木曜日。
パソコンボランティアの会場に「スマホの操作について教えてほしい」という方がみえた。
スマホがiPhoneだということで担当することになった。
普段使っていても説明するとなるとちゃんとした知識がいる。
だから、わからないところは正直に伝えた。
けれど、だいぶ分かるようになったと喜んでくれた。
「手ほどき」相談
当日やってきた方は、ぼくより10歳上の女性。
けれど、スマホ(iPhone)はぼくのより新しくてホームボタンがないやつだった。
話をしていて、昨年暮れに公民館で行われた出前講座「スマートフォン教室」に参加された方であることがわかった。
そして、アシストで参加したぼくのことも覚えていてくれた。
講座では、木曜と土曜の講座や、個別対応の「手ほどき」について案内している。
あれからしばらく経つが、思い出して来てくれたのだった。
せっかくの利口な電話(スマートフォン)。もっているだけでなく使ってなんぼ。
わざわざ来てくれたことに感謝する。
手ほどき内容
よく使うアプリの機能を言葉にしてみると、あらためてその便利さに気付かされる。
例えば時計。
時間はスマホで見る。もう腕時計は使わない。腕時計をつけるときは格好をつけるため、あるいはちょこちょこ時間を見る必要があるときだけだ。
そしてアラーム機能により、目覚まし時計は不要。
また、一定時間を知りたいとき(その間眠りたいときなど)はタイマー機能をつかう。
ストップウォッチ機能は、アルストの湯沸かし時間を測るときなどに使っている。
こうした使い方を説明し、実際に操作してもらった。
そしてアラームの音を変更してみる。
世界時計については手ほどき相談者もぼくも必要なし。
続いてMAP。
iOSのMAPの操作を説明。ただし、ぼくは使い慣れているGoogle Mapを使っている。ほぼ同じような機能。あとは好み。
ぼくはスーパーカブではiPhoneをナビとして使用しているので、同じように経路の表示の仕方を説明する。
「自宅」を登録しておくと、出かけた時の帰りに便利なので、相談者にも自宅を登録する操作をやってもらった。
文字入力も(こちらにやってもらいたがってはいたが)自分でやってもらう。
目的は自分でできるようになることなので、設定などをこちらがやってあげることはしないで言葉で説明をするのである。
じつはこれが大変で、代わりにやってしまう方が簡単である。
けれど、そうすると本人はまったく覚えることができないので、これはとても不親切なことなのである。
このMAPにはさまざまな操作があるので、ここではこんなことができるということがわかってもらえればいいことにする。
今年度は、新しくGoogle Mapの講座を新設したので、興味があればそちらに参加してもらうよう促した。
ちなみに両者を比較してもらうため、アップストアからアプリの入手方法も実際にやってもらった。
そのほか興味があったのは、ヘルスケアとラインだった。
ヘルスケアは他のアプリと連携することで一括管理ができるが、ちょっとハードルが高いので、はじめから組み込まれている歩数計について説明。
ラインについては、時間になったのでまた次回ということになった。
最後に
「しばらく使ってみてわからないところはメモしてまた来たい」ということで、その方は2週間後の予約を取っていった。
何にしても喜んでもらえて何よりだった。
また、この日開催されたワードの講座には6名の受講者があった。
その中の一人の男性は、「家にいると家内としか話をしないので、ここにくると話ができる」と言っていた。
その方も別な公民館のスマホ教室に来ていた方だと記憶している。
コミュニケーション不足はストローク不足。そうしたことの解消にも講座は利用されている。
つまりは心身の健康にも貢献していることになる。
よし、ますます頑張ろう。
では、このへんで
広告