ロードバイクで箱根を走って2日経った。
体力を使い果たし、やっとの思いで帰宅したが、翌日と翌々日は仕事が休みだった。
おかげでたっぷり休養することができた。
こんなこともあろうかと、あの寒い曇りの日にもかかわらず出かけたのである。
ただし、すこし後遺症が残ってしまった。
前回の話
帰りにはすでにその症状が
無事に家に辿り着いてホッとしたのですっかり忘れていた。
それは膝の痛みである。
登りですでに体力を使い果たしてボロボロの状態となっていた。けれどそのあとは下りで、症状はなかった。
ます、小田原を過ぎて少し登りが現れると脚に力が入らないことがわかる。
平塚駅前から厚木方面に向かうとほんのわずかだが緩い上りになっている。
つまり多少はペダルを踏まなくてはならない。
そうして走っているうちに右膝が痛み出したのである。
これは利き足である右足を強く踏んでいたためだと思われる。
家にたどり着く直前では右足を踏み込むと痛みが走った。
だから左足だけで回している感じで家に辿り着いたのだった。
あきらかにオーバーユース。
腸脛靭帯炎だ。
帰宅後も翌日も痛みなし
あの日、帰宅してすぐに風呂を沸かし、夕食を作って食べる。アルコールはお預けにした。
不思議と腰はわずかな痛みを感じる程度。そして膝には全く痛みを感じない。むしろ走り切った爽快感を味わっていた。すこしアドレナリンが出ていたためかもしれない。
翌日は、腰の痛みが悪化するといけないので整体院でマッサージを受ける。
その午後は少しでも体を休めようとベットでYouTubeをみていた。そしてそのまま寝落ち。気がつけばもう8時になっていた。おそらく5時間くらい寝ていただろう。
その翌日、ゴミ出しに起きてふたたびベッドへ。起きたのは昼頃。
やはり1日では回復しないようだ。
休養日を2日間とっておいて正解だと思った。
MTBの練習をする
朝食兼昼食のあと、アルストの動画などを見てのんびりする。
まてよ、明日は仕事。少し体を動かしておこう。
そう思っていつもの河原敷に行く。
すると河原に行く途中で右膝に痛みを感じた。
そこでやっと箱根の帰りのあの痛みをを思い出す。
やはり後遺症が残っていたのだ。
平日の河原は殺風景だ。子供たちの元気な声が聞こえない。
そんななかでスタンディングの練習やら8の字練習をする。
スタンディング練習をしていると、どうも腰が痛い。
腰の方もあまりよくなっていないようだ。
これじゃあ腰でバランスを取るなんて無理だ。
続いて8の字練習をする。
以前から感じていたが、どうも右への旋回がうまくできない。
普段右足をつくことがないので、右に倒すことに恐怖感がある。
はじめ不整地で石を目印に回っていたが、小石やら松ぼっくりやらがあってやりづらい。
そのため、舗装されている場所へ移動。管理棟に続く階段下にちょうどよくパイロンが立っている。
そこをスタンディングのまま、できるだけゆっくり回る。
しかし、右へ旋回中にペダルを踏み込むと自転車が起き上がり、大きく膨らんでしまう。
そうだ、視線は次のパイロンの方に向けるんだった。
するとこれまでよりは少しいい。
そうしたときにヘリコプターがわりと低空でぼくの真上を飛んで行った。
そのヘリを見上げる。
ああ、首も凝っているなあと思う。
長時間首を上げて走っていたせいだ。
少し視線を落として遠くの新幹線の鉄橋の方を眺めると、その上に横に長く雲がたなびいている。
「ああ、空は広いなあ」。さっきから下ばかりを見ていたので余計にそう感じた。
するとこんどはトンビがすぐ近くを旋回しだした。
さらには飛行機が飛んでいくのが見えた。
そうだ、自転車で旋回する時もできるだけ頭をまっすぐにしなくちゃ。
そうして8の字をやってみた。
はっきり違いが現れる。
視界が開ける感じで恐怖心がなくなる。
おまけにバランスが取りやすい。
視線を上げると色々なものがよく見えるものである。
最後に
このあと家にかえって風呂に入り、ドライヤーで頭を乾かそうとしたら、ドライヤーを持つ腕が重く感じた。
今のロードバイクで同じ姿勢をつづけていると、やけに腕が疲れてしまう。どうもハンドルが遠いように感じている。
サドルはピタッとはまったので、次はハンドルの位置を合わせたいと思うのだが、どうやって合わせたら良いのか。
いろいろな長さのステムを試せるとよいのだが。
他に何かいい方法はないだろうか。
では、このへんで
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