わたしは、自転車日本一周の旅をした約半年のほとんどを
L.L.Bean のアノラックを着て過ごしました。
このアウターのおかげで旅は楽しいものになりました。
今日は一年通して使えるアウターの紹介です。
【目次】
赤いアノラック
自転車日本一周に着ていったのは、30年くらい前に買った赤いオールド・アノラック。
もうだいぶくたびれて、裾や腹部にあるゴムのドローコードが伸びきっていました。
けれど、少し色あせてはいましたが、生地はしっかりしています。
そこで、アマゾンで手芸用のゴムを買い、伸びたゴムを交換して着ていくことにしました。
一年中使えるアウター
アウトドアで一年中使えて、登山や釣り、ツーリングにキャンプなどオールマイティなアウターって何がいいでしょう。
『ザ・ノース・フェイス』『パタゴニア』『コロンビア』『シエラデザインズ』『アークテリクス』『エルエルビーン』『マーモット』『ヘリーハンセン』『マムート』『ミレー』『モンベル』『スノーピーク』 などなど、たくさんのブランドやメーカーがあって困りますよね。
山に登っている人に聞けば、おそらく「モンベルを選んでおけば間違いない」と答えるのでは無いでしょうか。
ただ、これがけっこう被るんですよね。
だから、人とはちょっと違っていて、それでいてちゃんと使えるものが欲しいという人にオススメなのが、L.L.Bean のアノラックです。
その理由を説明します。
L.L.Bean のアノラックは少し厚めのナイロン生地一枚で作られています。
だから耐久性があり、適度の風を防いでくれ、暑い時にはファスナーを開けて熱を逃がし、逆に寒い季節は下に暖かいインナーを着れば暖かくなります。さすがに真冬にじっとしている時は、この上からダウンを羽織るなどしないと寒いですが、薄手のダウンでもかなりの寒さまで耐えられます。
適度な風を防ぐといいましたが、これは通気性が良いということです。体を動かすアウトドアでは、なるべく蒸れないことが快適性につながります。
それに加え、まだL.L.Bean を着ている人をあまり見かけることがないし、カラーも豊富なので、他の人と被りにくいという点もいいところです。
わたしが走った季節は晩春から冬までの真夏を除いた期間でした。
その間、本当に暑い時を除いてほぼ毎日、この赤いアノラックを着ていました。
雨の日にはゴアテックスのレインウェアを着ていましたが、雨が上がると体が蒸れてきたので、このアノラックに変えていました。
また、道路脇から枝が飛び出していたりすることがありますが、すこし厚めの生地なので、破れないというだけでなく、皮膚も保護してくれました。
また、洗濯した時に乾きやすいのは長い旅をしている時にはとてもありがたいことでした。
弱点は、ナイロン製なので若干退色することです。そのへんはポリエステルの方が優れているようです。
L.L.Bean ってどんなメーカー?
L.L.Bean は、レオン・レオンウッド・ビーンにより、1912年に米国メイン州で創業したアウトドア・ブランドです。日本では一時トートバックがブームになりましたね。L.L.Beanのトートは自立するのがいいところです。
創業者のレオン・レオンウッド・ビーンは自然を愛するハンターで、仲間からはL.L.と呼ばれていたという記事を読んだことがあります。L.L.はハンティングをする時に履く靴に不満を持っていました。革製は、雨が降れば濡れて重たいし、ゴム製は履きにくい。そこでモカシンにゴムを貼り付け、その上に皮を縫い付けるというメイン・ハンティング・シューズを考案し販売します。販売方法は当時からカタログによるメールオーダーをシステムを取り入れています。
L.L.Bean ポリシー
ところが、最初に100足販売したうち90足が縫い目がほつれてゴムが剥がれるという不良品だったそうです。それを全ての客に返金して誠意を示したことから信用が生まれていきました。
それ以来、徹底した品質管理とフィールドテストがL.L.Beanの伝統となり、今でも受け継がれている無条件、無期限返品のL.L.Beanのポリシーの一つとなっているということです。
現在は、アウトドア全般の商品を開発するブランドになっています。
どこで買えるの?
1.L.L.Beanストアでの購入
購入できる店舗はこちらをご覧ください。
2.L.L.Beanオンラインショップによる購入
全国一律550円(税込)、5,000円(税込)以上の購入で送料無料
3.カタログによる購入
カタログにより1または2、およびフリーダイヤル(0120-10-8080)
カタログはオンラインショップのサイトから請求できます。
全国一律550円(税込)、5,000円(税込)以上の購入で送料無料
このほか、米国L.L.Beanからも購入できます。(私が買った当時の販売方法です。)
日本人向けのサイズ展開
L.L.Beanのいいところは、サイズ展開が豊富なところです。
USサイズとジャパン・フィットのどちらからも選択することができます。
細かくサイズが載っているのでとても便利です。
わたしは、自転車日本一周の旅を終えて新しいアノラックを買い換えました。
前のはプルオーバーでしたが、今度は脱いだり着たりがしやすいフルジップのものにしてみました。プルオーバーはカンガルーポケットが便利だったのですが、違うタイプも試してみようと思ったわけです。
このとき選んだジャパン・フィットサイズが自分にはぴったりでした。昔はUSサイズしかなかったので、微妙に合わないところがあったのですが、もうそんなことはなくなりました。
左裾についているタグ
襟元のタグ
現在のタグ(左胸)
襟元は印刷に変わっている
まとめ
新しいアノラックも、コロナや何やかでアウトドアが楽しめないでいるため、近所で着るだけになっています。
先日も散歩のときに着ましたが、すこし厚手なので体が守られているという安心感があります。
しかも今度は4色の色使いのものにしたのでなんだか楽しい気持ちになれます。
最後に、L.L.Beanは不良品はもちろん、気に入らない場合も返品ができます。
L.L.Beanの返品ポリシーについて
もしお買い上げの商品に100%ご満足いただけない場合は、ご購入から1年以内にご返品いただければご返金いたします。素材や製造に起因した商品不良は、ご購入から1年を経過した商品でもご返品を承ります。
と公式サイトに載っているので安心ですね、
なお、返品には購入したことができる証明が必要になるので念のため。
では、このへんで
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