで

 

 

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