Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

フライフィッシングを再開するぞ 【初心者として】

f:id:Hakuto-MA:20211215233504j:plain

 

再びフライフィッシングに出かけようと思っている。

4年くらい前に久しぶりに管理釣り場に行ったのが最後だ。

定年前に職場の同僚たちが1日付き合ってくれた。

 

その前は10年以上やっていなかった。

あのとき、釣り針にリーダーの先を結ぶやり方だけは練習したように思う。

 

けれど、それももう忘れてしまった。

だから、初心者としてもう一度フライフィッシングについて学び直そうと思う。

 

まずは、道具のチェック

f:id:Hakuto-MA:20211215233551j:plain

使いかけのティペット

学び直すとか言いながら、まずやっておきたいと思うのは道具のチェックだ。


とりあえず、当時は必要なものは揃っていた。それが今も使えるか確認しておきたいのである。

 

確実に足りないことが分かっているのはウェーダーだ。このウェーダーが水漏れしてきたことがきっかけでフライフィッシングを中断してしまったのである。

 

そのほかにもいろいろと理由はあったが、そのことが直接のきっかけとなったことは間違いない。

 

道具を取り出して調べてみる。

 

ランディング・ネットは安物だがまだ大丈夫。背中のD環にリールでぶら下げていたが、リールの糸がだいぶ前に切れてしまった。

 

フィッシング・ベストは襟のパッド部分のクッション性がなくなっているが、とりあえず使えそうだ。


そのほか、ウェーディング・シューズもまだ底のフェルトが残っている。

 

では、消耗品はどうか。

 

フロータント(フライを水面に浮かせるための溶剤)は買ってから20年くらいは経っている。見た目には大丈夫そうだが試してみないとわからない。

 

リーダーやティペットも残りがある。これはそれほど劣化しないと思うので問題ないだろう。

 

もちろん、ピンオンリールのついたクリッパー(爪切りのような糸切り)、シャープナー(針先研ぎ)、フライボックス、シンカー(錘)、インジケーター、フォーセップ(フライを魚の口から外す鉗子)、サーモメーター、偏向グラス(メガネの上につけるタイプ)なども問題がない。

 

こういった釣り道具は、以前は職場の昼休みに買いに行くことができた。

 

現在はちょっと面倒だ。今ならスーパーカブがあるがそれでも15分くらいはかかる。あのころは恵まれていたんだなあと思う。

 

 

始めた頃に勉強した本を読み直す

f:id:Hakuto-MA:20211215233700j:plain

未使用のリーダー

どうしてフライフィッシングを始めたのかというと、ビーパルという雑誌の影響が大きかったと思う。

 

田渕義雄というライターが東京から長野に移住して、田舎暮らしのエッセイを書いていた。そこにフライフィッシングのある生活のことが自然に語られていた。そのエッセイを毎号読んでいたのが、フライフィッシングをやりたいと思うようになったきっかけだと思う。

 

その後、奥多摩に登山に出かけた時に、駅から登山口に向かう途中の川でフライフィッシングをしている人を見かけた。その釣り人のスタイルがカッコよく、空中を舞うフライラインの軌跡も美しかった。

 

それがたぶん35、6歳の頃だと思う。

 

そこでまずフライフィッシングの本を買った。それは『フライフィッシング教書』という分厚い本で、シェリダン・アンダーソンと田渕義雄の共著だった。

 

 

そこには、フライフィッシングというものがどういうものであるかということ  単なるハウツー本ではなく、魚をいかに騙して捕まえるかということ     が書かれている。

 

そのすぐあとに、職場の釣りがうまい後輩についてきてもらい、新宿でフライロッドのセットを買った。この時のロッドは5本つなぎのパックロッドで、7フィート6インチ、#3/4だった。

 

河原にあるグラウンドの端っこで、リーダーの先に毛糸をつけてキャスティング練習をした。

 

上で紹介した本とOutdoor BOOKS の『フライフィッシング入門』が最初の頃に読んだ本だ。

 

いまもまだ手元にある。

 

どちらも渓流に持っていき、雨で濡れてべこべこになっているが、いままたこの2冊の本を読んで勉強しようと思っている。

 

 

足りない道具を揃えて出かけよう

f:id:Hakuto-MA:20211215233754j:plain

フロータント 使えるといいのだけれど・・・

管理釣り場のプールになったところでは、長靴さえあれば(早戸川は普通の靴でもいける)釣りができる。

 

けれど、管理釣り場でもウェーダーが必要なところもある。そう、こういったところが面白いのである。

 

ただし、冬は水が冷たそう。そういえば指だし手袋もいるなあ。

 

ちょっと軟弱かもしれないが、もうすこし暖かくなってから出掛けたい。

 

それまでに2冊の本で勉強し、ウェーダーも揃えて置きたい。
 
それにフライタイイングの仕方も忘れてしまったので、ふたたび練習して、これまでのエルクヘアカディスとパラシュートばかりでなく他のパターンもしっかりと覚えて巻いて置きたい。

 

なにやら「〜したい」のオンパレードとなってしまったが、「〜したい」のひとつひとつがワクワクする楽しみなのである。

 

こうした楽しみがあるとなんだか人生が楽しくなってくる。

 

 

最後に

以前のウェーダーは取っておけばよかったなあと思う。

今考えれば大した穴ではなかったので修理ができたのだ。

 

あの頃、あまりにものめり込みすぎて、我が家の山の神の逆鱗に触れた。

 

そんなことがあったから、フライフィッシングはもうやめます的な感じでウェーダーを捨てた覚えがある。

 

それなのにほかの道具は全て残している。

ちょっとした当てつけだったのかも。

 

 


先日、一緒に江ノ島ポタリングに行ったYさんが、「暖かくなったら釣りに行こう」と言っていた。

 

その前にひとりでこっそり練習だ。

 

では、このへんで

 

 

 

広告