5月7日(火)、晴れ 福島市から柴田町槻木(つきのき) 72.4キロ
今朝は気温が低かった。日が当たると暖かいけれど風が冷たい。そして風が強くてなかなか前に進みません。それに加えて道が荒れていて、どうしても注意が路面に行き、景色を眺めている余裕がありません。なんだか体が重く、少し頭痛もします。
それでもいろいろと芭蕉の跡を辿ります。
まずは文知摺り観音。芭蕉は義経に深い思いがあるため、義経のために命を落とした佐藤兄弟の墓のある医王寺に行きたかったようです。私も医王寺を経て飯坂温泉に向かいます。
飯坂温泉は共同浴場をネットで検索し、出て来たところは本日休み(火曜定休日)でした。大きな案内板の地図を見ると、近くにもう一軒あるようなので行って見ます。すると、どうやらそこが芭蕉の入った湯のようです。ラッキーでした。
そこは鯖湖湯という共同浴場で、お湯はかなり熱く、水で相当に埋めないと入れません。後から入って来た人も、あまりの暑さにびっくりしていました。熱かったけれどとても気持ちよく、頭痛もすっかり消えました。
湯から上がると昼が食べられるところを探しましたが、近くには寿司屋以外に食堂らしきものはありません。奮発して寿司を食べました。今日の目的地まではあと40キロ程走らなければなりませんが、もう2時半です。日が暮れる前に着けるか心配です。
飯坂温泉から槻木までの途中、桑折(こおり)の石仏群の一部をみて、続いて少し北の義経が腰掛けたという松をみました。天気が良く明るかったのですが、それでもどちらも寂しいところでした。
そして、なんとか暗くなる前に到着。ここは高台にある公園です。見晴らしがすばらしくい。日が暮れると家々に明かりが灯りとてもきれいです。近くに鉄道が走る音が聞こえて来ます。ただ、鉄橋を渡る音が響いてきてちょっとうるさいです。
今日は東屋を借りてその下にテントを張りました。
では、このへんで。
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