以前、トランスジェンダーの映画を見てその感想を書いた。
けれど、まだまだ理解できていなかったことをあるユーチューブ動画を見て感じた。
それはとても説得力があり、かつまた腑に落ちるものだった。
今回は、その動画について紹介したいと思う。
以前紹介した映画はこちら
ウォルト・ヘイヤー氏へのインタビュー
トランスジェンダーの問題を抱えるひとの相談を受け付けている団体のアメリカ在住のLGBT当事者にフリージャーナリストの我那覇真子がインタビューした動画がある。
その団体は、Sex Change Regret という団体で、性転換により人生が狂ってしまった人を助ける活動を行っている。
インタビューの相手はウォルト・ヘイヤーさんという人。男性に生まれ、8年間女性として過ごし、再び男性に戻ったと言う経験を持っている。
我那覇真子さんは、先日公開されたダボス会議でのシュワブ会長への突撃インタビューで世界の注目を集めた方だ。
インタビュー動画はちょうど1年前に公開されている。
全編49分と長いインタビューなのだが、興味のある方はぜひご覧いただきたい。
インタビューの概要
時間のない方のためにインタビューの概要を以下にまとめてみたい。
キーワードは、
- トランスジェンダーはない
- 性転換手術は史上最大の詐欺行為
トランスジェンダーはない
まず、トランスジェンダーというものは存在しないとうことである。その言葉をつかうだけで別の性になっていると周りの人に思わせることができる。
そもそも男は男、女は女、性別は変えられない。
生物学的にも医学的にも性別を変更することは不可能である。
彼らの考えているのは、今の自分ではなく別の人になりたがっていると言うこと。しかしその人たちができるのは姿かたち(ペルソナ)を変えることだけ。
性同一性障害という人はいない。それは医学的な診断名である。彼らが抱えている本当の問題は、社会的不適応や統合失調症、双極性障害などの精神疾患なのである。
そして彼らは外見が変わればもっと心地良くなれると思っている。
この問題に向き合わずに、性転換手術で問題を解決しようとすることは史上最大級の医療詐欺であるとウォルト・ヘイヤー氏は話している。
性転換手術は史上最大の詐欺行為
性転換手術をした人のDNAを調べてもそれには変化は起こらない。つまり、自分が何者であるかと言うことを変えることはできない。
だから、性転換手術で性別を変えることはできない。つまり単なる美容整形手術で外見を変えるだけなのである。
男か女かは精子が卵子と結びついて受精した時点で決められるもの。選択することはできない。
手術をして後悔している人がいて、その中の自殺率は20倍高くなっている。
後悔している人とどうやって向き合ったら良いのか
ウォルト・ヘイヤー氏が相談者に尋ねるのは、「なぜ、自分のことが好きではないのですか?」という言葉。
自分の苦しみから逃れるために行う性転換手術やホルモン剤の投与は、自分自身への破壊行為であるということを理解してもらう。それは逃避であると。
彼らの多くは何らかの虐待を受けてきたものたちである。それで自分のことが嫌いになっている。
トランスジェンダーとは、生きたまま自分を殺すこと。それは自己防衛なのである。
だから、自分のことを嫌いになった理由を一緒に探していく。そうしてその現実に向き合ってもらうことが大切である。
まとめ
生物学的にも医学的にも性別を変更することは不可能である。
現在の性を変えられるなどというのは錯覚である。
男性が女性のようになりたいと思う影には精神的な何かの障害があるということ。
だから、安易に性転換手術などを行うべきではない。
まずは、自分に聞いてみよう。「なぜ、自分のことが好きではないのか」を。
※ ※ ※ ※ ※
以前、映画を見たときは、トランスジェンダーという人がある確率で生まれてくるものだと思っていた。
けれど、人間は男か女かのどちらかしかない。別の性を求めるのは自分からの逃避であるということには思いが至らなかった。
ということは、LGBとTは一緒にしてはいけないということになる。
そして、トランスジェンダーの権利というものも起こらない。あるのはその人への配慮ということになる。
女性を名乗る男性が、女性のロッカールームに入ったり、女子トイレに入ったりすることは男女の性の違いを蔑ろにするものである。つまりはそういうことなんだと、こころのつかえがおりたような思いである。
では、このへんで
こちらの動画でダボス会議が何かわかります。
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