Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

「あたいと浅草の闇のグッドフェローズ」を見た 【海賊のように飲む会公演】

 

演劇集団【海賊のように飲む会】の「あたいと浅草の闇のグッドフェローズ」を見てきた。

舞台は相変わらずドタバタしていてはっきりいってストーリーはよくわからない。

けれど、笑っている間にちょっぴりホロっとしていつの間にか生きる元気が湧いてくる、そんな舞台である。

24日が千秋楽であったが、Web配信もあるようなので興味のある方はご覧ください。

 

海賊のように飲む会とは

海賊のように飲む会とは、同サイトから引用すると、

 

カワモト文明 (ぴんぽんず「最高」川本)
率いる演劇集団


ある時、若い役者さん、女優さん達と舞台で携わり
自分の納得する事をしたい、本気で楽しめる事をしたい、と言う凄いエネルギーが伝わり
では、そんな場所を作ってみようから海賊は始まる。


観てる人も、出てる人も、作ってる人も、
本気で遊べるような、本気で楽しめるような、
本気でくだらない、そんな作品を皆で作りたい。
僕にできる事はコメディでエンターテイメントだ。


それを信念に2011年1月にユニットを立ち上げ初演。
以降、メンバーを増やしながら、進化や退化を繰り返し
世界一くだらない公演を目指しながら現在まで公演を続けている。


【メンバー】カワモト文明/土屋雄/村田利秋/小林進吾(美術)/北内花実/竹田大将/西村千夜

 


となっている。

 

台本をカワモト文明氏が書いていて、前回同様ストーリーはあるのだが時々時間が遡るので途中でわからなくなってくる(あんまり考えていると疲れるのでその場面その場面を楽しむことにした)。

 

さまざまな笑いの工夫がしてあり、それが台本通りなのかアドリブなのか判別がつかない。

 

演劇とは関係ないけれどこんなひと

www.youtube.com


 

 

「あたいと浅草の闇のグッドフェローズ」について

 

元祖4・5次元舞台 海賊のように飲む会第16回11周年記念公演

「あたいと浅草の闇のグッドフェローズ」

 

公演日程:2022年4月20日(水)〜24日(日)

劇場:  上野ストアハウス

作・演出: カワモト文明

 

【あらすじ】

今日子は浅草産まれの浅草育ち…のはず
日々忙しい暮らしの中で思い出せないのか…
あの頃の記憶…
自分が変わってしまっても昔から変わらない浅草はそこにあった。
あるはずなのになぜか、何も思い出せない浅草…


そんな今日子の前に妖怪たちが現れる!
妖怪と思い出せない仲間を巻き込んだ
今日子の記憶を取り戻す冒険が今、始まる!!


あなたは大事なものを忘れていませんか?

 

主演は前作の「あぁ、愛しのモブの群れ々よ」同様 神村風子。

 

浅草の曹洞宗曹源寺(通称「河童寺」)の河童伝説をもとに浅草界隈に妖怪横丁があるという設定。

 

mag.japaaan.com

 

それが現実世界と交錯して、現実逃避した主人公が妖怪たちに助けられ、現実と向き合って前向きに生きていこうとするまでの話。たぶんそんな感じ(自信ないが)。

 

 

まあ、はちゃめちゃなドタバタ劇で、最初から最後まで笑える場面がぎゅうぎゅうに詰まっている。ほとんど笑いっぱなしの男性がいた。

 

そうしたなかにちょっぴり泣かせる場面が挿入されて、なんとなく涙が出ている自分がいたりする。

 

また、ドタバタしたあとでしんみりした笑いの場面があって、メリハリが効いていた。

 

凝った演出で、登場する妖怪の性格やら役割など、おそらく知っている人には分かるようにそれぞれの妖怪が登場し、その性格で演じられているらしいことはわかった。

 

いろいろ細かいところにまで凝った作りになっているようなのだが、こちらに知識がないとそこまではわからないのがちょっと残念。

 

ただ、わからなくても十分楽しめる。そして、わかっている人にとってはさらに楽しめるといった作りになっている、と思われる。

 

兎にも角にも演じている劇団員(客員も含めて)がみな楽しんで演じているのが分かる。

 

特に当劇団を率いているカワモト文明氏がいちばん楽しんでいるように思われた。

 

 

ところでタイトルの「グッドフェローズ」っていったいなんだろう? 

 

これも知っている人は知っている。でもぼくは知らない。

 

そこでウィキペディア。

 

「1990年のアメリカ合衆国の犯罪伝記映画。監督はマーティン・スコセッシ、出演はレイ・リオッタとロバート・デ・ニーロなど。原作はニコラス・ピレッジ(英語版)のノンフィクション『グッドフェローズ(英語版)』。 1955年から1980年にかけてのニューヨーク・マフィア界で生きた、ヘンリー・ヒルという実在の男を題材とした作品である」そうである。

 

なるほど、そういえば最初の方にヤクザの抗争の場面があったっけ。

 

 

最後にWeb配信の紹介

視聴申し込みは以下のサイトからできるが、簡単に紹介すると、

 

配信期間:2022年5月1日 (日) ~2022年5月8日 (日)
視聴券:3,500円(税込)

である。

www.confetti-web.com

 

なかなか東京まで来れないという方も、こうした小さな劇団の演劇をご覧になってみてはいかがだろうか。

 

なお、ぼくが所属する「日本交流分析協会」の理事長と舞台女優との二足の草鞋を履く<下平久美子>さんもスナックのママ役で出演しているのでよろしく。

 

 

では、このへんで

 

 

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