Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

野尻湖カヌー教室 【サンデープランニング アウトドアスクール その1】

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[Free-PhotosによるPixabayからの画像]

 
オリンピック・パラリンピックの開催については、いまだに賛否両論があり、今度は無観客にするとかしないとか混乱している。
 
招致活動の結果、「TOKYO」と発表されて大騒ぎしたことを忘れたかのような否定的な報道に呆れてしまう。最近の報道はどちらか一方に偏っていると感じているのは僕だけではあるまい。
 
今回のコロナ騒動により、短絡的に「開催するかしないか」という二元論になることにどうも危うさを感じてしまう。まずは安全に開催する方法を考え、その方法が受け入れられるかどうかという議論が一切なされなかったことを残念に思う。
 
そんな中、出場選手や出場を争っている選手たちの心境は複雑なものがあったと思う。
 
僕が応援していたカヌー選手は、5月の最終選考会で2位となり、最後の最後で出場を逃してしまった。
 
今回は、オリンピックとは関係ないが、自転車日本一周中に出会ったカヌー選手のことを思いながら、僕自身がカヌーを習ったときのことを書いてみたい。
 

未来に向かってがんばれ 

そのカヌー選手は、代表合宿の際も自腹で参加して頑張っていた。今年、3月の大会では優勝していたのでとても残念だ。
 
これまで必死に頑張ってきたのでショックは大きいと思うが、それでもカヌーは続けていくとTwitterで表明していた。
 
こんなにギリギリまで五輪代表が決まらず、選手にとってはとても辛いことだっただろう。そして悔しい思いを抱きながら日本代表を応援しなければならないなんて、かわいそうだ。2ヶ月で気持ちの整理をつけられるのだろうか。
 
五輪代表に選ばれた選手も、最終選考会に調子を合わせて出し切っていることだろうから、わずかの期間で調整しなければならないことになる。
 
今回、五輪出場は果たせなかったが、まだ若いので日本だけでなく、世界で活躍してくれることを願っている。そうなれば当然、次のオリンピックに出場できることだろう。ハードルは高いが頑張って欲しい。陰ながら応援している。
 
 

野尻湖カヌー教室

もう何年もやっていないが、カヌーには馴染みがある。
 
それは、35年も前のことになるが、野尻湖で行われたカヌー教室に参加したことがあるからだ。
 
その頃、野田知佑さんという作家兼カヌーイストの実に自由なライフスタイルが、テレビで紹介された。野田さんが楽しそうにカヌーに乗っている姿は、自由を象徴しているようで輝いて見えた。
 
また、野田さんの書いた『日本の川を旅する』というエッセイが、新潮文庫で刊行され、小学館から発行されていたアウトドア雑誌『ビーパル』にも紹介記事が載ったりしていた。
 
そんなことでカヌーというものに興味を持ち、ちょっと習ってみようかな、と思ったのである。おそらく、カヌースクールに参加していた他の仲間も、そんな影響があったのではないかと思う。
 
カヌー教室を開いていたのは、サンデープランニングという会社で、競技カヌーをしていた方が作った会社だった。
 
今もまだやっているのだろうか。
 
そう思ってネット検索すると、現在もカヌースクールをやっているではないか。うおっ、失礼だが潰れずにやってこれたなんてすごい。
 
だって、長野県の奥深い場所にある野尻湖畔でやっているのだ。
 

 
現在行われているカヌースクールは、ホワイトウォーターカヤック、ツーリングカヤック、タンデム・カナディアンカヌー、カナディアンカヌーとに別れている。当時は、単にカヌースクールとして、細かく分かれてはいなかったように思う。
 
ちなみにアウトドアスクールの名のとおり、当時からカヌーばかりでなく、ウインドサーフィンやヨット、スキーなど、カヌー以外の教室もやっていて、現在はラフティングやSUPという「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」などの教室もやっているようだ。
 
 

カヌーの基礎知識

カヌーというのは総称で、大きく分けるとカヤックとカナディアン・カヌーがある。
 
カヤックは、人が座るところだけに穴が空いているクローズドデッキで、ダブルブレードパドルを使う。
 
カナディアンはオープンデッキでシングルブレードを使う。
 
なお、この区分けは初心者である僕の理解なので、厳密には違っているかもしれないことをお断りさせていただく。
 
クローズドデッキのカヤックはコックピットという人が座る場所を覆ってしまえば水が入ってこない。だから、ひっくり返っても起き上がる技術さえあれば再び水の上を進むことができるのである。
 
(つづく) 
 
 
ここまでお読みいただきありがとうございました。
 
長くなるので続きは次回に。
 
次回もどうぞよろしく。
 
 
今回紹介した野田知佑氏の本。
 
 
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