今回は男性の方向けの内容です。
泊まりがけの登山をしているとどうしても伸びてくる髭。
登山をされている男性の方、どうしてますか?
今回は、今のところ気に入っている髭対策をお伝えします。
登山で髭剃りは必要か
今年の4月下旬から泊まりがけで山に行き始め、当初は感じていなかったことが「髭」です。
その頃は大して髭が伸びなかったので、そのままにしていました。
ところがだんだんと暖かくなるに連れ、なんだか髭が濃くなってきたのです。
初めは気にしていなかったのですが、登頂記念の写真を撮る時に髭が気になりだしました。
あるとき、公衆トイレで手を洗う時に鏡を見ていたら、無精髭のみすぼらしいおじいさんがそこにいました。
この顔の記念写真を残すのは嫌だな、そう思いました。
それに、山から降りてきてから誰にも会わないということはありません。
しかし、電気カミソリを持っていくのは荷物になるし・・・普段は電気カミソリ派なのです。
そうしたとき、コンビニであるものを見つけました。
「これはいけそうだ」
そう思いました。
さて、そんなあるものとは・・・
髭はどうして伸びる?
まず、髭はどうして伸びるのでしょうか?
それは、性ホルモンの働きによるものです。
男性は男性らしく、女性は女性らしくするのが性ホルモンで、男性らしく筋肉がついたり骨が太くなるのが男性ホルモン。女性らしく胸が膨らんだり骨盤が発達するのが女性ホルモンの働き。
髭や胸毛は男性ホルモンの働きによるものです。
これに対し、髪の毛は女性ホルモンの働きによるものだそうです。
髭が伸びる時間帯と季節
4月下旬に金峰山に登ったときはまだまだ寒い時期でした。
このときは気になる程髭は伸びませんでした。
ところが8月に槍ヶ岳に行ったときは結構髭の伸びが気になりました。
帰りに上高地の温泉に入ったときにカミソリを探したくらいです(売っていませんでしたが)。
さて、髭が伸びやすい季節というものがあるようです。
調べてみると、9月ごろが最もよく伸びて、2月が最も遅くるそうです。
暖かくなると血流が良くなるためとも言われていますが、そうするとすこし涼しくなる9月にピークを迎える説明がつきません。
原因はいまだによくわからないみたいです。
では、1日のうちでは何時頃が一番伸びが早いのでしょう?
それは午前中、6時から10時頃だそうです。このあたりは実感されている方も多いことでしょう。
12時頃からはほとんど伸びず、夕方少し伸びて深夜はほとんど伸びないという周期だということです。
宿泊登山での対策
僕は国土地理院のサイトから地形図をダウンドードしてインクジェットプリンターで印刷、それをコンビニのレーザープリンターでコピーして山に持っていきます。インクジェットでは水濡れに弱いからです。
いつものようにコンビニにコピーしにいくと、あるものが目に留まりました。
それは紙でできたカミソリで、なんとそれが平の紙だったのです。
それを見た途端、迷わずレジに持っていきました。
だって、真っ平である程度の硬さがあるのでパッキングするのにかさばらず、かつ壊れにくいじゃないですか。
それがこれです。
そう、組み立て式なのです。
実際に北アルプスの蝶ヶ岳のキャンプ時に使ってみました。
もちろんお湯とかシェービングクリームなんてありません。
持っていったのはニベアクリーム。これを塗ってから髭を剃ってみました。
この貝印のカミソリ。よく剃れました。
さすがに深剃りまでするとどうなるかわかりませんので、ある程度のところで妥協はしましたが、それでもけっこう剃れてました。
impress Watch (2022年2月24日 10:00)の記事によれば、
貝印は、ハンドルに紙、ヘッド部を含め刃体に金属を使用した脱プラスチック仕様の「紙カミソリ」を、全国のローソンで3月22日より販売開始する。価格は152円。
軽量・薄型・コンパクトであることも特徴。組立式で、組立前のサイズは131.5×59.7×3.1mm(縦×横×厚さ)、重量は約4g。組立後のサイズは96×41.6×17mm(同)。耐水性に優れた仕様で、水や約40℃のお湯に濡れても使用できる。
(貝印「紙カミソリ」、ローソンで販売開始 - Impress Watchより)
ちなみにそれほど髭が濃い方ではないので、全ての方にお薦めする方法ではありません。けれど、一度お試しになるのはいかがか。
最後に
これで気を良くして南アルプスの長衛小屋テント場でも使ってみました。
それも2回。
2回目で目詰まりしたので、2回が限度だとわかりました。
しかし、髭を剃ると気分までさっぱりとするんです。
気分がよくなるおすすめアイテムです。
では、このへんで
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