青森の八甲田山、岩木山に登ったあとは南会津の桧枝岐村のキャンプ場をベースに登山する計画を立てていた。
檜枝岐にはスーパーカブに乗っていくことにしているので、テントは少し大きいモンベルのムーンライト二人用を持っていき、ちょっとキャンプ気分を味わおうと思った。
YouTubeを見ていて箱型の収納袋が気になっていた。テント内の小物を整理するのに便利そうに思えたのである。
本当はミステリーランチのゾイドキューブというスタッフバックが欲しかったのだけれど、ちょっとお値段が・・・
そこで、青森旅行の前に箱型の良い袋はないかと100均に寄ってみた。目的の箱型の袋は、ちょっと大きいが雑誌を収納する袋が使えそうなので買ってみた。
ついでに何かないかと物色していて、使えそうなペットボトルホルダーを見つけたのでご紹介します。
コレは使える。100均のペットボトルホルダー
僕が使っている水筒は飲み終えた空のペットボトルで、それに100均で買った引っ張ると水が飲める飲み口をつけている。これをザックのサイドポケット(メッシュ)に入れて使っている。
ところが、出し入れが少々やりずらい。急坂を登っている時に入れ損なって落とし、少し戻って拾ったこともある。
岩場では事故につながる可能性だってある。
それで常々何か良いホルダーはないものかと探していた。
モンベルのお店に買い物に行ったとき、同じビル内にあるアウトドアショップを覗いてみると、ザックと同じメーカーのカリマーから、ショルダーベルトにもウエストベルトにも取り付けられる水筒のホルダーが置いてあるのを見つけた。
なかなか良さそうに思えたのだが小物入れという余計なものがついている。それにペットボトルをホルダーから取り出すのはいいけれど、しまうときはどうなのか気になった。
それほど高額なものではないし、取りつけ方法が2Wayであることもなかなかよいと思ったが、すぐには買わず、Amazonでレビューを見てから決めることにした。
ただ、それまではショルダーに取り付けるものばかり物色していたのだが、腰につける方法もよさそうであることに気づかせてくれた。
そんなとき、100均に箱型のバックを探しにいったついでに、使えそうなペットボトルホルダーを見つけた。
100均なので、もし使えなくてもダメージは少ない。お試しで使うにはありがたい。
そこで早速買って帰り、八甲田山、岩木山で使ってみた。
100均ペットボトルホルダーの使用感
購入したのは写真のような製品で意外と丈夫そうである。
良かったところはまず、100均なのに丈夫そうであること(その後会津駒ヶ岳、燧ヶ岳、那須岳でも使ったが破れほつれなど一切なし)。
次に両手をつかう必要はあるが脱着がしやすいこと。
そして、取り付けた時にちょうど良い位置、歩きを妨げない位置になるということである。
さらに言えば、どれほどの効果があるかは不明だけれど、ネオプレン製なのである程度の保温力があること。
冬場も少しは凍りにくくなると思われる。それにスリム型の350mlのポットならちょうど良く収まるのである。
また、クッション製があるので岩角にぶつけた時の衝撃を和らげてもくれる。
取り付けは、ショルダーベルトの下にぶら下げるのがちょうど良い。ここなら自由に位置を変えられるので、少し持ち上げると外したり嵌めたりがしやすい。
もちろんホルダーから抜き差しすることもできるが、これはあまりおすすめしない。割と窮屈なのである。ただし、それだからホルダーからすっぽ抜けるようなことがない。
それに飲み口を覆うようにバックルが取り付けられているのでさらに落ちにくい。
欠点は、100均ということもあり、ニフコのバックルように心地よい脱着ができないこと、それにブランドもののような高級感がないことである。
あとは縫製などの耐久性はどの程度あるのか、信頼性という面でも劣ることだろう。
しかし、これが100円(税込110円)であることを考えれば致し方のないことではあると思う。
結論、コレは結構使える、便利でお得なお買い物であった。
最後に
おそらくほとんどの人が、時代劇で竹の水筒を腰にぶら下げている場面を見たことがあると思う。
たいてい腰の横のちょっと後ろあたり。
実はそこが一番歩きの邪魔にならない場所である。
ただし、トレイルランをする場合はぶら下げていたのでは邪魔になるだろう。だからショルダーベルトの前にしっかりと取り付けるようにしたのだと思われる。
登山でトレランをしない方、ショルダーベルトの前がカメラや小物入れ等で塞がっている方は、ぜひ腰(の位置)にぶら下げる方法を試していただきたい。
そして、100均で同じものを見つけたら買っておくのをおすすめします。
では、このへんで
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