Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.5.31 PART Ⅰ 奥の細道と東北の旅(自転車日本一周33日目)

5月31日(金)、曇りのち雨 勝木町から新発田市 63.44キロ

昨夜は、真夜中に線路の補修工事が行われたようで、ものすごい音と振動で起こされました。初めは何の音だか分からず、工事車両が入ってきたのかとて思いました。けれどその後、テント脇を車(たぶん小型トラック)が通り、おちおち寝ていられませんでした。
 
朝食は食パン2枚にコンビニの卵サラダを挟んだもの。以前はこれだけで十分満腹でしたが、なんだか物足りず、結局ジャムで1斤食べてしまいました。暖かくなって来ると保存のきかないものはすぐに食べないといけなくなってきます。
 
昨日の温泉に行く交差点にあるコンビニでコーヒーを飲んでいると、若い男性が興味津々と言う感じで寄ってきて、いろいろと自転車旅のことについて質問されました。何を訊かれたのか忘れましたが。
 
少し走ると笹川流れと書いてある看板があります。笹川流れってなんだ? と思って案内板を見ると、どうやらこのあたりは笹川地区といい、海岸に奇岩が続き、潮の流れがみられたことからついた名のようです。ここから見る佐渡島は霞がかかりむらさき色に見えます。
 
昼前、海岸からちょっと峠のような道に入った上に食堂が2軒あり、どちらもメニューや料金が出ていないので、ちょっと古そうな(安いと思われる)方に入りました。けれど、千円以上のメニューしかなくがっかりでした。仕方ないので奮発してカキフライ定食を頼みました。1,150円なんですけどね。ところが、サザエのような貝とかがたくさんついていて、期待以上でお得感がありました。食べて怪我を直す意気込みできれいに完食です。
 
店から出ると、雨がポツポツと降り始めてきました。ん、荷物を留めるゴムに何か紙がはさまっています。見ると、レシートと名刺がはさんでありました。レシートの裏にメモが走り書きしてあり、同じ自転車日本一周中の方が同じ旅をしている自転車を見かけたので、メモを残したのだそうです。なんだか嬉しいですね。
 
雨は2時前から本降りになりました。でも昼前に宿を押さえておいたので安心です。道も平坦でいい道なのですが、歩道がないところがあり、あっても狭くて神経を使います。
さらに、歩道や路肩には草がたくさん生えているので雨の日は悲惨です。おそらくカヤツリグサだと思うのですが、種子がバッグや自転車、そして足にもくっついてきます。
 
15時頃宿に到着。上がる前に外で荷物についた草の実を払い落とし、雑巾できれいに拭き取ります。そんな姿を見かねたのか、宿の大女将が自転車を玄関の軒の下に入れさせてくれ、部屋も玄関近くの部屋に急遽変更してくれました。準備してくれていた部屋は3階だったので、とてもありがたかったです。夕食も上手くて量もたっぷり。広い部屋でゆっくり休めました。
 
では、このへんで。
 

 

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海岸沿いを行く

 

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近くに山が迫る

 

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途中で洗濯

 

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笹川流れの案内板

 

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佐渡を見ながら

 

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峠のような道を上る

 

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