Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.5.29 PART Ⅰ 奥の細道と東北の旅(自転車日本一周31日目)

5月29日(水)、曇りのち晴れ にかほ市から鶴岡市 73,22キロ

昨夜泊まったビジネスホテルは古い作りだったけれど、割と広い部屋でゆっくりすることができました。朝食付きにしたのですが、朝食はホテルの隣の食堂に。格安なのにご飯のお代わりができ、ふりかけは数種類あって自由。そして感じのいいまかないのおばちゃんでした。
 
今朝は雨が上がってくれてよかったです。芭蕉がこの象潟を訪れた時もこんな天気だったのかなと思いながら、芭蕉の足跡をたどります。ただ、芭蕉が訪れた時はこのあたりは小さな島がたくさん浮かぶ海(潟湖)でした。「東の松島西の象潟」と言われるほど風光明媚なところだったそうです。
 
ところが、芭蕉が訪れてから100年ちょっと経った頃に地震で海底が隆起して、現在のような平地になりました。芭蕉は島々を船に乗って回りましたが、私は自転車で回ります。
 
九十九島巡りをしている芭蕉は、能因島に向かいました。私も行って見ます。周りは田んぼで水が張ってあるので昔の姿を彷彿とさせます。写真を撮っていたら、自転車で通った男性が声をかけて来て、芭蕉が訪れた時の説明などをしてくれました。ガイドをしている方でした。午後なら時間があるということでしたが、それまですることがないので丁重にお断りして、次は蚶満寺(かんまんじ)にむかいます。
 
ナビを頼りにいったら、どうも裏門から入ってしまったようです。「拝観しますか」と聞かれたので、「間違って入って来たみたいなのででます」といって表に抜けて来ました。芭蕉句碑などは皆外に建っていたので、問題ありませんでした。
 
道の駅鳥海でコンビニのおにぎりを食べ、走り始めて少しすると、向こうから来るチャリダーと出会いました。なんとその人は神奈川県の大和から出発しているということで、近くなので驚きました。なんでも数日間走ることを繰り返しながら日本を回っているのだとか。いろいろな走り方がありますね。そして、
「向こうから来たのなら向かい風で大変だったでしょう。自分は追い風なので楽でしたが」
この季節はいつも同じ向きの風が吹くのだろうか、風の向きを分かって走れば楽に走れるなと思いました。
 
酒田です。前に2度訪れていて、本間家や倉庫などを見て回りました。鶴岡に向かうと道は海から離れていきます。日本海側に山が張り出して来ており、その内側にはまだまだ広い庄内平野が広がっています。
 
そろそろ疲れて来ましたが、少し頑張って湯野浜温泉まで足を延ばすことにします。ここは以前家族で訪れたことがあります。ホテルの居酒屋で台湾の方と飲んでベロベロになり、翌日は二日酔いで苦しんだ思い出があります。
 
ゆっくり走ってみるといい感じの温泉街です。足湯に浸かっていると風が強く吹き、自転車が倒れました。少し雨も降りました。
 
また同じ道を戻って、今夜の寝ぐらを探します。ちょうど蕎麦屋があったので、そこで食事をし、近くの公園に行き、暗くなってからテントを張りました。けれど、今日の場所はどうも落ち着かないところです。
 
では、このへんで。
 
 

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象潟駅

 

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象潟の今昔

 

能因島案内板

 

能因島全景

 

蚶満寺山門

 

山門に続く参道

 

芭蕉像

 

境内の池

 

九十九島の面影

 

農作業風景

 

蚶満寺入口

 

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鳥海山(にかほ市)

 

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月山(酒田市京田川)

 

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庄内平野と月山

 

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湯野浜温泉の足湯
 
  

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