Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.5.3 PART Ⅰ 奥の細道と東北の旅(自転車日本一周5日目)

 

5月3日(金)、晴れ 日光市から大田原市 60.12キロ

昨日、昼間は暖かかったけれど夜はかなり冷えました。
 
キャンプ場から少しだけ下ったところにある橋を渡り、大谷川の左岸に沿って走ります。左に曲がると田んぼがあり、その先にはこんもりとした森が見えます。森に入るとアップダウンしながら道が続きます。
 
そこを登っている時に、ロードバイクに乗った人が「頑張って」と声を掛けて追い越して行きました。礼儀正しいのですが、こちらは必死に漕いでいるため後ろから来ていることにまったく気づかず、ビクッとしました。
 
その先も同じように田んぼと山が繰り返し現れます。似たような景色が続き、どこも同じように見えてどこを走っているのか方角さえもわからなくなってきます。昔の人は山道を通るのも大変だっただろうし、道にも迷ったことでしょう。
 
日差しは初夏の強さですが、木陰に入るとひんやりして癒されます。その先の大田原まで出ると平らな田畑が広がっています。麦畑も多く、この時期の麦は緑色が鮮やかです。
 
55キロほど走って那須神社に到着。ここに来る最後の上り坂が堪えました。昨日の日光の上り坂が効いたのでしょう。体が悲鳴をあげて「もう無理」と心が叫んでいます。もう今日はここまでと決め、近くのキャンプ場を探します。
 
5キロ先に温泉の湧くキャンプ場を見つけました。おまけに食堂もあります。受付に行くと、
「連休中でもう予約でいっぱいなんだよね」とのことです。
「小さなテントなのでなんとかお願いします」
とこちらも必死でお願いしたら、ありがたいことに受け入れてもらえました。
 
実は受付する前にキャンプ場の様子を観察したのですが、割と間隔をあけてテントやタープが張られていて、小さなテントなら入れてもらえそうだという読みもありました。
 
「いつも予約なしでキャンプしてるの?」
と聞かれ、
「自転車なのでどのくらい走れるのか分からなくて」
と答えました。実際まだ旅を始めたばかりでペースがつかめなかったのです。それに今日みたいに「もう走れない!」ということだってあります。
 
唯一、不便だったのは水場とトイレが遠いこと。でも温泉に入り、夕食を食べたりして夜になるまでゆっくりしたので、それほど不便を感じませんでしたが。
その夜、7時に寝袋に入るとすぐに眠っていました。
 
では、このへんで。
 
 

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正面の高台がキャンプサイト

 

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キャンプ場のゲート

 

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田植えが済んだばかり(日光)

 

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大谷川

 

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山を抜けたと思ったら川があった(塩屋町)

 

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鬼怒川でした

 

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大田原の田んぼの一本道で

  

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那須神社参道入り口

 

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夏木立

 

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楼門

 

 

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