Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

4つの本物の感情をうまく使いこなそう

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ひとには様々な感情があります。

うれしい、悲しい、楽しい、つらい、怖い、怒りなど。 

 

ところがこういった感情をうまく表せないひとがいます。

このように言っているわたしもその一人です。


心理学の交流分析では4つの本物感情という考え方があります。

 

それは、「喜び」「怒り」「悲しみ」「怯え」の4つです。

 

この感情はひとが生きていく上でとても大切なものです。

今回は、この本物感情を適切に対処して人生が生きやすくなる話です。

 

【目次】

 

本物の感情を知る

怒り

怒りとは、いま、ここで感じている感情です。


だから今その場で感じたことを表明する必要があります。

 

たとえば、他人から誹謗中傷されたら、その場で異議を唱えましょう。怒りに任せて言い返すのではなく、冷静になって納得がいかないこと、自分がとても傷ついたことなどを伝えるべきです。

 

上手に怒るスキルを身につけましょう。あとから何を言ってもただの愚痴になってしまいます。そして相手にも伝わりません。


悲しみ

悲しみは、大事なものをなくしたときの感情で、過去の出来事に対して抱く感情です。

 

悲しみにしっかり向き合うことが大切です。

 

悲しいことがあったら気持ちが落ち着くまで悲しみに浸ればいいのです。泣くことはカタルシス効果があり、気持ちを落ち着かせてくれ、前向きに生きていく力が湧いてきます。


怯え・恐れ

怯え・恐れは、これから起こるであろう出来事に対する未来に対しての感情です。

 

将来への不安が抱かせる感情なので、これから起こることに備えることが大切です。

 

たとえば、新しいことに挑戦しようとすると何が待ち受けているかわからず、不安で怯えてしまいます。

 

そんなときは、経験者の話を聞くなどして情報を集めるとか、最悪の場面を想定するなどのシミュレーションをしてみましょう。

 

それだけで心が落ち着くはずです。

 

また、どんなに先端を行く人でも、新しいことに挑戦するときは不安や怯えを感じています。あなただけではないことを知っておきましょう。


喜び

喜びは、現在、過去、未来すべてにに対して味わえる感情です。
素直に喜びを表現することが大切です。


可笑しいことがあったら笑いましょう。嬉しいことがあったら笑いましょう。我慢する必要はないのです。


過去の楽しかったことを思い出しても喜びは得られます。
これからの未来を考えてワクワクしても喜びは得られます。

 

その気になればいつだって喜べるのですから、たくさん喜びの感情を味わいましょう。

 

たくさんの楽しかったことや嬉しかったことを思い出し、メモしておいて、苦しいことがあった時にそのメモを見返して楽しい感情を呼び起こし、何度でも味わってみましょう。そうすればいつだって喜びの感情に浸ることができます。

 

 

 

ニセの感情

 

本物の感情があればニセの感情(交流分析ではラケット感情といいます)もあります。

本物の感情に嘘をついて、相手に見せる感情のことです。

 

頼みごとに対して本当は嫌なのにヘラヘラと嬉しそうにして引き受けたり、言われたことに怒りを感じているのに泣いてその場をやり過ごしたり。

 

相手に従っていれば自分は安全とばかりに自分の気持ちをごまかすのです。

 

このようにニセの感情を使うということは、自分をごまかすことになり、さらに相手が主体となっている依存した行為です。

 

つまり、自分が主体的(自律的)ではなくなっています。

 

ただ、難しいのはこのニセの感情は幼い時に身につけたものなので、直すのはちょっと大変なのです(その話は今回は省きます)。

 

 

生きやすさとは

 

生きやすさとはなんでしょうか。


それは、社会の中にあってまず自分が主体的(自律的)であること。そして他人を思いやりながらコミュニケーションがとれることだと思います。

 

本物の感情をありのままに感じ、それを適切に表せるようになることが生きやすさにつながると思います。

 

たとえば、人の話を聞きながらニヤニヤとする人がいます。これは本物の感情でしょうか、それともニセの感情でしょうか。

 

もちろんニセの感情です。こんな人に話をするのは嫌になりますね。相手にとっても得るものはありません。

 

けれど、その相手の人も本物の感情を示すことができなくて苦しんでいるのかもしれません。

 

世の中にはこのように自分が主体的になれない人がたくさんいます。

 

だからこのような人を責めても仕方ありません。自分に対して都合の悪いことに対しては適切に指摘し、あとはその人が自分で気づいて変化するしかありません。それはその人の責任、それが自分の人生に責任をもつということです。

 

わたしは、本物の感情というのは人間のなかの動物に近い本能だと考えています。

 

本能というのは、人が生き延びていくために必要なこと。逆に言えば、人が生き延びていくために備えた感情なのではないかと思います。

 

この本能は、誰もが持っているものです。つまりこの社会を生き延びていくために本能である本物感情を使いこなしていくことが大切なことだと考えます。

 

 

 

まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


喜び、怒り、悲しみ、怯えは生きていくために大切な感情です。
この感情を理解し、コントロールできれば生きやすくなります。

 

交流分析では、この感情と思考と行動が心を作っていると考えています。
ゴールは「自立性の獲得」です。

 

では、このへんで

 

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