Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

秦野のハイキングコースの花ばな 【コロナ発症後のトレーニング】

 

コロナ発症後は体力の回復に努めている。

それにしても相当に体力が低下した。

もともと今年は体調がすぐれず、ようやく(それも無理して)動き出したのが7月中旬の武尊山。

2023年初の日本百名山 【武尊山】その1 - Hakuto-日記

 

続いて下旬に恵那山。

ところが8月になって飯豊山に登ろうとしているところでコロナ発症。

 

いやー、甘く見ていた。苦しかった。

そして体重の1割も痩せて、立っていることさえきつかった。

せっかく買ったコロナ薬(イベルメクチン)も持っていかなかったので意味なし。

 

それでもできるだけ体を動かして、いつもよりたくさん食べて体力の回復を図っている。

 

何しろ今年は2座しか百名山に登っていないのだから、早く筋力と持久力をつけなくてはならない。

 

そんな思い(『早く山に登れるようになりたーい』)で先日、登山を再開するために足慣らしで歩いた丹沢の低山を再訪した。

 

 

弘法山公園ハイキングコース

9月15日、休みが取れたので三年前にブログで紹介したハイキングコースを再び歩くことにした。

 

実は9月の連休は御嶽山に登るつもりでいた。けれど体力が回復していないので今回は諦めざるを得なかった。

 

この連休に合わせてその前日に休みをもらっていた。シフト制なので予め申請しておくことになっている。

 

何もしないのはもったいない。そこで、体力作りに山へ行くことにした。

 

どの山にするか。真っ先に浮かんだのは伊勢原の大山。だが、あの山は今の自分にはキツすぎる。きっと、下りで膝が痛くなり、おそらく後を引きずるだろうと思い直す。

 

望むらくは下りが少ない山。となると低山しかない(本当はケーブル利用などもあるけど思い浮かばなかった)。

 

そんなことで最終的に選んだのが今回のこのコースだった。

 

 

秦野に咲く花

自宅から小田急線の伊勢原駅までルイガノMTBに乗っていく。

ここから既にトレーンングは始まっている。

 

秦野駅で下車。ここから弘法山ハイキングコース登山口まで炎天下の中を歩いていく。

弘法山公園入口の案内板から、小川沿いを折り返すように少し戻ったところにある橋を渡る。

 

するとその川沿いの草むらに白い花が並んでいくつも咲いていた。

 

これから紹介する花の名前は、帰ってからGoogleレンズで調べたものである。

よって、同定が間違っていることもあるので予めご承知おきいただきたい。

 

歩いている畦道のような道の反対側には黄色の花が咲いていた。

ここから一段下がったところは畑になっていて、年配のご婦人が麦わら帽子をかぶって作業をしていた。

ニラの花

 

ゴーヤの花

 

マルバルコウ

 

畑を巻くように右に曲がっていくと、浅間山への急な坂道が出迎えてくれる。

ここから登りに入る

この急登はジグザクに左(東)の方向に伸びている。そして最初のピークが浅間山。ここから秦野の街が見下ろせて、遠くには富士山が見えるはずなのだがこの日は雲が多くて見えなかった。

 

登り始めてすぐに見つけたのはヤブラン(どうもピントが甘くて。他のはもっとピンボケ)

ヤブラン

そしてもうどんぐりが落ち始めていた。どんぐりって落ち始めは蒼いんだね。

若いどんぐり

浅間山から西を見る

この季節、草が元気に伸びていて、その中を行くと驚いたようにバッタが飛び出してくる。どういうわけか飛び出して少し先の道の真ん中に落ちる。こんどは近づいてもちっとも逃げない。いったいどういう訳だろう?

 

ここから尾根道が権現山、弘法山へと続いている。

 

シロバナツリガネニンジン

キンミズヒキ

キツネノマゴ

権現山には展望台があり、山頂が広場になっている。ここには野鳥のサンクチュアリがあり、大きなカメラを抱えた人たちが、覗き窓から野鳥を狙っていた。

権現山山頂

野鳥をカメラで狙う人たち

展望台の下で昼食にする。今回は試してみたいことがあったので、アルファ米を持ってきた。通常エスビットの固形燃料に着火するのには少し時間がかかる。この問題を解決する方法を最近知ったのでやってみたかったのである。

 

その方法とは、着火前に固形燃料に少量のアルコールを垂らすことである。

実際にやってみるとすぐに着火した。これでストレスフリーだ。

 

お湯を沸かしている間にアルファ米の封を切る。ところがここで大失敗。底を広げてテーブルの上に置こうとした時に倒してしまった。当然中身が溢れる。かなりの量が落ちてしまった。

 

アルファ米はガラスが砕けて細かく飛び散ったようにあちらこちらに飛んでいって拾うのに苦労した。食後にほとんどを拾い集めたが、およそ30分もかかってしまった。

テーブルの上のものは拾い集めて食べた

 

 

弘法山からはいったん北に向かい、ふたたび東方向に進む。ゆっくり下りながら吾妻山を通って鶴巻温泉まで下っていく。

 

(出典:弘法山公園・吾妻山コース | はだの旬だより-秦野市観光協会

 

センニンソウ

ヤマグリ

弘法山

杉林の中の山道

熊に注意(ここで鈴をつけた)

吾妻山(日本武尊が妻の弟橘媛を偲ぶ説明書き)

 

弘法の里湯

午前11時から登り始めて、3時過ぎに山を降りてきた。昼食で1時間半休んだので、歩行時間は約2時間半。

 

ゆっくりと体を慣らすようにしてのんびりと歩いた。

暑い日だったが、ほとんどが木陰の道だったので、低山の割には涼しい山旅だったのではなかろうか。

 

しかし汗はたくさんかいた。

もちろんここは温泉に入っていくしかない。当然湯上がりの着替えを用意してきた。

 

弘法の里湯。今日は平日。200円安く入れる。

 

のんびり湯に浸かり、2階の休憩所にあがり自販機でビールを買おうとするが、なぜか千円札を受け付けてくれない。諦めてアイスクリームを自販機で買う。

 

しかし、ビールを飲まなくてよかった。座敷に座るともうぐったり。アルコールが入ったら帰れなくなりそうだった。

 

休憩所のテレビで天気予報をやっていた。激しい雨の予報。

「えっ、こんなにいい天気なのに」と驚いた。

急いで弘法の里湯をあとにした。

 

 

最後に

外に出ると雲行きがあやしくなっていた。

伊勢原駅に着くと、細かい雨が降り出している。

走り始めて少しするとふつうの雨に変わる。

もう少し走ると今度は大粒の雨。ザーザー降り。

 

今更カッパを着てもしょうがない。ここは濡れていこう。

ということで家に着くころにはもう全身が濡れねずみとなってしまった。

 

ところが、家に入ろうとしたまさにそのとき、さらに雨足が激しくなった。

濡れることは濡れたけど、この激しい雨に会わなくてよかったと思ったのであった。

 

では、このへんで

 

 

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