Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

丹沢湖半周 【ようやく100キロ達成】

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立冬も過ぎて冬に突入。
 
しかし、昼間は暖かい小春日が続いている。
 
そんな晴天の金曜日、丹沢湖まで往復してきた。
 
そうして今のロードバイクで1回の走行距離が100キロを達成。
 
今回はそんなライドの様子をお伝えします。

準備リストの作成が必要

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コンビニ休憩
金曜の朝、絶好の自転車日和を確認し、着ていくウエアを決める。ウエアを着たら自転車をローラー代から下ろし、前輪をはめる。
 
ライトの予備バッテリーとスマホ用のモバイルバッテリー、そして行動食をトップチューブバックに入れる。
 
ボトルに水を入れ、スポーツグラスを用意する。
 
いよいよ出発かと思えばタオルを忘れていたことに気がつく。すでに靴を履いていたのを脱いでもどると、なぜか財布がそこに置いてあった。
 
まったく、物忘れが増えて自分で嫌になる。
 
これからはリストを作っておいた方が良さそうだ。
 
 

246を西に

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松田から御殿場に向かうところ
とりあえず最短ルートで丹沢湖に向かう。
 
丹沢湖を選んだ理由は、テストサドルで利用したお店のトミタさんの話しの中によく出てくる場所だからだ。
 
Googleで調べると、片道50キロには少し足りない。しかし、湖を1周して少し遠回りをすれば100キロを超えるだろうと思った。
 
日本一周では朝から日が暮れるまで走っていたので、100キロ以上走ったことはある。しかし、単に走るのが目的で一気に走ったことはない。
 
先日、新しいサドルを小田原でつけてもらいその後約50キロを走り、トータル80キロを走っている。だから100キロもいけそうな気がしていた。
 
 
ともかく246号線を西に向かって走る。反対車線を走るロード乗りにも何人か出会った。その中で髭のライダーが会釈をしてくれた。なんだか嬉しい。がんばろうという気になる。
 
ただ、前にも書いたと思うが246は交通量が多い。それにトラック比率も高い。
 
伊勢原市と秦野市の境にある善波峠を登るのにも慣れてきた。ストラバを利用してから3回目だが、記録を見ると新記録だ。ただ、1回目より1秒早いだけ。なお2回目は1回目より1秒遅かった。
 
善波峠を下るとその後はなんどもアップダウンをくりかえす。
 
渋沢を過ぎると松田の方まで一気に下り、スピードは40キロを超える。ぼくではとても平地では出せないスピードだ。
 
そしてこの辺りから目立つのが、ダンプカーである。
 
東名インターの舗装工事とか第二東名の工事とかあちこちでやっている。だからもうダンプだらけだ。
 
そして松田から御殿場に向かう道は路肩が狭く、自分のバイクがダンプの通行を邪魔している感じになってしまう。その日は対向車線も混んでいて、なかなか追い越せないようだ。対向車が途切れた時に、できるだけ路肩によってスピードを落とし、後ろのダンプを先に行かせる。
 
そうやって慎重に走ってはいたのだが、強引に抜いていく輸送トラックがスレスレを通過したのには肝を冷やした。思わず停止して、呼吸を整えた。ダンプの運転手はたいてい離れて追い越してくれるのに。
 
246から中川温泉方面に右折するとそうした緊張からは解放されてホッとする。
 
しかし、その先でも橋を作っていてやはりダンプカーは走っていた。ただ、車の数はかなり減った。
 
この辺りに来るのは久しぶりで、20数年前は毎週のように釣りに通っていた道である。なんだか懐かしい。
 
そして、このあとに急坂が待っている。果たして止まらずに上がれるだろうか。
 

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ここからが本格的な登り
20代の頃、友人とツーリングに来て丹沢湖を1周し、帰りにその坂を下った。何度かきていたので僕が先頭を走ったが、後ろについてきた友人はカーブで滑り、怪我をしてしまったことがある。
 
近くの病院で応急手当てをしてもらったが、幸い擦り傷だけで済んだ。ただ、どうようにバイクのカウルも擦り傷だらけとなった。そのバイクは友人から借りてきたもので、カウルを全て交換したので相当の出費だったらしい。
 
そんなことを思い出しながら坂道を登る。すでにフロントはインナーに切り替えている。走ってみるとそれほどの急坂ではなかった。ただ、長い。サイコンのスピードメーターをみれば時速8キロで進んでいた。
 
「あれ、意外に速いじゃん」。おそらく時速5、6キロになるだろうと思っていたから結構やるじゃんと思ったが、それだけこう配がたいしたことなかったということだ。
 

冬の丹沢湖

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三保の家
坂をのぼりきってトンネルを抜けると丹沢湖だ。暦の上では冬だが、まだ晩秋といった感じの木々の色づきだ。
 
そのまま進んでいくと、湖の底に沈むはずだった民家を移築した「三保の家」があった。中を覗いてみると、立派な建物である。馬小屋のような別棟もある。
 
建築されたのは江戸の幕末ころらしい。そしてここに移築されたのはダムができた昭和53年と書いてあった。
 
そういえば、ダム湖にするときって湖底に沈むところを別に綺麗にならしたりしないようだ。だとすると、それまで長く住んでいた家が水没していくわけで、元の住民は寂しさや切なさを感じただろう。

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母家
そのあと、よく通った世附川の方へ行ってみる。するとそちらにもダンプカーが往来している。先の方まで行ってみると河川工事をしていた。
 
その辺りから橋を越えて一周しようとしたが、林道陥没のため通行止めとなっていた。
 

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ここから引き返す
引き返して湖の北側を回ろうとしたところ、一方通行となっていたので結局半周しかできなかった。
 
今度来た時は反対側から走ってみることにしよう。
 
東側は玄倉川が流れ込み、上流にはユーシン渓谷がある。以前、丹沢湖のほとりに車を止めて自転車で林道を走ったことがあるが、ユーシンの水の色は綺麗なコバルトブルーで、ユーシンブルーとも言われて美しい。
 
あのときは貧弱なライトでトンネル内が何も見えず、おそるおそる通った(行き帰りで2回も)。また、登りのほうが大変だと思っていたら、下りはずっとブレーキをかけなければならず、そのため握力が続かず一苦労した。
 

帰りは246を東へ

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夕暮れ間近の丹沢湖
丹沢湖からの下りは、滑ってコケないように慎重に下っていく。4時少し前になり山影はもう肌寒くなっている。それでも日が当たっているところは暖かいので、持ってきたウインドブレーカーはまだ出さずにおいた。
 
246号に入ると、下りばかりではなく上りも繰り返し現れるので、体が温まってきた。
 
帰りはダンプはいないかと思いきや、なんとダンプだらけの渋滞。そのため、脇を通ることもできず、ダンプカーの後ろにつく。そうやってのろのろとしばらく進む。松田を過ぎたあたりで車が流れ出すが、渋沢に入ると再び渋滞。
 
けっきょく、同じダンプカーと前になったり後ろになったりして伊勢原あたりまで一緒だった。ダンプだって土砂を運んだらもどらなくっちゃね。だから帰りの方が集中してしまうということでした。
 
工事といえば冬。おそらく3月いっぱいまで続くのだろう。
 
渋滞の中を走りながら、夕飯のことを考えていた。そろそろ腹が減ってきた。持ってきた行動食は丹沢湖ですべて食べてしまった。
 
金曜はカレーの日、と決めている。カレーはレトルトだが、米を浸してくるのを忘れてしまった。そこで頭に浮かんだのが家の近くにあるCoCo壱のカレーだ。
 
そう思うとできるだけ早く行きたい。
 
最短ルートで到着して店内でストラバを見ると、100キロまであと2キロ足りない。ここまできたら100キロを越えたい。そこで、カレーを食べたあと、少し遠回りして帰った。
 
そして、走行距離を見ると102キロ。やったー! 100キロ越えたぞー。
 
 

最後に

ここまでサドルのことが出てこなかったのは、問題がなかったということ。
 
強いていえば、モンベルのビブタイツのパットを縫い付けている端の部分が少し擦れていたことくらいだ。サドルは全く問題ない。
 
この調子で行けばブルベの200キロなら走れるかもしれない。
 
でもやっぱり疲れた。
 
 
では、このへんで
 
 

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