前回、わかりやすいスタンディング動画の紹介をした。
そこでさっそく練習をしてきた。
その結果、突然スタンディングができるようになった・・・というわけも無く、相変わらず一進一退。
それでも自転車を操作してバランスを取るというよりも、自分の体でバランスを取るという意識を強く持てるようになったことはいいことだと思う。
河原でいろいろ試しながら練習していると、
「トライアルやっているんですか?」
ぼくより年配の方が声をかけてきた。
今日の練習
土曜日、午前中はパソコンボランティア、午後は仕事の予定だった。
ところが急に仕事がなくなり、午後はフリーになった。
そこで、どうしようかと考えたが、まだ腰が痛いので激しい運動は避けたい。
先日、ルイガノMTBのフロントディレーラーにチェーンが当たるようになったため調整をした。その後ちゃんと走っていなかったので、そのテストにもなると考え、スタンディング練習をすることにした。
その結果、リアは全く問題なし。フロントはちょっと問題はあるが、まあいいかということにした。というのは、アウターからミドルに落とそうとすると一気にインナーにまで行ってしまうのである。
逆にアウターに向かう時はちゃんとミドルに入る。
だから、まあいいか。
ディレーラーの調整は微妙なので手間がかかるのである。
そのときチェーンの掃除をしてオイルを差しておいた。
おかげで河原まで異音もなく、スムーズな回転で走ってくれた。
さて、前置きが長くなったが今日の練習メニュー。
まず、河原の土手を下ったり上ったりして体を温める。
続いて松林を縁取っている大石の間を抜ける練習。だが、続けることができない。
次はその石に前輪を当て、自転車を斜め45度くらいにして行うスタンディング。これはあまり練習にはならない。
だから、ハンドルの角度をだんだん無く(石との角度を大きく)していき、最後は石の平らな面に直角にタイヤを当て、ハンドルを切らずに真っ直ぐ押し当てる。
このときに体の重心を意識してバランスを取るようにした。
長い時は60秒位立っていられるのだが、残念ながら10回に1回くらいの割合だ。
やっぱり体のバランスをとるのが難しい。
その次に、林の中に埋めてある平たい石と垣にしている石の間を8の字にできるだけゆっくり回る練習をした。だが難しすぎた。不整地での8の字は難しい。
そこで舗装された場所に移動した。ちょうどいい具合にパイロンが立っている所があったのでそこでやってみた。やはりアスファルトの方がはるかにやりやすい。
ただ、それでも右回りはときどき円が大きく膨らんでしまい、コントロールが難しかった。
けれどそうやって体の使い方を覚えていく。
再び松林の不整地に戻って2本の松の間を8の字に回ってみた。
最初は手こずったがだんだん回れるようになる。
しかしやっぱり右回りのときの体の使い方がぎこちない。
この練習は体がバランスの取り方を覚えるのにとても良い。これからも続けていこうと思う。
一輪車のおじさん
前輪を石に当ててスタンディング練習をしているとき、トライアルをやっているのかとぼくより年配の男性に声をかけられた。
いやいや単にスタンディングの練習ですよ。
そしてその方は、「わたしも少し乗ってまして。いつもここで練習を? 週に2回ここで一輪車の練習をしていたけど見かけませんでしたね」
それで、「1年前はよくここで練習してたんですけど怪我をしまして」という話をする。
「ちょっと、乗らせてもらってもいいですか」というのでどうぞと自転車を差し出す。
すると、その場でホッピングをしてみせた。
ただ、フロントアップで石の上にフロントを上げようとしたが、うまくいかなかった。どうもブレーキの効きが甘くて体重をかけると前輪が動いてしまうということだった。
その方はリムにノコギリで溝をつけていると言っていた。
自転車(トライアル)は20年くらい乗っているそうだ。確かにトライアルの乗り方だった。ただ、現在は血液をサラサラにする薬を飲んでいるので、怪我をしたら血が止まらないのでトライアルも一輪車も”お預け”なのだそうだ。
身近なところにいたんだね、トライアルやってる人。
最後に
おじさんは、一輪車は乗れないけれど散歩しにきてみたということだった。
また、散歩中に出会えるかもしれない。
そんなことを言って向こうへ行ってしまった。
次に出会ったその時はちょっと教えてもらおう。
まあ、兎にも角にも練習あるのみ。
それに、自転車の上でバランスを取るためには、当然床の上でバランスが取れていないとならない。
床でのバランス練習も加えようかな。
では、このへんで
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