昨日は久しぶりに散歩を再開。
そうしたら他所の家の庭先に秋の草花を見つけました。
さらに綺麗な夕焼け。
たくさんのご褒美をもらった散歩でした。
今日は、散歩しながら考えた「楽しい」ということについて、
そして、ときめきとワクワクについてのお話です。
【目次】
楽しいことって?
楽しいことをやりたい。
けれど、楽しいことってなんだろう。
そもそも楽しいって何?
以前、これからは楽しいことをやりたい
そう思って、やりたいことリストを書き出してみた。
それをやっている時の自分を想像してみる。
実に楽しそうだ。
そんな姿を想像するだけで心がワクワクする。
それじゃ
ワクワクすることが楽しいこと?
でも
ワクワクするって言葉、どちらかというと男の方がよく使うような気がする。
それじゃ女の人はどんな言葉を使う?
そう思った時に浮かんだのが
「ときめく」という言葉。
こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』
もうかなり前になるけれど、「こんまり」こと近藤麻理恵さんが書いた
『人生がときめく片づけの魔法』のことが頭に浮かぶ。
調べて見ると、2010年に世界40カ国以上で翻訳出版され、シリーズ累計1200万部を超えるベストセラーになっているらしい。
現在の肩書きは「片づけコンサルタント」
アメリカの雑誌TIMEの「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたインフルエンサーだ。
この本を読んで凄いと思ったのは、
単なるハウツー本ではなく、片づけを人生のイベントとして捉えていること。
物を捨てるかとっておくかの判断は、
心がときめくかどうかで決める。
とても愛情に溢れた内容なのです。
最初に手をつけやすいという自分の服を
こんまりメソッドにしたがって片付けてみた。
とてもよく片付いたし、リバウンドもしない。
綺麗に並べられた衣服は
引き出しを開けるたびに気分を良くしてくれる。
こんまりさんの使ったのが「ときめく」という魔法。
家中のすべての服をすべて目の前に持ってきて
一つひとつ手で触れてみる。
そして、ときめくかどうか、自分に問いかける。
そんなことで分かるの?
自分もそう思った。
けれどなんとなく分かる。理屈じゃない。
そんなことがあったから、
すぐに「ときめく」という言葉が浮かんだ。
けれど、ときめく感性は女性の方が鋭いと感じる。
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「ときめく」とは
では、ときめくとは一体なんだろう。
ときめくとは、ある出来事に対して
いま、このときに起きている反応。
心だけではなく
体にも変化が起きている。
だから、触れることが大切なのだろう。
反応して脳が快の状態になる。
それが楽しいということ。
「わくわく」とは
これに対し、はじめに感じたワクワクとは何?
ワクワクするときってどんなとき?
たとえば、
自転車で日本一周をしようと思った時。
オートバイでオーストラリアを一周したら面白いかも、と考えたとき。
美人の女性を連れて歩いたら羨ましがられるだろうな、などと考えたとき(昔ね)。
つまりワクワクとは
将来の自分の姿を思い描いて悦にいっている状態。
夢を思い描いて遠い目をしている。
つまり、将来への期待。
けれど、これだって楽しい。
男女脳の違い
2002年に出版された『話を聞かない男、地図が読めない女』(アラン・ビーズ、バーバラ・ビーズ、主婦の友社刊)がベストセラーになって有名になった男女脳の違い。
男は狩に出かけ、女は留守を守り、木の実や植物を採取する。
男は獲物に合わせて行動したり
取れた獲物を安全に持ち帰るルートを頭に描くため
空間認識能力が高まった。
女は固定された目印をもとに行動していたため
景色や目印をもとに移動する能力が高まった。
男は獲物が持って帰れるか
その奮闘ぶりを女が認めてくれるか
それで男の自尊心は満たされた。
女は家族が無事で生きていけるよう
他人のわずかな気持ちや態度の変化を見逃さないようになった。
それが認められることで自尊心は満たされた。
そしてそのことが
「女の勘」を発達させた。
そして男は女の評価に期待する。
だからたぶん
男の方がワクワクを感じやすい。
ときめきは女の方が感じやすい。
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ワクワクに向かって進め
ワクワクとは
未来の楽しそうな自分の姿を思い浮かべて脳が快になること
つまり、夢を生きている。
これに対し、ときめきとは、いま、ここの反応。
今を生きている。
だから、
いつまでもワクワクの状態でいることは停滞。
そのワクワクに向かって行動すること
そうしなければ
今を生きていることにならない。
最後に
散歩と思索。
思索するってなんだか哲学者みたいでカッコいい。
男はそういう姿を客観的に眺めて悦にいる。
他所の家の庭先に咲いたホトトギスと紫式部の実が
幸せな気分にしてくれて気づかせてくれたこと。
いま、ここを生きるってむずかしいなー
では、このへんで
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