毎週木、土はパソコンボランティアがある。
ところが今回はボランティアではない。
市の生涯学習を支援している企画で、特別な技能を持った人が講師となって行う教室がある。
そこのワード・エクセル講座の講師をパソコンボランティアのメンバーの方が勤めている。
先日、その講座で2回目のアシストを行った。
僅かながら謝礼金も出る。
教えることはボランティアと変わらないが、お金をもらうとなると心構えに違いが出てくる。
気が抜けないのである。
ワードの基礎基本講座
そこで行われている講座は、ワードの基礎基本を学ぶということで、毎週1回、全5回の講座である。
講師は1人。もう何年も前から行なっている。
アシスタントは2人。こちらもパソコンボランティアのメンバーのなかから選ばれている。
今年2月にアシスタントを担当していたボランティアメンバーが亡くなられたので、その代わりとしてぼくにお声がかかった。
ぼくが担当したのは第3回と第5回目だった。
1回の講座に2人。ただ、アシスタントは5名いて、交代で参加する。
受講者は8名。
実際にやってみて、アシスタント2名というのはまさに適切であると思う。
わからなくなるところは皆おなじなので同時にあちこちから手が上がることも少なくない。
気をつけなくてはならないことは、教えながら講師の話もちゃんと聞いておかないと、つっかえたところが出来るようになったその後、講座の進行に追いつけなくなるのである。
また、手が上がるのは講座の内容だけではなく、突然にアプリのダウンロードのポップアップ現れたりしてどうしたら良いのかわからないというのもある。
講座の仕組み
講座は市が募集し、講座予約システムかハガキ、FAX、E mailなどで申し込みを行う。
会場は、市民プラザか学習支援センターという場所の2箇所ある。
パソコンの講座は市民プラザである。
講座は約100講座もある。
講座の内容は体操、ダンス、ヨガ、日本舞踊など体を使うもの。そして歴史、文学、語学など教養を身につけるもの、料理や着付けなど生活に役立つもの、そのほか麻雀、手相、手工芸、音楽、美術、生花、茶道、書道など趣味や芸術など多岐にわたっている。
パソコン講座はなんだろう。生活に役立つものになるだろうか。
講師はそれぞれの技能や知識を持った一般市民である。
前期講座と後期講座に分けて募集を行なっている。
それを市が広報し、講座を受付けてくれるという仕組みになっている。
そして受講者は受講料と教材費を支払って参加する。
6月からはエクセル講座
5月でワードの講座が終わり、6月からはエクセル講座になる。
ところが受講者は半減して4人になるという。
よってアシスタントは1名で足りることになる。
だから、ぼくの出番は1回きりである。
ぼくが思うにはワードよりエクセルの方が使っていて楽しいのだが、とくに必要に迫られることがなければ仕事以外ではあまり使う機会がない。
そもそも生涯学習ということもあってか参加者は高齢の方か一般の主婦が多い。
仕事をしている人はエクセルの基礎をあらためて学ぶ必要はないことであろう。
基礎基本講座のほかに、エクセルマクロの使い方の講座というのもある。
こちらも我がボランティアのメンバーが講師を勤めているのだが、マクロ講座の方は人気があるそうだ。
さきほど生涯学習だからといったが、家庭でマクロはあまり使うことはないだろう。
こちらには参加していないのでわからないが、仕事のために学んでいるのだろうか。
最後に
我々のパソコンボランティアで行う講座も手ほどきもすべて無料で行なっている。
今回参加したワード講座は有料である。
無料だからといって手を抜くということはないつもりだが、やはり気楽に教えられる。
それに対し有料講座となるとやはりどこか違う。
いい加減なことはできないというプレッシャーを感じる。
今回はそういった違いを感じることができた良い体験だった。
では、このへんで
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