
秋冬のキャンプ、寒そうだなーと躊躇していませんか?
実は秋、冬ならではの楽しみ方があります。
そして快適に眠るためにはどうしたらよいか、
今回はそんな秋冬キャンプの魅力と準備についてお伝えします。
【目次】
暖かい時期のキャンプの経験はあるけれど寒い時期はちょっとねぇー
と、二の足を踏んでいる方に
これから、そっと背中を押してあげようと思います。
秋冬キャンプの魅力
さて、どうして二の足を踏んでしまうのでしょう。
それはきっと「寒そー」ということではないでしょうか。
ということは、寒さ対策をしっかりしておけば安心というわけです。
その寒さ対策を考える前に、秋冬キャンプの魅力を探ります。
魅力その1 虫が少ないこと
虫が住んでいるところに行くのだから、虫がいてあたりまえなんですが、やっぱりいやですよね。 その虫が寒い時期にはあまりいません。
だから、刺される心配もなくて虫除けスプレーがなくても外にいられます。 それにテント内に蚊が入り込んで眠れないということもありません。耳元であのブーンという音を聞くと眠れないですよね。
魅力その2 人が少ないこと
この記事を読んで、みんな秋冬キャンプに乗り出したら大変ですが、まぁ、そんなことは心配不要ですね。やっぱり秋冬はキャンプをする人は少なくなります。小さな子ども連れでは、やはり寒さが心配ですからね。
そうすると、子ども連れの家族が少ない。
逆に小さなお子さんがいる方は、子どもがキャンプ嫌いにならないように寒い時期は日帰りキャンプ程度にしておきましょうね。
すると、秋冬のキャンプ場の夜は静かな大人の時間が流れていきます。
どうです? 魅力的でしょ。
魅力その3 焚き火ができること
人は火をみると、なぜか心が癒されるもの。さらに暖が取れる。料理もできる。
焚き火の暖かさはなんともいえない暖かさで、じわーっと幸福感がからだに沁みてくるような感じがします。
秋冬キャンプの寒さ対策と気をつけたいこと
テントの寒さ対策
秋冬のキャンプでは、地面からジワーッと冷えてくるので、テントにはテントの床全体を覆うマットを敷き、さらに寝袋の下に足まである長さのマットを敷くのがおすすめです。
寝袋だけは、いいものを買ってください。ダウンの冬用が欲しいところです。快適さが違います。
こんな記事を参考にしてください。
わたしが自転車日本一周のときに持って行ったのは、寒くなる前に旅を終える予定だったので、3シーズン用のダクロンが詰まったものでした。それでも5月の東北は寒くて困りました。さらに荷物を小さくまとめようと、マットを120cmの長さのものにしたので足元が寒くてよく眠れないことがありました。
そして怪我をしたために真冬の時期まで経験することができたのですが、通院のために自宅に戻った際に、寝袋をダウンの冬用のものに変えたので、おかげで快適に眠れました。足元には中を出したパニアバッグを潰して敷いていました。
焚き火
焚き火は秋冬のキャンプにはなくてはならないものだと思います。自転車旅行では焚き火道具を持ち運ぶわけにもいかず、ガスストーブ(コンロ)の炎を手にかざす程度しかできませんでしたが、しまなみ海道の身近島でキャンプした時は、焚き火をしているキャンパーに混ぜてもらいました。
焚き火にあたりながらいろいろな話をして酒を飲む。ときどき、その火でソーセージなどを焼いてつまみを作る。そんな夜を過ごしました。
さて、ここで焚き火の注意点です。
最近は地面の上で焚き火ができるところはほぼないといってもいいでしょうし、やるべきではありません。キャンプを終えて撤収した後は、キャンプをした形跡を残さないくらいにしておくべきです。
そんなこともあり、焚き火のできる台というかコンロにもなったりするものが各ブランドから売られています。ぜひ、そういった焚き火台を使ってください。
焚き火台についてはこんな記事を参考にしてください。
それから、焚き火をする際は、化繊のものを着ていると火の粉で穴が空いてしまうことにも注意しましょう。わたしは焚き火にお邪魔した時に赤いアノラックに穴を空けてしまいました。さらに火を消して、落ちた燃えカスを靴で踏んづけたとき、火の粉が飛んで足首が「あつっ」と思ったら、靴下に穴が空いていました。 ちゃんと拾うべきでした。
ですから、焚き火はテントやタープから離れた場所でやりましょう。
あと、木を燃やしたときの強い匂いが衣服に着くので、焚き火専用に綿などの上着を用意しておくとよいと思います。
ついでにあまり楽しいからといって夜遅くまで騒がないことにも注意しましょう。そして飲み過ぎにはくれぐれもご用心。わたしはその翌日、二日酔いで夕方まで寝ていました(反省しても同じことを繰り返すのが人の性。でもちゃんと9時にはお開きにしましたよ)。
よろしければ身近島での旅日記もご覧ください。
寒さや冷えへの注意
キャンプで昼間運動して汗をかいたら、かならず体を拭きましょう。できたら着替えた方が良いです。夕方から冷え込んで、体が冷えます。
また、当然冷えない格好をすると思いますが、足元を冷やさないようすることも大切です。膝掛けなどがあるといいと思います。そして足が冷えると夜なかなか眠れません。そんなときはカイロを使いましょう。
まとめ
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