1月17日(金)、雨 土佐清水市から宿毛市 54.11キロ
予報通り夜から雨。
ゲストハウスに連泊したかったのですが、調理禁止なため食料が足りず、そして近くの店まで5キロもあり、結局それなら走ったほうがいいだろうと思い、出発することにします。
雨の中どこまで走るか。
宿泊先を探してみましたが安い宿が見つかりません。
ともかくそのまま出発しました。
せっかくなのですぐ近くの大岐浜を見に行くと、雨の中をひとりのサーファーが海に入っていました。美しいビーチを独り占めしている気分は最高だろうなと思います。
土佐清水の港を右に曲がって進んでいくと、海岸に面白い岩が見えました。近くの説明板に化石漣痕とあります。なかなか楽しい海岸沿いの道です。
途中の道の駅でお昼を食べながらそこでもう一度宿を探します。ビジネスホテルが3千円台なのでそこで妥協することにしました。
渓流沿いの雨の山道を走ります。鳥の鳴き声が響き、爽やかな風が頬を通り過ぎます。
川の水も空気も澄んでいて心が洗われるような気がしました。
この辺りの山はそれほど高くないので峠道もなだらかです。光も谷間に届いて明るくて気持ちがいいです。
そして峠を登る時は川の上流に向かい、下る時は川下に向うのが連続して味わえました。
淵を除くと大きな魚がゆったりと泳いでいます。
高知は四万十川だけでなく、どの川も水が澄んでいて、いいところだなあと思います。
雨は少し前に止みました。
では、このへんで。