Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.5.30 PART Ⅰ 奥の細道と東北の旅(自転車日本一周32日目)

5月30日(木)、晴れ 鶴岡市から勝木町 44.47キロ

昨夜は、公園の目立たない場所がずっと奥の方で、トイレも遠くそしてジメジメしていて、どうも落ち着かない場所でした。なので出発してすぐにコンビニで休憩。コーヒー1杯で1時間もいてしまいました。
 
さて、白い峰を見ながら鶴岡の青田の中を進みます。すると再び海岸沿いに出ます。変化に富んだ日本海を右手に見ながら進んでいると、自転車旅行の外国人カップルに出会いました。すれ違うときにお互い手を挙げて挨拶。向こうはモスグリーンのオルトリーブのバッグで、日本では見ない色でなかなかカッコいいです。荷台の荷物は小さめでした。
 
あつみ温泉のあたりに食堂があるようなので注意していましたが、気づかずに通り過ぎてしまい、ずっと食堂がありません。行動食のドーナツを食べてしのぎます。
 
けれど、少し先に道の駅あつみを発見。昼食にします。地元で取れた魚の定食赤ガレイの塩焼きを食べていると、後から、いかにもオートバイに乗ってますという格好の若者が隣に座り、声をかけて来ました。
 
「自転車で日本一周している方ですか?」そうだと言うと、
「自分はバイクで函館から北海道抜きで日本一周中で、今日で2日目なんです。北海道はもう何回も回っているんで」
そして
「定年って60歳ですか。実は母が今年還暦を迎えたので、それで声をかけてみようかと思ったんです」とのことでした。
「それじゃあ気をつけて、良い旅を」といって別れました。
 
少し走ると鼠ヶ関です。奥の細道では鼠の関として名前が登場する町で、古代の関所があった場所です。ここから南に下ると越後に入ります。弁天島に寄ってみます。そこには義経がここに上陸したという伝説があり、その碑が建っています。
 
トンネルの中を走っていると、やはり日本一周らしきチャリダーとすれ違いました。日本一周は日本海北上組が多いのかな、なんて考えます。歩道が狭いトンネルがいくつかあり、手で押しながら歩きました。トラックがビュンビュン走っていて、怖くて車道は走れません。
 
トンネルを抜けた少し先が勝木町で、ここにある「ゆり花温泉」で汗を流します。いい湯でした。少し戻って海岸に出ると碁石海岸でキャンプ場があります。けれど、行ってみるとシーズン前でまだオープンしていませんでした。そしてどうも工事中のようで鉄板が敷き詰められていました。幸い誰の邪魔にもなりそうもなかったので、その近くの砂利の埋まった硬い地面の上にテントを張らせてもらいました。碁石海岸に沈む夕日は見事でした。
 
では、このへんで。
 

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キャンプ地近くの龍澤山善寶寺五重塔

 

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再び海に

 

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迫力ある岩山に向かって

 

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船小屋かな

 

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まるで潜水艦

 

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でかい岩

 

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海岸沿いの集落

 

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弁天島

 

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黒くて文字が読めませんが「義経ゆかりの浜」とあるようです

 

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上陸の碑

 

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ここから先は越後

 

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碁石海岸

 

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沈む夕日

 

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今日という日に感謝

 

 

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