12月4日(水) 、晴れ 南阿蘇村から日之影町 72キロ
ゲストハウスでは朝食がセットになっていました。熊本の新鮮な野菜(レタス、サニーレタス、きゅうり、トマト、ミニトマト)をオリーブオイルと粗塩でいただきます。シャキシャキでとても美味しい野菜でした。夏までは自分で栽培した野菜を出しているそうです。
ブルーベリーの産地でもあるということで、自家製のブルーベリーと柿のジャムをトーストにつけていただきました。
朝食は同宿の女性も一緒でした。カフェインアレルギーとかで、コーヒーは飲めないそうです。そんなアレルギーがあるということをはじめて知りました。代わりにローズヒップティーを飲んでいました。
その女性は千葉の方で、先日の台風被害に遭って屋根瓦が吹き飛んだそうです。修理をお願いしても被害状況のひどいところが優先されたとのことでした。
高森峠を越えるとほとんど下り坂です。高千穂に着いて高千穂峡へ行こうとしたらものすごい急な下り坂でした。とても登り返せないと思い、途中に自転車を置いて徒歩で向かいました。
写真では何度も見たことはありますが、やはり実際に見てみないと周りの状況などわかりません。写真でよく見るところはやはりそのものの風景でしたが、その周りの柱状節理の馬鹿でかい壁がさらにずっと上まで続いているなんて。自然の凄さを肌で感じました。
そこから先の道も谷が深く、その谷を跨ぐ大きな橋が山の中腹にいくつもあって、谷の底の方に集落がありました。
キャンプ場への道はそんな橋の手前から急坂をだーっと下り、そこから沢に沿って山の奥に向かいます。ほとんど平坦ですが、道はどんどん山奥に入っていき、だんだん心細くなってきました。
そうしたらポツンと家が見え始め、その先に沢に沿って集落がありました。そこに石垣の村と書いてあり、確かに至るところ石垣が作られ、棚田も石垣で作られているようでした。
では、このへんで。