Hakuto-日記

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足のサイズの測り方  【大きすぎる靴はトラブルのもと】

 

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先日、足のサイズを測ったことがあるかという投げかけをしました。

 

challe.info

 

今回はその足のサイズの測り方について、上の記事の中で紹介した本に書かれている測り方をご紹介します。

 

この記事を読んで靴に対する誤解が無くなってくれたら嬉しいです。

 

【目次】

 

先日の記事では、足の測り方について、moonstar のサイトを紹介しました。

ただ、足を測るときに体重をかけるのかどうかが、私にもよくわかっていませんでした。

 

今回は、先日の記事内で紹介した本「その靴、痛くないですか?」の中にベストと思われる答え(測り方)が書かれていました。

 

それは、足の長さは立って両足に均等に体重がかかっているとき、足囲は椅子に座って体重を乗せないで測ったときということでした。

 

それではなぜ、そうするのか?

 

また、ほとんどの人が思っている「日本人の足は幅広甲高である」ということについて、それは誤解であるということをこれからこの本の内容から説明していきたいと思います。

 

 

足の測り方

 

自分の足にあった靴を探すためには、足のサイズを正しく測ることが大切です。

では、正しい足の測り方です。

 

足の長さの測り方

まっすぐに立ち、左右の足に均等に体重をかけます。この時のかかとから指の先端までの長さが足の長さです。

 

このとき、白い紙を壁につけて置き、その上にかかとを壁につけて立ちます。自分で正確に測ることは難しいので、誰かに手伝ってもらい、足型をなぞってもらうのが良いそうです。

 

足囲の測り方

椅子に座り、体重をかけない状態で、親指の付け根の骨の出っ張りと小指の付け根の骨の出っ張りとを結ぶようにして測ります。

 

体重をかけて測ると足の幅が広がってしまうため、大きい靴を選んでしまう要因になります。足の幅が広がってしまうのは、現代人は足の裏の筋肉が弱っていて足裏のアーチが保てなくなっているからです。

 

もし、こうして測った足囲と体重をかけた時の足囲との差が、1・2cm以上あれば開帳足が疑われます。

 

開帳足でも足にあった靴を履いていれば、自然と改善していくそうです。

 

 

 

日本人の常識の誤り

 

あなたも「日本人の足は幅広甲高」だということを聞いたことがあると思います。

 

この本では、女性だけの統計が示されていますが、52〜82歳では幅の広いワイズが大半を、19〜25歳は幅の狭いワイズの割合が多くを占めていて、45〜51歳はその中間となっています。

 

だから年々女性の足幅は狭くなっていて、幅広というのは50歳以上の話であるということです。

 

しかし、この調査は1991~1992年のデータを基にしているようなので、もう30年も前のデータです。

 

それを考えると、70代までの女性は足幅の狭い人が多いということになります。

 

 

靴のサイズはあてにならない

靴選びで、表示されているサイズはあてにならないことも覚えておいた方が良いでしょう。

 

ひとつは、靴のサイズを木型サイズで表記しているものと、足入れサイズで表記しているものとがある、ということ。

 

木型サイズは、つま先に捨て寸(トゥーボックス)をとっていない、実際の足の長さに合わせたサイズ表記で、スニーカーなどがこのサイズで表記されることが多いそうです。

 

足入れサイズとは、つま先のトゥーボックス分の長さを見込んだ長さになっていて、パンプスなどがこのサイズで表記されることが多いそうです。

 

だから、スニーカーの24cmを履いていた人(足の長さは23cm)のひとが同じサイズのパンプスを履くと大きすぎる(木型サイズだと25cm)結果になってしまいます。

 

 

もうひとつは、靴の製造メーカーごとにサイズ表記の基準があって、同じ長さで表記されているからといって、実際は必ずしも同じではないということです。

 

つまり、自分の足に合うかどうかは、試し履きして見なければ分からないということです。

 

 

足のトラブルは「大きすぎる靴」が原因

開帳足

開帳足とは足裏の筋肉が衰えて足のアーチが崩れてしまった状態です。

体重をかけると足が広がってしまうため、体重をうまく支えることができなくなります。

 

この状態では、うまくバランスが保てないので、足以外の腰や肩の痛みなど全身に悪影響を及ぼすことがあるそうです。

 

ですから、体重をかけない状態で測った足の形を保つことができる靴を履くことで、足のアーチが支えられて、開帳足が改善されてくるというわけです。

 

開帳足が改善されてくると、こんどはその靴がゆるく感じてくるそうです。

 

3つのチェックポイント

先日の記事にも書きましたが、足の形には親指が一番長いエジプト型、人差し指が一番長いギリシャ型、親指と小指との差があまりないスクウェア型の3タイプがあります。

 

この足の形にあった靴を見分けるには、靴底の形を見るのがいいそうです。

 

チェックポイント①靴は靴底の形を見る

チェックポイント②靴と甲との隙間は指の先が少し引っかかる程度

チェックポイント③爪先立ちでかかとが抜けない

 

以上のようになっています。

ポイント②は、女性の靴またはスリッポンのチェックポイントのようです。紐履はここの調整ができますね。

 

私なりの解釈では、

ポイント①は、足の形にあった靴を選ぶということ。

ポイント②は、足の幅がピッタリ合っているということ。

ポイント③は、足の長さとかかとの大きさがピッタリ合っているということ。

と、このように理解しました。

 

ちょっときつめが理想

つま先立ちしたときに、かかとが抜けず、変なシワができず、足にぴったり吸いついてくるように感じる靴があなたの足に合った靴です。」と足に合った靴とはこういうものだということが書かれています。

 

わたしの経験では、始めはちょっとどころかかなりきついと感じました。なのにどこも痛くないのです。きついのに指が動かせて靴の中で足がズレないのです。踵を上げたときに吸い付くように靴も一緒に上がってくるといった感じでした。

 

 

もし、いま履いている靴でも5mm以下ならインソールで調整ができるそうなので、前掲の本をお読みいただくか、インソール専門店を訪ねてみてください。

 

靴擦れをする靴というのは、ほんのちょっとだけサイズが合っていないというサインなのだそうですよ。

 

また、この本は女性の方のハイヒールについても詳しく解説されていますので、ハイヒールを履く方にはとくにおすすめです。

 

 

 

まとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

わたしは、外反母趾ではなく小指側が内側に曲がる内反小趾になっていました。

 

最近はビジネスシューズを履くこともなくなり、足の指の状態はだいぶ良くなりましたが、それなのにも関わらず、小指の皮が厚くなって硬くなるのは何故なのでしょう。

 

人間の体は不思議です。体を守るために皮膚が厚くなったら、今度は刺激がなくてもまだ厚くなろうとしている。そうやって一度順応すると元に戻すのは大変に時間がかかるもののようです。 

 

細胞が記憶しているということでしょうか???

 

 

では、このへんで

 

 

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